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擦り傷・化膿

こけたり何かに擦ってしまってできる擦り傷。

すぐに治るだろうと特に処置もせず油断していたら化膿してしまったなんて経験ありませんか?

ジュクジュクと臭い膿が出てきてしまったり、痛くてなかなか治らなかったり…。

いざ治そうにもどんな薬を塗ればいいのか、何科の病院を受診すればいいのか悩んでしまいますよね。

今回は擦り傷が化膿してしまった時の処置方法やおすすめの薬、病院は何科を受診するべきなのかを調査しました。

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化膿するとどうなる?


まず化膿とは傷口がどんな状態になっていることか、また放置してしまうとどんな危険性があるかをご説明します。

傷口が化膿する前に早く綺麗に治す方法はこちらの記事を参考にしてください。


化膿ってどんな状態?

細菌

擦り傷ができてしまった時、できるだけ汚れを落として傷口を綺麗に保つように気をつけると思いますが、何らかの理由で傷口から細菌が入り込んでしまうと、炎症を起こして様々な症状が表れます。

これが傷口が化膿している状態であり傷口の腫れ、痛み、赤くなって熱を持つなどの症状があります。

入り込んでしまう主な細菌は

  • 連鎖球菌
  • 黄色ブドウ球菌
  • 緑膿菌(りょくのうきん)

などがあり、あまり聞き慣れない名前の菌ばかりですが、実は意外と身近な細菌です。

黄色ブドウ球菌や緑膿菌は通常人の皮膚にも存在する常在菌で、皮膚を貫通して体内に入る事はありませんが、傷口から体内に侵入し増殖していきます。

また色々な種類がある連鎖球菌に関しても人から人への接触によって感染したり、同じタオルを使用するなどしても感染してしまいますので注意が必要です。

ところで、化膿した時に傷口から粘り気があってにおいのある膿が出てきますよね?

あの膿には細菌と一生懸命戦って壊れた白血球や死んだ細菌が含まれています。

傷口から出てくる滲出液(しんしゅつえき)と間違ってしまうかもしれませんが、傷を治す成分を含む滲出液であれば熱っぽさや痛みはないので注意してくださいね。

化膿を放置するとどうなる?

体調不良

化膿してしまっても適切な処置の仕方やどんな薬を使えばいいかわからなかったり、そのうち治るだろうと放置してしまう人もいるかもしれません。

ここからは化膿した擦り傷に適切な処置をせず放置してしまうとどんな危険性があるのか引き起こされる病気を症状と共にご紹介しますね。

敗血症


敗血症とは、化膿してしまった状態を放置して細菌が血液に侵入してしまい全身に炎症が拡がった状態のことです。

主な症状としては悪寒、高熱、心拍数及び呼吸の増加、意識障害などで、腎不全や呼吸不全を引き起こす場合もある恐ろしい病気です。

免疫力が弱いお年寄りや赤ちゃんに起こりやすく、重篤な症状を引き起こすので注意が必要ですね。

破傷風


破傷風とは、動物に咬まれたり引っ掻かれたりした時に感染しやすい病気です。

体内に侵入した破傷風菌によって全身の筋肉の痙攣や麻痺が引き起こされ、最終的には呼吸困難で窒息死してしまうことも…。

現代の患者数はそれほど多くはありませんが、致死率は20~50%とかなり高いのでとても怖いですよね。

蜂窩織炎(ほうかしきえん)


私達の皮膚は表皮、真皮、皮下脂肪という層でできています。

この3つの層のうち皮下脂肪などの深い場所まで細菌が入り込んで炎症を起こしてしまうのが蜂窩織炎と呼ばれる病気です。

傷口が腫れあがって熱を持ち、水疱ができるなどの皮膚の症状だけでなく、寒気やだるさ、発熱や頭痛などの風邪のような症状も表れます。

治療せずに放置していると皮膚の細胞が次々と死んでしまい免疫が働かなくなり感染が拡がってさらに重篤な病気を引き起こす恐ろしい病気なんですね。

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化膿した時の処置と薬


化膿とはどんな状態か、化膿した擦り傷を放置するとどんな危険性があるかがわかりましたね。

酷くなるまで放置し続ける事はなかなかないとは思いますが、頭の片隅に入れておくことで悪化させないように注意することができると思います。

ではここからは化膿してしまった傷を悪化させないようにどのような処置をしてどんな薬を使用すればいいのか、逆にどんな事をしてはいけないのかをご紹介します。

化膿した時の処置法と薬

傷薬

基本的に傷が浅く化膿が酷くなければ薬局などに売られている抗生物質が入った塗り薬を優しく塗り、清潔に保つことで治ります。

抗生物質入りの薬は細菌を死滅させたり弱らせる力があるため、いざという時の為に家庭に1つ用意しておくと安心ですね。


「田辺三菱製薬 フルコートF」


「第一三共ヘルスケア ベトネベート軟膏」

薬の説明書にきちんと目を通し、正しい用法容量で使用しましょう。

何よりも傷口を清潔に保ち、菌の増殖や新たな菌の侵入を防ぐ事が大事です。

また疲れやストレスを溜めると免疫力が弱まってしまうので、正しい生活習慣を守るようにしてください。

そして薬を塗るなどの処置をしてもなかなか治らなかったり、悪化するようであればすぐに病院を受診するようにしてくださいね。

化膿した時のNG処置


化膿した傷口にしてしまうと余計悪化させたり治りが遅くなってしまう処置があります。

膿を無理矢理絞り出す


まず1つ目のしてはいけない処置は、膿を無理矢理絞り出すこと。

膿は死んだ細菌や白血球なので問題ないかと思われるかもしれませんが、万が一まだ生きている菌がいて他の部分に付着してしまうとそこからまた感染が拡がります

さらに皮膚にダメージを与えると痕が残りやすくなってしますので、無理矢理絞らないようにしてください。

ガーゼを当てる

ガーゼ

2つ目はガーゼを当てること。

ガーゼは回復に必要な滲出液を吸い取ってしまい回復を遅れさせてしまいます。

さらに経験がある方もいらっしゃるかもしれませんが、交換しようと剥がした時に乾燥した膿やかさぶたがひっついてしまって凄く痛いんですよね。

新たな傷を作りかねないので、ガーゼの使用は控えましょう。

何科を受診するべき?

病院

自分で処置して4~5日経っても治らなかったり、化膿が酷い場合は必ず病院を受診してください。

ですが、何科を受診すればいいの?と疑問がわいてきますよね。

絶対にこの科ではないといけないという決まりはありませんが、怪我の状態によって何科を受診すればいいのかが変わってきます。

まず皮膚の事で思いつくのは何科かというと、皮膚科ですよね。

やはり皮膚の専門であるため、迷った時はまず皮膚科を受診するのが1番安心です。

もし手や足にできた深い傷で腱や神経に達するような怪我であれば整形外科の領域になります。

それでも何科を受診すればいいか悩む時は、総合病院などの受付で何科を受診すればいいか聞くのもいいですね^^

私も昔子供が怪我をして酷く膿んでしまった時に、何科を受診すればいいのかすごく悩み、一度かかりつけの小児科に電話で症状を伝えると専門的な皮膚科がいいと勧められました。

事前に問い合わせてから受診すると安心して受診できるのでおすすめですよ。

まとめ


擦り傷が化膿してしまった時の処置方法やおすすめの薬、病院は何科を受診するべきなのかご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

ただの擦り傷の化膿と油断していると、危険な病気になる可能性があることを知り驚きましたよね。

特に免疫力の弱いお年寄りや子供に関しては注意が必要なので、気を付けてあげないといけないなと意識することができました。

擦り傷が化膿してしまった時や、病院で何科を受診すればいいか迷った時など、是非今回の記事を参考にしてくださいね^^


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