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「帝王切開」と聞くと「手術だから痛そう」というイメージがあるのではないでしょうか?

開腹手術ですから、もちろん他の手術と同じで帝王切開も術後は痛みがありますが「痛いから」といって赤ちゃんを産むのをやめることは出来ません。

それでは、術後の痛みを少しでも緩和するにはどのような方法を用いれば良いのでしょうか?

今回は、帝王切開の術後の痛みを和らげる方法やケア、使用出来る痛み止めの種類についてまとめてみました。


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術後に使用出来る痛み止めの種類は?


術後に使用出来る痛み止めについて、何種類かあるので効果が強めの順番に並べてみました。(感じ方には個人差があります)

筋肉注射


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1番痛みを和らげてくれるのがこの筋肉注射を肩やお尻に打つという方法です。

筋肉に打つので採血や点滴等の普通の注射より痛みますが、飲み薬より痛みを緩和することが出来ます。

もし筋肉注射を打っても痛みが我慢出来ない場合は、座薬など他の種類の薬を併用して使うことも出来ます。

「痛いのを我慢しすぎて泣いたよ…。その後、筋肉注射?して、薬が切れたら座薬してやっと楽になった。」

「昨日は痛みがすごくて、痛み止めの注射を使いましたが効かず、座薬で落ち着きました。」

引用元:http://mamastar.jp/bbs/comment.do?topicId=1135673


注射だけでは痛みが残ってしまい、他の種類の薬も使用する方法を採っている方が多いですね。

座薬


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座薬は先ほどの筋肉注射とセットで使われている方が多く、6時間〜8時間置きくらいで使用する事が出来る薬です。

筋肉注射と同様、座薬だけでは痛みが引かない場合があるので、効果が不十分な場合は他の方法と併用しましょう。

効果が出るまで時間がかかるので、使用したいときはすぐ看護婦さんに伝えましょう。

点滴


帝王切開後、水分が取れるようになるまでは点滴に痛み止めを入れて貰える場合もあります。

退院後に仲良くなったママ友は数時間おきに痛み止めの点滴をしてもらったら、だいぶ痛みが和らいだそうです。

痛み止めの他にも、痛くて眠れない場合は点滴に眠くなる薬を入れて貰う方法もあります。

赤ちゃんと退院したらお世話で寝不足が続くので、痛みが強ければ無理せず薬を使用してもらいましょう。

飲み薬


生理痛の時に飲んだことがある方もいらっしゃると思いますが、いわゆる鎮痛剤です。

術後、口から水分を取れない方は飲むことが出来ませんが、飲み物OKになればすぐ服用することが出来ます。

ロキソニン等ですが授乳の事など気になる方は後述の授乳中OKの薬に変えて貰いましょう。

飲み薬(授乳中もOK)


「授乳中に薬を飲んでも大丈夫?」と不安な方も飲むことが出来る薬も存在します。

私は1日目から授乳したかったので看護婦さんに伝えて「カロナール」という解熱鎮痛剤を処方して頂きました。

この「カロナール」は妊娠中に風邪を引いたときも何度か解熱剤で処方されている薬なので安心して飲めました。

痛みが和らいだかというと、痛み止めが切れるのが怖くて毎食飲んでいたので服用しない場合との比較が出来ません。

ただ個人差もあるとは思いますが、3日目くらいからは服用していれば病院の中は自由に移動出来ていましたよ。

痛み止めは授乳等気にならなければ、思い切って点滴+座薬のように複数種類の薬を組み合わせて使うのが良さそうですね。

早く痛みを和らげるには我慢せずに看護婦さんにすぐ伝えたほうが良いですよ。

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術後の痛みを和らげる方法6選


電動ベッドの有効活用


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術後の痛みを痛み止め以外で和らげてくれる優秀なパートナーがこの電動ベッドです。

「頑張って動こうとするけど、起き上がることも、寝返りを打つことも出来ない。

ベッドが電動リクライニングなので、上半身を軽く起こしてテレビを観る。」

引用元:http://blog.livedoor.jp/mayu_mayu78/archives/969561.html


「ベッドが電動式だったので、リモコン操作して何とか起き上がりました。」

引用元:http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2012/1029/550559.htm


皆さんの体験談からも電動ベッドの人気がうかがえますね。

【電動ベッドの使用方法】

1.立って降りたい側すれすれに寝転がる

2.なるべく腹筋を使わないように、座った状態までリモコンでベッドを起こす

3.そのままゆっくり身体を回転させて足を床に下ろす

4.立ち上がる

上記のような手順で立ち上がると、痛みが少なくてオススメです。

何度か使用するうちに自分にあった使用方法が見つかるので自己流にアレンジしてみて下さい。

ちなみに電動ベッドを使用できなかった友人は、腹筋が痛まないよう頑張って過ごしていたら全身筋肉痛になってしまったそうですよ。

便利なストローの活用


帝王切開では腹筋を切るので起き上がるのがとても痛いです。

そんな時にストローがあれば寝転がったまま水分補給をすることができます。

春秋冬はもちろん、特に夏は水分を飲むたびに起き上がるのでは痛みがいつまでたってもひきませんよね。

ストローは100円均一で蓋が出来るような物も売っています。種類も豊富で簡単に手に入るのに入院中大活躍ですよ。

着脱しやすい服


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特に最初の数日間はかがむのも一苦労なのでパジャマや病院での部屋着を選ぶときはズボンはやめたほうが楽です。

ワンピースのようにかぶるだけの着脱しやすい服を選びましょう。

1度ズキッとくるとそのあとしばらく動かなくても痛むので、極力ズキッを無くして痛みを緩和したいところです。

飲み物を多めに準備


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痛みが酷いときは少し動くのも一苦労。特に動き出しが一番痛いので何度も何度も立ち上がるのは避けたいところです。

給湯器まで歩くのは辛いし自販機まで歩くのも痛い、そんな時に飲み物のストックがたくさんあれば安心です。

術後は身体を動かしたほうが身体の戻りは早いと医師には言われますが「どうしても痛い時は買いに行かなくても大丈夫」という安心感があった方が痛みも和らぎますよね。

気を紛らわせる物


痛い時に何か楽しいことを考えたりおこなったりすると気が紛れて痛みが緩和された経験はないでしょうか?

大好きな音楽をスマートホンにダウンロードしておいたり、携帯ゲーム機を持ち込んでみたり、準備しておくといいですよ。

帝王切開は入院期間も普通分娩より長いので、痛みがおさまった後は暇つぶしにもなりますね。

家族に心をケアしてもらう


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手術の疲れや傷の痛みで弱った心ををケアしてくれるのは、ご主人やお子さん、ご両親など大切な「家族の存在」ではないでしょうか。

お見舞いにご家族がいらっしゃった時には、自分では痛みでなかなか出来ない事を手伝ってもらいましょう。

物を取って貰ったり、歩くのを手伝って貰えるだけで大助かりですよね。

陣痛とは違うので痛みをさすってもらったりなど直接のケアをして貰うことは出来ませんが、心をケアして貰う事で痛みも少し楽になるはずです。

ご主人のお仕事が忙しかったり、ご両親が遠方に住んでらっしゃったりとあまり病院に来てもらえない場合も、電話やLINEで会話するだけでも精神的に楽になりますよ。

出産はご家族にとっても一大イベントのはず、メンタル面のケアはご家族にお願いしましょう。

次は絶対しようと思うこと3選


緊急帝王切開で出産した私が次は絶対にしようと思うこと3つをご紹介します。

ピッタリの腹巻

  
「腹巻?なんのこと?」と思われるかも知れませんが、入院中これが一番欲しかったです。

術後しばらくするとカテーテルが抜かれて自力でトイレに行くことになりましたが、このトイレが大変で、病院支給の傷を保護する腹巻だと下着を下ろす度に付け直さないといけないんです。

ただでさえ傷が痛いのに1度保護している物を取ると物凄く痛くて、トイレに行くのが数日間憂鬱でした。

下着を脱ぐときに着脱しなくても良いピッタリの腹巻、是非持っていってください。

(先生によっては持参品を使うのを良く思わない方もいらっしゃるかもしれませんので事前に聞いてみて下さいね)

バースプランに痛み止め


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友人の看護婦さんに聞いたのですが、薬が効くまでに一定の時間がかかるので痛くなってからは効きにくいんだそうです。

「痛いから薬を下さい」では遅いんですね。

複数種類の薬を使いたい方も「少しでも痛みを和らげたいので点滴と座薬を使いたいです」のように伝えておけば自分も忘れずに済みますね。

バースプランがある産院ならバースプランにあらかじめ痛み止めを使用したいと書いておきましょう。

帝王切開でも普通分娩でも分娩中は必死なので、なかなか「こうして」「ああして」と伝えられないですよね?

「バースプラン」は、「こんなお産にしたい!」という妊婦さんの思いをあらかじめ書いておく用紙で予定日が近くなると配られる産院が多いのですが、無いようでしたら看護婦さんに直接痛み止めの事を伝えておきましょう。

余談ですが手術がまだの方はおまじないのように「尿管のカテーテルは麻酔後にお願いします」と書いておいて下さい。

カテーテル送管が痛かったのですが、バースプランに書いてあれば麻酔後にやってもらえたそうです。

病院によっては言わなくてもそうしてくれるかもしれませんが、書いておくにこしたことはありません。

余分な痛みは極力回避したいですね。

個室で電動ベッドありの産院

 
既に電動ベッドの話で触れましたが、もし電動ベッドが無かったら私はきっと寝たきりで過ごしていただろうと思うくらい、電動ベッドは術後の必需品です。

そして同じくらいオススメしたい物があります。

それは個室です。

個室なら生活に必要な設備は大抵整っているわけで、シャワーもトイレもベッドからとっても近くて、這ってでも辿り着けるんです(笑)

痛みのピークが続く数日は少しでも不必要な痛みは避けたいので個室しか考えられません。

同じ病院でも病室の種類が何パターンかある場合もあるので見学に行くのがオススメです。

実際に行ってみると、個室から「自販機が遠い!」「授乳室が遠い!」とか「3階が便利そうだから3階にしてもらおう」などの、オマケの発見もあるかもしれませんね。

まとめ


帝王切開の術後の痛み止めの種類と緩和ケアの方法についてまとめてみました。参考になりましたでしょうか?

身体が痛む時は何も考えたくなくなってしまうので、あらかじめ乗り切り方を考えておくと出産した後で焦らずに済みますね。

どうか傷が痛む間は無理なさらずに、辛いときにはご家族に心のケアをお願いしてみましょう。

急な帝王切開等で術後にこの記事を読んでいらっしゃる方は、今からでも出来そうな事があれば是非試してみて下さいね!


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