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麻疹といえば、子供の頃に予防接種を受けたことがある方がいらっしゃると思います。

予防接種は現在2回受けることが義務化されていますね。それは予防接種が1回だけでは効果がないからなのですが、ではどうして1回だけだとダメなのかはご存知ですか?

また、予防接種を行ってからの抗体の持続期間はどれくらいなのでしょうか?

そこで今回は、麻疹の予防接種の回数についてと、抗体の持続期間や抗体検査の詳細について説明していきます。



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麻疹の抗体検査の回数について


麻疹の抗体検査の回数は、現在義務化されており、1歳の頃と小学校入学から一年の間に予防接種を受ける決まりになっています。万が一2回目を期間内に受けていない場合は実費で予防接種を受けなければいけません

なぜ2回受ける必要があるのかというと、ここ数年麻疹の感染が減少したために麻疹の抗体価が下がっているからです。

麻疹が流行している状態であればウイルスに接し続ける状態が続くので1回でも効果はありましたが、予防接種の徹底などにより感染が減るとウイルスに触れる機会がなくなるので抗体が減り、感染しやすくなるのです。

また、万が一にも1回目の予防接種で抗体が出来ず、ワクチンが効果を発揮できないような人が出てこないようにするという意味合いもあります。

そういうこともあり、平成18年にはしかの予防接種は1回から2回に増え、義務化されるようになったのです。こうすることにより、さらに防止の効果を強固にしようとしたのですね。

ちなみに、0歳の時にも予防接種は受けますが、これは義務とされているうちの1回目には入らないので気をつけてください。ちゃんと1歳の時に1回目を受けさせてください。

なので、今の日本では2回は予防接種を受けないとワクチンの効果が完全に発揮できません。十分な効果で麻疹を予防するためにも、予防接種は1回ではなく2回必要なのです。


もし「予防接種を受けているのか分からない」という方は、下記の記事を参考にしてみて下さい。

麻疹(はしか)の予防接種が義務だった世代と受けていない年代まとめ


麻疹の抗体の持続時間はどのくらい?


麻疹ワクチンの抗体の持続時間について見ていきます。

麻疹ワクチンの抗体の持続時間は15年ほどと言われています。もっとも、15年経ったとしても抗体価はほとんど減らないという結果があるようです。

しかし、先ほど述べたように麻疹の感染が見られない状態が国内で続くと、麻疹の抗体価が下がっていきます。それでも麻疹が発症することは少ないそうなので、ワクチンは強いという事がわかりますね。

この抗体価を病院で調べてもらうことが出来るんですよ。血液検査で抗体価がわかるので、時間はさほどかかりません。

最近は麻疹の感染がまた見られているようです。かなり騒ぎになっているので心配になりますよね。

なのでもし抗体価が気になるようであれば血液検査を受けてみてください。

麻疹の抗体検査を受けるには?


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では、麻疹の抗体検査を受ける方法を説明していきます。

抗体検査を受けるだけであれば、かかりつけの病院に行けば受けられますよ。

麻疹の抗体検査をしてくれるのは内科小児科です。「この年で小児科は恥ずかしい!」ということであれば内科を受診するといいでしょう。

ちなみに、抗体検査に健康保険は適応外です。かかる費用は4000円から6000円程度です。結構高めなんですね。



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予防接種の受け方と費用は?


検査で異常がなければそれ以上何かをしなくてもいいのですが、もし抗体がなかったり抗体値が低かったりする場合は予防接種を受けた方がいいです。

予防接種も保険適応外なので、自費で全額払わなくてはなりません

費用は予防接種の種類によって変わります。風疹と麻疹のワクチン両方が入ったMRという予防接種ですと安い所では8千円、高い所ですと1万から1万五千円程度ですね。かなりかさむようです。

麻疹単体の予防接種ですと3千円から5千円です。

予防接種はMRを受ける事が推奨されているようですね。確かに、一度に二つの疾患に効果があるのならぜひ受けておくべきですよね。

抗体検査と合わせるとかなり出費する事になりますが、予防接種は抗体検査を受けなくてもできますので、とにかく心配な人は予防接種だけでも受けてみるといいでしょう。

自分や周りの健康を考えるなら受けた方がいいかと思います。「もしかしたら?」と思ったら病院にワクチンの在庫があるかを問い合わせて受けてみるといいでしょう。


最近の麻疹の感染について


最近は麻疹の感染がまた見られてきているようですね。

特に耳にした人が多いかもしれないニュースとしては、はしかを発症していたにもかかわらず、幕張で開かれたコンサートや東京、神奈川に出かけてしまった人の事でしょうか。

期間内に予防接種を受けられなかったのか、持続期間が短かったのかはわかりませんが、沢山の人が訪れるコンサートでしたから、パニックが起きたかもしれない事は想像に難くないですね。その上他の場所にも出向いていたというのだから迷惑な話です……

また、関西空港ではしかの集団感染が起きたりもしましたね。こちらも人が多く利用する場所だけにかなりの感染者が出ています。

麻疹は感染力が強く、決定的な効果のある特効薬がないため、とても恐ろしい病なのです。

子供がかかるものだし……」と甘く見てはいけません。子供でない人がかかればもっと重篤な症状が出るのですから。注意してほしい所です。

本来なら無料で受けられる期間内に受けてほしい所ですが、そうでない方は速やかに検査や予防接種を受けてください。

また、万が一麻疹にかかったら絶対に外に出ないでください。病院に直接行くのもダメです。まずは電話などで病院に連絡してください。移動するだけで周囲に被害が及びます


まとめ


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麻疹の抗体は持続時間は確かに長いものですが、だからと言って1回で済ませて良い物ではないですし、ましてや「1回やったから大丈夫」と油断できるものでもありません。実際、感染地域は拡大しつつありますからね。

その為にも、きちんと義務で予防接種を受けられるる期間内に予防接種を受けることも大事です。そうすればワクチンはちゃんと効果を発揮してくれるでしょう。

心配な方はぜひ抗体検査へ足を運んでみてくださいね。



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