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みなさんは「スキムミルク(脱脂粉乳)」と聞いて、何を思い浮かべますか?

戦後すぐの学校給食で牛乳の代わりに脱脂粉乳を飲まれていた世代の方々にとっては、脱脂粉乳は「まずいし臭い!」といった印象もあるかと思いますが、今スキムミルクとして一般的に販売されているものは匂いも悪くなく、味も美味しいので普段から使用されている方も多いのではないでしょうか。

そんな身近な脱脂粉乳ですが、実は様々な理由から危険性を指摘されていることをご存知ですか?

普段安全だと思って食べているような脱脂粉乳を使った加工品にも、もしかしたら危険が潜んでいるかも…。

そこで今回はスキムミルク(脱脂粉乳)の効果や安全性、危険だと言われる理由に関してまとめてみました。

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スキムミルクって?


スキムミルクとは別名脱脂粉乳とも呼ばれ、簡単にいうと牛乳から水分と脂肪分を取り除いて粉末にしたものです。

元々脱脂粉乳は溶けにくいのが難点で、そこを改良して家庭でも使いやすく製法を工夫されたものがスキムミルクなので、製法は異なりますが中身は同じものです。

脂肪分を除いているため、カロリーは牛乳の約半分。

そして、脂質はほぼゼロ!

その上カルシウムやたんぱく質は牛乳以上に含まれているというダイエットに効果的な食品です。

そして牛乳に比べて賞味期限が長いので、保存性も抜群。

そんな良いところ尽くしに思えるスキムミルクの効果とは、具体的にはどのようなものなのでしょうか。

スキムミルクの効果と飲み方


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ダイエット中は食べる量やカロリー、脂質や糖質を意識して減らすと、どうしてもカルシウムやたんぱく質といった必要な栄養が不足しがちです。

特にたんぱく質に関しては、不足してしまうと貧血や便秘、免疫力の低下に加え「自律神経のコントロールがうまくいかなくなる」「疲れやすくなる」といった症状を引き起こします。

たんぱく質は効率的に摂取したい、でも太りたくない…

そんなダイエット中の人にとって、栄養価が高いのにカロリー控えめで脂質がほぼゼロなスキムミルクは、とても魅力的な食品!

スキムミルクだけだと味気ないという場合は、ハチミツやオリゴ糖を入れて甘味を足すと非常に飲みやすくなります。




《スキムミルクのオススメレシピ》

個人的に1番オススメな食べ方は、スキムミルクのオートミール粥です。

オートミール1人分、それに約大さじ1杯のスキムミルクと水を、オートミールがたっぷり浸かるまで入れてそのままレンジで加熱。

最後にオリゴ糖をちょっと入れて甘味を足せば、栄養抜群な上に腹持ちの良いダイエット効果抜群な一品が出来上がります。

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スキムミルクが危険といわれる理由


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そんな長所しかないように見えるスキムミルクですが、実は安全性に問題があるのではないかという声もあります。

大きく分けてそもそもスキムミルクの前段階「牛乳が危険なのではないか」という理由と、さらにその「牛乳の加工の性質上危険なのではないか」という2つの理由からそう言われているようですが、具体的にはどのような理由なのでしょうか。

ホルモン剤と抗生物質の使用


実は乳牛からたくさんの牛乳を搾るために、多くの農家で牛にホルモン剤を投与しています。

このホルモン剤の継続的的な使用を理由に牛が感染症になり、結果乳房に炎症を起こしたり膿が出たり、さらにその炎症を抑える効果がある抗生物質を投与することで、その抗生物質が牛乳に残留してしまうことが懸念されています。

日本では現在数種類のホルモン剤が認可されているので、それらを使用して起こったトラブルの分だけ抗生物質も使用されているのでしょう。

特にアメリカでは、モンサント社のrBGHという遺伝子組み換えホルモンが乳がんや大腸がんのリスクを高める危険性があるという研究結果も!

現在日本ではこのrBGH自体は認可されていませんが、rBGHを投与された牛の牛乳から作られた加工品は輸入されていて、実際にrBGHの残留が認められています。

遺伝子組換えの飼料


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更に乳牛のエサとして広く使われている植物も、安全ではないのではないかと言われています。

その理由というのは、牛の飼料として広く使われているアルファルファというたんぱく質を豊富に含むマメ科の植物は、ほぼアメリカからの輸入されたものでほとんどが遺伝子組み換えされた植物だから。

研究の結果、遺伝子組み換え作物の危険性が指摘されているにも拘わらず、遺伝子組み換え作物を家畜の飼料に使用した場合は商品への表示義務はないため、普段口にしている乳製品がこれに該当するものか否かは私たちは知ることができません。

放射能汚染


セシウムやストロンチウム、ヨウ素はその性質上、加工時に脱脂粉乳に濃縮された形で残ってしまうと言われています。

2011年3月11日に起きた東日本大震災の際に起きた福島での原発事故により、福島周辺はもちろん東日本全体が放射能により汚染されてしまいました。

これは農家の方々の責任ではないので非常に残念な理由なのですが、その安全とは言えない土壌で育った牛の牛乳に含まれた危険な物質を濃縮して摂取していると考えると「スキムミルクは危険」と言われてしまう理由も分かりますよね。

まとめ


良いこと尽くしに思えるスキムミルクですが、実際たくさんの危険を孕んでいることは否めません。

現時点では飲めば確実に危険を及ぼすということではなく、数ある食品からトータルで摂取する食品添加物や残留農薬等が過剰だった場合、様々な病気の可能性が高まるということかと思います。

「栄養価が高く、低カロリーだから」という理由だけでスキムミルクに偏ること無く、健康の為、リスク軽減の為にも様々な食品をバランスよく摂取することを心がけましょう。

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