画像名

授乳中のママであれば誰でもなる可能性のある乳腺炎ですが、特につらいのは痛い胸のしこり。

私が乳腺炎になったときは、胸のしこりのジンジンした痛みで眠れない夜を過ごし、朝になって急いで病院へ駈け込みました。

私の場合、近くに親が住んでいるので子どもを預けてすぐに病院へ行くことができましたが、病院に行きたくても子どもの預け先がなくて痛くてもなかなか病院へ行けないママもいるのではないでしょうか?

そんな乳腺炎の痛みで辛い日々をお過ごしのママのために、自宅でできる乳腺炎のしこりの取り方と取れない時の対処法や痛くないしこりができたときの可能性についてまとめました。


スポンサードリンク


乳腺炎のしこりの原因


乳腺炎のしこりができる原因は様々ですが、主な原因は以下の4つになります。

ここでは、原因を1つ1つ詳しく見ていきましょう。

乳腺が細い


画像名

母乳を分泌する乳腺が生まれつき細い人は、母乳の流れが悪くなったり詰まったりしやすい傾向があります。

乳腺炎で病院に行った際に、乳房を超音波で確認する検査がありますが、その時に乳腺の細さを医師から指摘されることがあります。

乳腺の細さを指摘されたら乳腺炎のしこりができやすいことを自覚し、乳腺炎の予防に努めましょう。

コレステロール、中性脂肪が高い体質


食の欧米化から、近年コレステロールや中性脂肪が高い人が増えてきています。

コレステロールや中性脂肪が高い体質だと、血中の脂質が多くなるためドロドロ血液になります。

母乳は血液から作られるため、ママの血液に脂質が多いと母乳にも影響し、ドロドロの母乳になるため乳腺に詰まり、乳腺炎のしこりができやすくなります。

ストレスをためやすい


育児にストレスはつきものですが、特に近くに頼る家族がおらず、1人で家事や育児を頑張っているママはストレスが溜まりやすいのではないでしょうか。

ストレスが溜まると自律神経のバランスが崩れ、血液の流れが悪くなるため老廃物が溜まりやすくなってしまいます。

老廃物の溜まった血液から作られた母乳は、ドロドロ母乳になるため詰まりやすく、乳腺炎のしこりができやすくなります。

高プロラクチン血症


プロラクチンとは、母乳を作るために乳腺を発達させる作用があるホルモンです。

このプロラクチンは母乳育児をする際に大切な役割を担うホルモンですが、何らかの原因で過剰に分泌されてしまうことも。

プロラクチンが過剰に分泌されると、母乳過多となり授乳や搾乳を頻回に行っても母乳が止まらないという症状が起きます。

その結果、乳腺に母乳が溜まりやすくなり、乳腺のしこりができやすくなります。

乳腺炎のしこりの取り方


乳腺炎のしこりは、先ほど述べた4つの原因以外にも多くあり、授乳中のママは常に乳腺炎の危険にさらされていると言っても過言ではありません。

乳腺炎でしこりができた場合、症状が軽いうちに病院へ行った方がいいのですが、胸の痛みを抱えたまま小さい赤ちゃんを連れて病院へ行くのは至難の業です。

無理して病院へ行くよりも、乳腺炎のしこりを自宅で取る方法があればいいですよね。

ここでは自宅でできる乳腺炎のしこりの取り方をご紹介します。

赤ちゃんに吸ってもらう


画像名

痛い乳腺炎のしこりの最も簡単な取り方は、赤ちゃんに吸ってもらうことです。

痛い乳腺炎のしこりの部分を押しながら授乳を行うと、赤ちゃんがしこりに溜まった母乳を吸ってくれるので、しこりが小さくなったりなくなったりします。

しこりの位置に合わせて、授乳位置や姿勢を変えるのも効果的な取り方です。

乳腺炎のしこりの位置や場所によっては、赤ちゃんに吸われると痛みを伴う場合がありますが、我慢して授乳しましょう。

身体を温めて乳房をマッサージする


乳腺炎でまだ熱が出てない場合は、お風呂で身体をあたためて血行を良くすることによって、母乳の通り道である乳管内の詰まりを解消することができます。

乳管の詰まりがなくなれば、痛い乳腺炎のしこりに溜まっている母乳をマッサージで優しく絞り出すことによって、しこりを取ることができます。

乳房を冷やす


画像名
乳腺炎で熱が出ている時はしこりに炎症が起きている可能性があるため、身体を温めるしこりの取り方を行うと乳腺炎の炎症を広げてさらに悪化してしまうので、痛い乳腺炎のしこりの箇所を冷やします。

乳腺炎のしこりを冷やすと、一時的に母乳の生産が止まるので痛みが和らぎます。

但し、冷やし過ぎると母乳が生産されにくくなりますので、保冷剤をガーゼやタオルに包んで冷やしすぎを防止しましょう。

上記3つは自宅で誰でもできる乳腺炎のしこりの取り方です。

私も夜中に乳腺炎の痛みに襲われた際に、これらのしこりの取り方を試しました。

私の場合は、しこりを冷やす取り方が1番いい取り方でしたが、保冷剤が見当たらず、冷えピタで対処したところ、肌にかぶれて後から大変でした。

皆さんも冷えピタを使う際は、お気をつけて。

スポンサードリンク


乳腺炎のしこりが取れないときは


前記でご紹介した「自宅でもできる乳腺炎のしこりの取り方」を試して、それでも乳腺炎のしこりが取れない場合は、乳腺炎が重症化している可能性があります。

重症化した場合、自宅で乳腺炎のしこりは取れないので早めに病院へ行きましょう。

病院での乳腺炎のしこりの取り方は以下のようになります。

プロの手で乳房マッサージ


医師に乳腺炎の状態を診てもらった後、軽度の場合は助産師によって乳房のしこりをほぐすマッサージをしてもらいます。

乳腺炎のしこりの位置や状態によっては痛みを伴う場合もありますが、プロの手によってマッサージされた後は、乳腺炎の痛いしこりがなくなり母乳の出も良くなります。

自宅で独自に乳房マッサージをして、しこりが取れない場合はプロの手を借りるのも1つの方法ですよ。

鎮痛剤や抗生物質などの薬を処方


画像名

乳腺炎のしこりの状態に合わせて、鎮痛剤や葛根湯など授乳中でも飲める薬を処方してもらえます。

但し、乳腺炎が重症化し、乳腺に細菌感染が起きている場合は抗生物質など強い薬が処方されることもあり、強い薬を処方されたら一定期間授乳ができなくなる場合もありますので注意しましょう。

授乳を中止させないためにも、乳腺炎が重症化する前に病院へ行った方が良いでしょう。

乳房を切開し膿を出す処置


痛みに強く我慢強いママは、痛い乳腺炎のしこりができても限界まで自宅で我慢し、耐えられなくなってから病院へ駈け込んでしまうことがあります。

乳腺炎が重症化し、一定期間が経つと乳腺に細菌感染が起こり、母乳ではなくが溜まり始めます。

膿はドロドロの母乳よりも詰まりやすいため、体外に出ずに乳房にどんどん溜まっていきます。

この状態になると自宅では乳腺炎のしこりの痛みはどうやっても取れないので、病院で乳房を切開し、膿を出す処置が行われます。

想像するだけで痛くて、奥歯がむずがゆくなりますね。

皆さんは、ここまで我慢せずに病院へ行きましょう。

乳腺炎の痛くないしこり


乳腺に母乳が詰まるとしこりとなりますが、乳腺に細菌が入り炎症を起こすまではしこりは痛みを伴いません。

この痛くないしこりは乳溜(にゅうりゅう)と呼ばれ、乳腺内に赤ちゃんが飲み残した母乳が溜まることによってできます。

痛くないしこりである乳溜は、突然できたり、消えたり、大きさが変化したりするのが特徴。

授乳中にできる痛くないしこりで、卒乳後は体内に吸収されてなくなるので過度な心配はいりません。

しかしながら、稀に授乳中に乳がんを発症することがあり、痛くないしこりが実は乳がんだったということもあります。

乳溜と乳がんのしこりの特徴を以下にまとめましたので、気になることがあれば医師に診てもらいましょう。

乳溜のしこりの特徴


・しこりに弾力がある

・しこりを触ると動く

・しこりを強く押すと痛い

乳がんのしこりの特徴


・しこりが固くてゴリゴリしている

・しこりを強く押しても動かない

・(初期の場合)しこりを強く押しても痛くない

・皮膚にしこりが張り付いている感じがする

なお、乳溜が乳がんになることはないので、病院に行って乳溜があると言われてもご安心ください。

まとめ


自宅でできる乳腺炎のしこりの取り方と取れない時の対処法や痛くないしこりができたときの可能性についてまとめましたが、いかがでしたでしょうか。

痛い乳腺炎のしこりが取れないと辛いですよね。

私が乳腺炎になったのは、子どもが生後5か月になったころで、それまで痛くないしこりは何度かできていて、その都度子どもに吸わせる取り方でしこりを取っていました。

また、混合育児ということで、乳腺炎は自分には関係のない事だと勝手に思い込んでいました。

そんな私に罰が当たったのでしょうか、ある日、夜中に急な発熱と胸の痛みで目が覚めてそこから眠れない一夜を過ごしました。

私はその日まで、乳腺炎について何も調べてこなかったので、熱で朦朧としながら乳腺炎の対処法を携帯電話で調べ、試行錯誤しながら胸の痛みやしこりを取る方法を実践しましたが、なかなか取れない。

しこりが取れないうちに朝を迎えたため、急いで病院へ行き調べてもらった結果、乳溜がいくつか見られたので、プロの手でマッサージを受けてやっとしこりを取ることができました。

振り返ってみると、事前に乳腺炎のしこりの取り方について事前に知っておけば、もっと早く楽になれたのではないかなと感じます。

混合育児でも、母乳で赤ちゃんを育てている限りママは乳腺炎のしこりができる可能性がありますので十分気を付けましょう。

母乳で赤ちゃんを育てているママが、乳腺炎のしこりで苦しまず楽しく育児ができますように。


スポンサードリンク