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生麺パスタ

スーパーのパスタ材料売り場に行くと「乾麺パスタ」が当然のように売られていますが、冷蔵品の麺類売り場に足を運ぶと「生麺パスタ」(生パスタ)を見かけませんか?

なんとなく美味しそうと思い、大量に買って「保存方法が判らない」と困ったことはありませんか?

実は生麺パスタと乾麺パスタって保存方法や賞味期限がちょっと違うのです。

今回は生麺パスタの冷蔵保存や冷凍保存の方法や賞味期限についてご紹介します。

これを見れば乾燥パスタよりも賞味期限が短い生麺パスタを、ちょっとしたテクニックで美味しいままに保存することが出来ますよ。

乾麺パスタと生麺パスタの違い

食べ物って「生」という一言がつくと、とても美味しそうに感じませんか?

パスタもそうですね。

「生麺パスタ」と聞くと、なんとなく「乾麺パスタ」よりもおいしそうなイメージがあります。

ですがそもそも「生麺パスタ」って何なんでしょう?

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生麺パスタと賞味期限

手作り生麺パスタ

パスタはもともと、各家庭で小麦粉と水を練って作るものでした。

そのため、パスタといえば全て生麺パスタで、作り方も各家庭によって違うもの。

小麦粉や水の割合も各家庭によって異なり、材料の「小麦粉」もパンを作る時に使う「強力粉」を使う家庭、「セモリナ粉」を使う家庭と様々。

混ぜる水も、水の他にタマゴやオリーブオイルを入れたりと生麺パスタのレシピは家庭の数だけ存在するといっても過言ではありません。

そんな生麺パスタですがゆで時間が2~4分程と短く、さらに打ちたてなので小麦の香りも引き立ちます。

食感も乾麺よりもコシがあってモチモチでソースとの絡みも抜群です。

けれど、伸びやすくゆでるとくっつきやすいという難点があり、また「生もの」ですので賞味期限も短く長期保存に向かないというデメリットもあります。

「でも、市販されている生パスタは、買ってから1か月位、賞味期限があったけど・・・」

確かに市販されている生麺パスタは賞味期限が10~20日、種類によっては1か月程と長いものもありますね。

それは、製造する過程である程度長期保存できるように保存料が入っていたり、個別包装されている袋の中に脱酸素剤が入っていてカビや腐敗が進まないようにされているなどの処置がされているからです。

実際に手作り生麺パスタの場合の賞味期限は作ってからせいぜい2~3日程です。

生麺パスタの賞味期限は随分短いですよね。

生麺パスタを乾燥させたのが乾燥パスタ

乾燥パスタ

それに対して乾燥パスタは、その生麺パスタを長期保存させるために乾燥させたものの事です。

水分を飛ばして乾燥させているのですから、水分がない分ゆで時間も生麺パスタよりも長く、また乾燥させている間に小麦の香りが飛んでしまうため、生麺ほど小麦の香りはしません。

ただし、保存状態が良ければ2~3年保存できるというメリットがあるので、本場イタリアでは生麺パスタと乾麺パスタ、両方を料理によって使い分けています。

日本では乾燥パスタが先に流通してその後生麺パスタが世に知れ渡るようになったので、生麺パスタよりも乾麺パスタの方が日本ではおなじみですね。

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生麺パスタの冷蔵保存

冷蔵保存

そんな生麺パスタ、冷蔵での長期保存には向きません

特に手作りした生麺パスタの場合は、作ってから日数がたつと「熟成」されて味が変わってゆきます。

実際生麺パスタを作る際、生地を作った後その生地を冷蔵庫に入れて休ませ「熟成」させる場合があり、そうする事によって味や食感が良くなるとされています。

冷蔵庫内で熟成させるのが賞味期限内の2,3日であれば問題はありませんが、熟成が進むにつれて味はどんどん変わり、熟成が進みすぎると雑菌が繁殖して傷んでしまうので、長期間冷蔵庫で保存するのはおすすめしません。

また、市販されている生麺パスタも同じで「冷蔵保存で〇日」と賞味期限が表記されていると思いますので、冷蔵保存の場合はその期限内に食べてしまいましょう。

保存方法

ご家庭で生パスタを作って、それを冷蔵庫で保存する場合や、市販されている生パスタで個別包装されていないパスタを冷蔵保存する場合は、一食分ずつ空気に触れないようにラップで包んで冷蔵保存します。

ラップをするのは乾燥を防ぐためと、冷蔵庫の臭いが移るのを防止するためです。

賞味期限

賞味期限

賞味期限は2~3日、それまでに食べてしまいましょう。

賞味期限が切れて傷んでくると、麺が変色や嫌なにおいがしたり麺の表面にぬめりが出てきたりします。

麺のぬめりは雑菌繁殖が進むと発生するので、これが出てきたら食べない方が良いですね。

また、ぬめりや麺の変色、臭いの変化がなくても、生麺パスタがが古くなってくると茹でても生麺独特のモチモチっとした食感はなくなって、あまり美味しくありません。

冷蔵保存して賞味期限が切れてしまったら、早めに処分しましょう。

生麺パスタの冷凍保存

冷凍保存

生麺パスタを保存するのであれば、冷蔵庫での保存よりも冷凍保存の方が長期保存できるのでおすすめです。

冷蔵保存すると生麺パスタの熟成が進み味が変わったり腐敗が進んだりしますが、冷凍することによって熟成もストップしますので、作ったときのおいしさや風味がそのままで保存することが出来ます。

保存方法

一食分をラップできっちりとくるんで金属のバットの上に並べ、急速冷凍させます。

完全に冷凍したら、ジップロックに入れてしっかり封をすれば完了です。

なお、ラップではなく、一食分ずつタッパーに入れて保存することもできます。

この時も急速冷凍するようにしましょう。

賞味期限

賞味期限

冷凍した生麺パスタの賞味期限は1か月程になります。

食べ方は凍ったままお湯に入れて、麺が浮いてくるまで茹でれば(大体3~4分程)食べられます。

ちなみに冷凍生パスタを解凍してしまうと、麺の表面が水分でべたべたになってしまったり折れやすくなってしまったりと扱うのが大変になってしまいます。

解凍せずに、そのまま熱湯に入れましょう。

実際に冷蔵保存してみました

以前、友人から何かの折に「セモリナ粉」をいただき、家でホームベーカリーを駆使して生パスタを作ってみたことがあります。

セモリナ粉だけでパスタを作るのは難しい、とのことで強力粉を混ぜてかなり苦労して作ったのですが、出来上がりは乾麺パスタにはない食感や味わいがあって大満足でした。

ところがたくさん作りすぎてしまい、当時生麺パスタの保存方法を良く知らなかった私は「どうやって保存したらいいんだろう?」と疑問に。

当時今ほど生麺パスタが出回っていなかったので聞く事も出来ずかなり困ったのを覚えています。

結局、空気が触れないようにして冷蔵庫にいておいたのですが、2〜3週間後に見てみるととても無残な状態に。

ちょっと見た所、変色等の大きな変化はなかったのですが、パスタの表面が明らかに「劣化」しているのが判りました。

カビや腐食はないものの、食感も美味しさも落ちてしまい、とてももったいない思いをしました。

「生麺パスタは冷蔵保存しちゃいけない!」

それ以来、生麺パスタを作る機会がある時は、「食べる分だけ」と心に決めて作るようにしていましたが、冷凍保存も出来る事を知ったのはもっとずっと後で、知ったときは「あの時このことを知っていればなぁ・・・」と今でも思い出します。

食べきれないほどの沢山生麺パスタがあったら、もったいないことになる前に冷凍保存するのがおすすめですよ。

まとめ

生麺パスタの冷蔵保存や冷凍保存の方法、賞味期限についてをご紹介しましたが、お役に立ちましたか?

生麺パスタは乾麺パスタにはない食感や風味があり、「パスタを食べるなら生麺でしょう!」と言う程のファンも多いのですが賞味期限が短いのが難点。

上手に冷凍保存して、美味しく長く食べられるようにしたいですね。

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