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ご飯が美味しい季節になりました。

この季節になると秋刀魚や栗ご飯を食べたくなりませんか?

秋刀魚はそのまま焼けばいいので、簡単に作れますが、栗ご飯となると栗の皮むきや下準備が面倒で、つい尻込みしちゃいますよね。

でも、栗ご飯って作るのがそんなに難しいものなのでしょうか?

そもそもどうやって作るのかイマイチ分からないかも。

今回は、栗ご飯の作り方と保存方法、さらに炊飯器と土鍋を使った炊き方もご紹介します。

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栗の下処理


栗の下処理を怠ってしまうとせっかくの美味しい栗が台無しになってしまうので、栗ご飯を作る前にまずは栗の下処理をしましょう。

下処理を丁寧にすると、美味しい栗ご飯が食べられるので頑張りましょう!

栗の下処理の方法は以下のようになります。

【栗の下処理の方法】

1.栗の表面を綺麗に洗う

2.水に浸す(一晩)

3.栗を下茹でする

4.栗の皮を剥く

それでは、それぞれの手順のポイントを見てみましょう。

栗はなぜ水に浸すのか?


栗を水に浸す理由は2つあります。

理由1:虫だし、傷んでいる栗の選別


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傷んでいる栗や虫に食べられている栗は中身の詰まっている新鮮な栗より軽いので、水の入ったボウルに栗を入れると浮きます。

栗ご飯を食べる時に虫が入ってたりすると一気に食欲を失ってしまいますよね。

そうならないためにも、栗ご飯を作るときは必ず水に浸しましょう。

スーパーで買った栗は、既に虫出ししている場合もありますので、買う時に確認するといいですね。

理由2:栗の鬼皮を剥けやすくするため


栗を一晩水に浸す事によって、栗の硬い殻(鬼皮)が柔らかくなり、栗の鬼皮が剥きやすくなります。

ただ、今すぐ栗ご飯を食べたい場合は、一晩も待ってられないですよね。

栗を一晩水に浸ける以外にも、栗の鬼皮を簡単に剥く方法が他にもありますので、そちらも参考にしてみてはいかがでしょうか?

なお、虫だしのみを行う場合は、水に浸して選別するだけで大丈夫ですよ。

栗の簡単な剥き方については、こちらの記事をどうぞ。

 ⇒栗の簡単な皮の剥き方!冷凍、圧力鍋、レンジを使った裏ワザ

栗の下茹では何分がベスト?


栗を水に浸したら、栗の下茹でを行います。

栗の下茹でをすると、栗の実の色が鮮やかな黄色になり見た目も美味しそうな栗ご飯ができますよ。

また、栗のアクも抜けて甘みも増します。

では、下茹でのベストな時間は何分でしょうか?

短く茹でる場合(5分程度)と長く茹でる場合(20分以上)、それぞれのメリットデメリットについて確認しましょう。

短く茹でる場合


【メリット】

・短時間で下準備を終わらせることができる

・栗ご飯を炊いた時、栗がほどよい硬さに仕上がる

・栗の風味を楽しみながら食べることができる

【デメリット】

・栗の実に完全に火が通っていないため、鬼皮や渋皮が剥けにくい

・栗の実が大きいとご飯を炊いても栗が硬すぎることがある

長く茹でる場合


【メリット】

・栗の実に完全に火が通っているため、渋皮や鬼皮が剥けやすい

・栗をそのまま食べることができる

・栗ご飯を炊いた時に、栗が柔らかく仕上がるため子どもも高齢者も食べれる

【デメリット】

・長く茹ですぎると栗の実がパサパサになって風味が落ちる

・栗ご飯を炊いた時に、栗の実の形が崩れてしまうことがある

それぞれのメリット、デメリットを考慮したうえで、茹で時間を決めると良いでしょう。

栗を熟成させる方法


少し時間はかかりますが、栗を熟成させて甘みを増してから栗ご飯を作る方法もあります。

栗は、寒くなると、自分の身を守るために糖を作り出し、この糖を消費しながら越冬します。

この特徴を使って、栗をチルド冷蔵に保存することによって、栗を冬だと勘違いさせ糖度を上げることができるのです。

糖度は時間とともに上がり、最高で元の4倍も上がります。

ただ、30日を過ぎると栗が自分の身を守るために糖を消費し始め、糖度が落ち始めますのでご注意を。

栗を熟成させる方法の詳細は、こちらの記事をごらんください。

 ⇒栗の簡単な皮の剥き方!冷凍、圧力鍋、レンジを使った裏ワザ

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栗ご飯の作り方


栗の下準備が終わったら、いよいよ栗ご飯を作ります。

今回は、短時間で簡単に作れる炊飯器を使った栗ご飯のレシピと、時間はかかるけれども甘く美味しく仕上がる土鍋を使った栗ご飯のレシピをご紹介します。

炊飯器での作り方


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【材料(4人分)】

・米…2合

・栗…400~600g(好みに応じて)

・塩…小さじ1と1/3

・酒…大さじ1/2(好みに応じて。入れなくてもOK)

【作り方】

1.米を2合洗う

2.2合の目盛りまで水を入れる

3.30分~1時間ほど浸水させる

4.分量の塩を加えて軽く混ぜる

5.栗を入れて炊飯器のスイッチON

6.栗ご飯が炊きあがったら、優しく混ぜる

栗ご飯を混ぜる際に、酒を好みに応じていれるとコクと風味がプラスされてさらに美味しくなりますよ。

土鍋での作り方


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土鍋で作ったご飯は美味しく感じるのは、加熱するときにゆっくりと温度が上昇するから。

お米や栗などの炭水化物には、アミラーゼという酵素が含まれており、この酵素はでんぷんを糖に変える働きがあります。

そして、このアミラーゼがよく働く温度が40℃から50℃で、土鍋はゆっくりと温度が上昇していくことから、この温度帯を長く保つことができるんですよ。

そのため、土鍋で炊いたご飯や栗は甘さを強く感じることができてとても美味しいのです。

ちなみに、土鍋で炊いた栗は、糖度が3倍に増すんです。

恐るべし土鍋効果。

では、早速、土鍋での栗ご飯の作り方をご紹介します。

【作り方】

1.米を2合洗う

2.30分~1時間程浸水させる

3.米をざるに上げて水を切る

4.土鍋に米と水、塩を入れて軽く混ぜる

5.栗を入れて強火にかける

6.沸騰して蒸気が出たら弱火にして20分炊く

7.火を止めて20分蒸らしたら、優しく混ぜる(好みに応じて酒を入れる)

土鍋で美味しいご飯を炊くときのポイントは、炊き始めから沸騰するまでの時間。

炊き始めから沸騰するまでに10分前後の時間をかけると、お米の甘みがしっかり出て、食感も抜群な美味しいご飯が炊きあがります。

もし、10分前後より短い時間で急激に沸騰してしまうと、甘みが少なく、硬めのご飯が炊きあがってしまいます。

逆に10分以上の時間をかけて沸騰させると、甘みは強いですがべちゃっとした柔らかいご飯が炊きあがってしまいます。

土鍋でご飯を炊くのは、手間とコツがいるので最初は難しく感じると思いますが、一度美味しい土鍋ご飯を食べてしまうともう炊飯器のご飯は食べられなくなる人もいるんだとか。

美味しいご飯を食べるためにも、時間のある時にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

栗ご飯をもっと手軽に楽しむ方法


栗ご飯を楽しみたい!けれども栗をもらう予定もないし、栗ご飯を作る時間も余裕もない…と栗ご飯を食べるのをあきらめている人もいるのではないでしょうか?

でも、大丈夫です。

そんな時は、剥き栗に頼っちゃいましょう。

天津甘栗でもいいですよ。

先ほどと同じ材料で、下処理した栗の代わりに天津甘栗か剥き栗を炊飯器や土鍋に入れて調理すれば、あっという間に栗ご飯ができあがります。

天津甘栗や剥き栗は一度、蒸したり茹でたりしているので、炊飯器や土鍋で調理すると、ほろほろ崩れてしまうことがあります。

形を残したい場合は、ご飯が出来上がった後に、温めた栗を入れるのも良いでしょう。

下処理した生栗よりも多少風味は落ちてしまいますが、美味しく手軽に食べられちゃいますよ。

栗ご飯の保存方法


栗ご飯を大量に作ってしまった場合、どうやって保存すればいいのでしょうか?

普通のごはんと同じように冷蔵や冷凍保存できるのでしょうか?

保存するときは栗だけ別にしなきゃいけないのでしょうか?

ここでは、栗ご飯を冷蔵で保存する方法と冷凍で保存する方法をご紹介します。

冷蔵で保存


余った栗ご飯を、翌日にすぐ食べる場合は、冷蔵保存してすぐにレンジでチンして食べたいと思う方もいるのではないでしょうか?

栗ご飯も普通のご飯と同じように冷蔵で保存できますが、パサついて固くなりがち。

冷蔵よりも冷凍保存する方が鮮度は保たれますよ。

冷蔵で保存するのであれば、チルド冷蔵で保存するとベスト。

なお、チルド冷蔵で保存した栗ご飯の賞味期限は2~3日なので早めに食べましょう。

冷凍で保存


できたての味をそのまま保存するには、やはり冷凍保存するのがベストな保存方法です。

冷凍で保存する場合は、ラップに包んでから冷凍庫に入れます。

この時、ご飯ができるだけ平らになるよう、ふっくらとご飯をラップに入れるのがポイント。

なお、栗ご飯だからと言って、栗を取り除かなくても大丈夫ですよ。

タッパーに入れて冷凍することもできますが、凍るのに時間がかかってしまい、鮮度が落ちてしまいます。

冷凍で保存した栗ご飯の賞味期限は1ヵ月ありますので、ゆっくりと食べられますね。

まとめ


栗ご飯の作り方と保存方法、さらに土鍋を使った炊き方をまとめましたが、いかがでしたでしょうか?

私は今まで、栗をもらっても栗ご飯を作る機会がなかったので、これを機に今年は栗ご飯に挑戦してみたいと思います。

ただ、栗を甘くしてから栗ご飯を作る方法は、食いしん坊で早く栗ご飯を食べたい私には向いていないので、土鍋で美味しい栗ご飯を楽しみたいと思います。

また、忙しい用のストックとして、栗ご飯を大量に作って冷凍保存をしておこうと思います。

秋の味覚の栗ご飯を多くの人が楽しめますように。

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