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炭の火起こしの方法まとめ!簡単に早く付けるコツや道具を紹介

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家族や仲良しグループでバーベキューやアウトドアをするのはとても楽しいですよね。

でも、バーベキューやアウトドアでの難題の一つが「火起こし」

なかなか火を付けることが出来なかったり、早くできなかったりで困ることもしばしば・・・

「どうにかして、簡単に早く火起こしできないかしら?」

「コツはないの?」

確かに火起こしは難しそうですが、ちょっとしたコツがわかれば、思いのほか簡単にできるものです。

そこで今日は、炭を使った火起こしの方法や、簡単につけるコツ、火起こしに使う便利な道具をご紹介します。

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火起こしに必要な道具

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まず、火おこしを簡単に行うのに必要な道具をご紹介します。

特にバーベキューの時は、食べ物やら飲み物やらの用意はしているのに「火起こし道具の用意をしていなかった!」なんて事にならないようにしっかりと用意しておきたいですね。

また、

「炭に火をつけるだけなんだから、炭とチャッカマンがあれば大丈夫なんじゃないの?」

と軽く考えていると、後で大変な目にあいますよ。

「炭」と「チャッカマン」だけで早く火をつけるのは難しいですよ~(笑)

【用意するもの】

  • 新聞紙
  • ライター(おすすめはチャッカマン)
  • うちわ
  • 着火剤
  • 軍手
  • トング(食材用とは別のものを)

これくらいそろっていると心強いですね。

アウトドア好きな夫や、夫の知り合いのバーベキューをよく行うパパ友(笑)の皆様は

「バーベキュー初心者の人がバーベキューで早く火起こしをするなら、便利な道具をちゃんと使ったほうが良い」

「炭とチャッカマンだけでの火起こしは、バーベキューに慣れた人でも難しい。ケチらずに最低限の道具はしっかりそろえるのが早く火を起こすコツです!」

と豪語しておりました。

あと、バーベキューコンロで火起こしをする場合は、コンロの炭を置く場所にアルミホイルを敷いておきましょう。

これをやっておくと、コンロが汚れずに済みます。

火起こしの方法

それでは、火起こしの方法をご紹介します。

バーベキューでの火起こしの方法はいくつかあるのですが、中でも定番な方法で「簡単に」「早く」できるものをご紹介します。

着火剤を使った火起こし方法

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所要時間:30分~1時間

着火剤があると、比較的簡単に火起こしにできます。

所要時間は、私の周囲にいるバーベキュー慣れしているパパたちは火を付けるのに30分ちょっとで完了してしまいますが、慣れていない人でしたらもう少し時間がかかるようです。

〇火起こしの方法

    1. バーベキューコンロのに着火剤を1~2個と、新聞紙(軽くくしゃくしゃにするか棒状にひねったもの)を置く

(着火剤は固形のものか、ジェル状のものがパックされているものが使いやすくておすすめです)

    1. 着火剤の周囲に炭を井桁型に積む

(「井桁型」と聞くと何の事かわからないかもしれませんが、「キャンプファイヤーの時の薪の積み方」この積み方をすると炭と炭の間に空気の層が出来て、そこから空気が通りやすくなり火が付きやすくなります。)

    1. チャッカマン(柄の長いライターのほうが使いやすいです)を使って着火剤や新聞紙に火を付ける
    2. 火を付けたらしばらく様子を見て、炭に火が移るのを待つ

(この時うちわ等であおぐと、風で火が消えてしまう事も。火の様子を見ながらあおぎましょう)

  1. 炭が真っ赤になってきたり炭に火がついたら、積んだ炭をトングで崩して、それを火種にして炭を入れ、うちわであおいで火を他の炭に移す
  2. 網をセットして、様子を見ながら焼き始める

着火剤を使わない火起こしの方法

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所要時間:30~1時間程

バーベキューを行うのであれば、火起こしに着火剤があったほうが早く楽に火を付けることが出来ますが、着火剤を使わないで火を付けることもできます。

その代わり新聞紙を使いますので、新聞紙を少し多めに用意してくださいね。

所要時間は着火剤がある場合とあまり変わりませんが、うまくいかないときは時間がかかります。

〇火起こしの方法

  1. 新聞紙を10センチくらいの棒状に捻っておく(8本~12本位)
  2. バーベキューコンロにはあらかじめアルミホイルを敷いておく
  3. 棒状にした新聞紙を井桁型に積み重ねる
  4. その周囲に炭を井桁型に積み上げる
  5. チャッカマンを使って、棒状の新聞紙に火を付ける(この時、軽く丸めた新聞紙に火を付けてそれで棒状の新聞紙に火を付ける方法もあります。どちらで行ってもOK)
  6. 炭に火が移るのを待つ
  7. あとは「着火剤を使った火起こしの方法」の5~と同じ!

バーナーを使った火起こしの方法

所要時間:20分位

この方法は、バーベキュー好きな夫がよく行う火起こし方法です。

手元にバーベキュー用のバーナーがあるのであれば、もうちょっと早く、簡単に火起こしをすることが出来ます。

炭に火が付くまでひたすらバーナーであぶり続ける方法です。

時間は「20分」と書きましたが、もっと早くつく場合もあります。

一番早く火を付けることが出来る方法ですが、「バーナー」がないと行えません。

バーナーは、バーベキュー好きな方でしたら持っていたり、あるいは見たことある道具かもしれませんね。

〇火起こしの方法

  1. 炭を数本選んでコンロに置く
  2. バーナーを用意して、炭の表面に点火(強火で一気に点火するのが、時間短縮のコツ)
  3. 炭の表面が真っ赤になり火が付いたら「着火剤を使った火起こしの方法」の5~と同じ

この方法は、あぶっていればいつかは火を付けることが出来るので失敗しにくい上、慣れていると着火剤を使った火起こしよりも時短で済むのがメリットですが、火が付くまでずーっとあぶっていなくちゃいけないので、火の粉が飛んでくることもあります。

軍手が必ず必要です。

火起こしのコツ

バーベキューの火起こしは、

「難しそう」

「パパのお仕事」

というイメージがありますが、ちょっとしたコツがわかれば簡単にできますよ。

火起こしは時間に余裕をもって行う

火起こしは、思っているより時間がかかります。

火を起こしても、それで調理ができるまでの時間もかかりますし、なかなか火がつかなかったり、トラブルがあったりするとさらに時間もかかります。

火起こしには1時間くらいの余裕をもって行うのがコツ!

炭は「井桁型」に積み上げる

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これはすごく大切なコツです。

炭を積むとき、隙間なく積み上げてしまうと、火を付けた時空気がなくなってしまうので、うまく火が付きません。

うまく火が付かないと、早く火起こしなどできませんよね?

井桁型に炭を積み上げると、炭と炭の間に空気の通り道が出来て、火を付けるのに必要な空気がうまく入ってくるので火が付きやすくなるのです。

火は下のほうに付ける

火は、下から上へと燃えてゆきますので、井桁型に炭を積み上げた後、点火するときは、なるべく下のほうに火を付けましょう。

上のほうに付けてしまうと、そこより下の炭にうまく火が付かず、早く火起こしが出来ません。

井桁型の一番下に着火剤等を置いて点火するのが上手に火起こしするコツです。

火を付け始めたら、軍手は必ず着用、炭の移動はトングを使う

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一見、火がついていないように見える炭、実は触ってみるとかなり熱い場合があります。

また、火が付き始めると素手で作業を行うとやけどの危険がありますので軍手、トングを使うのがおすすめです。

トングや軍手があると移動等も早くできますし、あれば仕事を進めやすくなりますね。

この4つのコツを覚えておくと、意外とちゃんと火起こしが出来ますよ。(「後は経験の差」・・・とはバーベキュー好きな夫の言葉)

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着火剤について

バーベキューの火起こしの時、火を付けるのに欠かせない便利道具の一つ「着火剤」

その着火剤についてご紹介します。

着火剤の種類

バーベキュー用品売り場を見てみると、着火剤にもいろいろありますね。

固形型

ブロック状になっているもので、油脂等をしみこませてある着火剤です。

言葉の通りブロック状になっていて、取り扱いも簡単ですので、バーベキュー、火起こし初心者の方におすすめの着火剤です。

油脂がしみ込ませてあるという性質上、燃やすとにおいが出るものがあり、臭いが食材についてしまうという話を聞きますので、使う場合はどんな油脂を使っているか、ニオイ等の事もチェックしておいたほうが無難。

ジェル

チューブに入ったジェル状の着火剤で、このジェルを炭や薪に付けて点火します。

ジェルの主成分はアルコールで、使うとかなり勢いよく火が上がりますので、点火の時は注意が必要です。

チューブに入っているので、使う分だけ使った後はふたをしておけば保存出来ますので、年に何度かアウトドアやバーベキューやる方にはおすすめです。

パック入りジェル

ジェルが1個ずつパックされている着火剤で、そのまま火を付けるとパックが解けて中のジェルに着火する仕組みになっています。

使い方は固形の着火剤と同じで、ジェル型の着火剤をより使いやすくしたものという印象があります。

選び方

普段、あまりバーベキューをやらない方、バーベキュー初心者の方の場合は、扱いやすい固形型かパック入りジェルの着火剤がおすすめです。

ジェル型は、ふたをしておけば保存できるので、年に何度もバーベキューをやる方でしたらこちらのほうがおすすめ。

どちらも一長一短ありますね。

注意

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着火剤(特にジェル状の着火剤)を使うときは、火がついている状態でジェルを火の中に追加してはいけません!

これを行うと火が燃え広がり、服に燃え移ったりやけどの原因になることも。

火の勢いが弱いのでしたら、うちわであおいだり空気を送って対応して、着火剤の追加は絶対にしないようにしましょう。

あると便利な火起こし道具

バーベキューの火起こしに、あると便利な道具があります。

バーベキューの火起こしをより簡単に早く行うことが出来る便利な道具。

中は、網目状の仕切りになっていて、仕切りの下には着火剤を、上半分には炭を入れます。

着火剤に火を付けると、そのまま炭に火が付く、という作りになっています。

この道具を使うと、着火剤等を使った火起こしよりも格段に早く簡単に火を起こすことが出来ます。

年に数回バーベキューやアウトドアをやるのでしたら買っても損ではありません。

普通の軍手で十分なのでわざわざ買う必要はないのですが、火のついた炭や網はすごく熱いのでもしもお家にあったら活用したい道具の一つ。

まとめ

炭の火起こしを早く簡単に行う方法をご紹介しましたが、いかがでしたか?

「バーベキューの火起こし」と聞くと、すごく敷居が高くて、それこそ「男性(パパ)のお仕事」と思われがちですが、コツをつかめば早く行うことが出来そうですね。

またバーナーや火起こし器を使うと、さらに簡単に早くできそうですね。

アウトドアシーズン、バーベキューをする機会も増えますし、是非ここでご紹介した火起こしの方法やコツを活用して楽しいアウトドアを過ごしてください。

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