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炊き立てご飯

ご飯を毎日食べているという人も多いと思います。

ところが、炊きたてのご飯を食べた瞬間「あれ?」って思ったことがありませんか?

「なんとなく、いつもより美味しくない気が・・・」

「お米を炊いたら、何となくにおう気がする」

実は同じ種類のお米でも炊き方によってびっくりするほどおいしく炊けるのです!

今回は、お米を美味しく炊く方法とコツをまとめてみました。

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どうしてお米を研ぐの?


お米を炊く前に、必ずお米を「研ぐ」と思いますが、そもそもどうしてお米を研ぐのかご存知ですか?

実は「研ぐ」事も、美味しくお米を炊く大切なステップ。

市販されているお米の表面には、「肌糠(はだぬか)」という糖成分が付いているのですが、この成分、玄米から白米に精米しても精米しきれずに白米にくっついていて、これをきれいにはがした方がご飯は美味しく炊けるのですよ。

よく、「ご飯を炊いたら何かわからないけどにおいがする」という事がありませんか?

その原因の一つは、この肌糠のにおいがお米に移ってしまうから。

この肌糠を「お米を研ぐ」ことで、いかにきれいにはがすかが、ご飯を美味しく炊くコツになるのです。

ご飯を美味しく炊く方法


ご飯を美味しく炊くには、「研ぎ方」が大切です。

研ぐときに、お米についてる肌糠をきれいにはがせるかどうかで、美味しさが決まってしまいます。

それくらい「研ぎ方」は大切なのですが、みなさんは、いつもどうやってお米を研いでいますか?

ここでは、ご飯が美味しくなるお米の研ぎ方と、美味しく炊く方法、コツをまとめてみました。

研ぐときはボウルを使う

ボウル

よくお米を研ぐときに炊飯器の内釜を使う方がいますが、研いでいる途中に内釜の加工が剥げてお米に混ざって、味が落ちてしまう事もあります。

面倒かもしれませんがボウルで研ぎましょう。

お米は正しく計量する

計量器具

お米は1合ずつすり切りで測りましょう。

計量を間違うと適切な水の量も変わってしまうので、せっかくの美味しいお米が台無しになってしまいます。

最初の研ぎ水はすぐに捨てる


お米は乾燥しているので一番最初に水に触れた時、その水をとてもよく吸います。

一番最初に入れた水はすぐに捨ててしまいましょう。

これをやらないとお米についていた肌糠や汚れ・臭いが水に移り、それがすぐにお米に吸収されてしまい肌糠の汚れや臭いがするご飯になってしまいますよ。

手で20回程かき混ぜるようにして研ぐ

お米のとぎ方

最初の水を捨てたら、次はお米を研ぎます。

研ぎ方は、野球のボールを握るような形をして、お米の中で20回程ぐるぐるかき混ぜるようにするのが、お米にダメージを与えないコツです。

この時、ボウルに水を入れません。

お米は、お米同士をこすることによって生じる「摩擦」で研ぐのですが、お米が水に浸ったまま研いでも、摩擦が生まれず、お米があまりきれいになりません。

また、時々お米をぎゅっと握りながら研ぐ人を見かけますが、これはお米が割れてしまって食感が悪くなってしまう研ぎ方。

握らないように優しく研ぎましょう。

ボウルに水を入れてとぎ汁を捨てる


白くなっているとぎ汁の白い成分が「肌糠」です。

研いで水を捨てるのを3~4回繰り返すと、真っ白だった研ぎ汁の色も段々薄くなってきます。

研ぎ汁の中にうっすらお米が見える位になったら研ぎは完了です!

よく「とぎ汁が完全に透明になるまで頑張ってお米を研いでいる」方もいますが、そこまで研いでしまうと、お米のうまみ成分まで水に流れて美味しく炊けないことも。

「中のお米が見えるか見えないか程度の半透明さ」で研ぎを止めるのが、美味しく炊ける研ぎ方のコツですよ。

軽くすすぐ


研ぎが終わったら、再びボウルに水を入れて、1~2回程、軽くすすぐようにして洗います。

これで研ぎは完了!水を入れて炊飯器で炊きましょう。

炊けた後は早めにほぐす

ご飯をほぐす

ご飯が炊けたらいつまでもそのままにせず、蓋を開けてしゃもじでご飯を切るようにまぜてほぐします。

実はこのひと手間はとても大切!こうすると、ご飯がお団子のように蒸し固まらず、美味しくなりますよ。

場合によっては吸水させる


よく基本的なお料理の本を見てみると、「お米を研いだ後は30分~2時間水につけておく」という表記があります。

これは「吸水」といって、これをするかしないかで、これもお米を美味しく炊くコツの1つなのです。

しかし、実はこれは、炊飯器でご飯を炊く場合は「必要ない」のだとか。

特に最近は、炊飯器でお米を炊くことが多いと思いますが、炊飯器には、すでに吸水時間が設定されていることが多いそうです。

炊飯器のスイッチを入れるとお米がお水を吸いやすい適温まで上げてくれ、浸水に時間がかからずに済むので吸水は必要ないそうです。

(ただし、炊き込みご飯やおこわの場合は異なることがありますので、炊飯器の取扱説明書をよく読んで使いましょう)

吸水が必要なのは、お鍋や土鍋でご飯を炊く場合です。


土鍋ご飯

お米を研いで水の量をセットしたら夏場は30分、冬場は2時間吸水させてから炊きましょう。

この吸水時間は、長ければ長いほど良いという訳ではありませんが、吸水時間が短いと美味しく炊けないこともあるのでご注意を。

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お米を美味しく炊く水加減


水の量もこだわりましょう

水

さて、美味しく炊く方法の中ではずせないのが「水の量」、これももこだわりたいところですね。

一般的に古米は水の量を1割増やし、新米は水の量を1割減らす・・・と言われています。

それは、古米は保存している過程で水分が抜けてしまうので乾燥気味、普通に炊くと固めに炊けてしまうので少し水の量を多めに、また、新米は収穫してまだ日が浅いので、お米の水分もまだ蒸発していないので、少なめなお水で炊くとちょうど良い、という事なのです。

特に新米を炊くときの水の量はこだわっている方は多いようで

・炊飯器の「かため」の設定で炊く

・3合炊くなら、2合と3合の水加減の中間よりも少し多めで炊く

など水加減もいろいろありますので、何度かの量を試してみて、美味しく炊ける水の量を探ってみるのも面白いかもしれませんね。

無洗米は研ぎません


さて、最近は、お米を研がずにそのまま炊くことが出来る「無洗米」もありますよね。

無洗米は特殊な精米方法で「肌糠」までしっかりとってあるお米なので、研がなくても良いそうです。

ただし、「やっぱり研がないのは不安・・・」と思う方は、軽く1回洗う程度で大丈夫なのだとか。

その他の美味しく炊く方法


さて、お米を美味しく炊く方法やコツは、「研ぎ方」や「水の量」だけではありません。

お米を美味しく炊く方法としてお水の他に、台所にある食材や調味料を入れて炊いている人もいます。

そんな「お米を炊くときに入れると美味しくなるもの」をご紹介します。

昆布

昆布

昆布のミネラルやうまみ成分で、ご飯が美味しくなるそうです。

すし飯を炊くときに、入れている人を見かけますね。


お米1合につき1個の氷を入れて炊く方法でお米は沸騰するまでの時間が長いと美味しく炊けるので、冷たい水で炊いたり氷を入れたりして炊くと美味しく炊けるのだとか。

酒(料理酒)

料理酒

アルコールの消臭効果と糖分でご飯が美味しくなるのです。

実はこれ、私も時々やっています(笑)。

古米に日本酒を入れると、入れないときと比べて味がかなり違いますのでおすすめです。

みりん


お米1合につき小さじ1/2~1、みりんを入れます。

ご飯を炊いている時にみりんに含まれているアルコールが蒸発され、お米の糠臭さを消してくれます。

大根のおろし汁

大根おろし

意外かと思う方もいるかもしれませんが、大根の絞り汁を入れるとご飯が美味しく炊けるのです。

大根には、デンプン分解酵素「アミラーゼ」が含まれていて、これによりお米のデンプンが分解されて、甘みやうまみが増し、柔らかさと粘りが出るのです。

粉寒天


お米1合につき2gの粉寒天を入れると、お米の炊きあがりの艶が良くなりさらに食感も良くなるそうです。

入れすぎると粘りが強く出るので注意が必要。

サラダオイル


少量入れると、お米の艶が増して味も良くなるそうです。

どれも、簡単に試すことが出来るものばかりですね。

お米の研ぎ方や水加減だけではなく、意外な方法でもご飯が美味しく炊けるのですね。

まとめ


ご飯を美味しく炊く方法をご紹介してみましたが、いかがでしたか?

研ぎ方や水加減を知っているだけで、美味しくご飯が炊けるのですね。

また、研ぎ方や水の量だけではなく。炊くときに入れると美味しくなる食材も、意外と多くてびっくりしました。

どの方法も簡単に試すことが出来るものばかりですので、是非お試しになってみてはいかがでしょうか?


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