ケーキ1

ケーキ屋さんに行くと、ガラスケースの中に色とりどりなケーキがずらり!と並んでいますね。

定番物からそうでないものまでたくさんの種類があって、いざ買おうとするとつい目移りしてしまう事もしばしば・・・

そんなケーキの名前も1つ1つ意味や由来があるのってご存知ですか?

そこで今回はケーキの種類と、名前の意味と由来について一覧にまとめてみました。

意味や由来を知っていると、ケーキがいつもと違う姿に見えるかもしれませんよ?

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「ケーキ」の歴史


ケーキは古代ローマ時代、当時の記録の中に「甘いパン」の作り方が残っていて、それが始まりと言われています。

このころには小麦粉の生成技術も発達していて、それを調理するためのオーブンの原型もあったそうで、かなり本格的な甘いパンが焼かれていたのかもしれませんね。

さらに10世紀ころには砂糖がヨーロッパに伝わり、イタリアの都市で砂糖を使ったお菓子が作られるようになり、13世紀ごろにはフランスでアーモンドを詰めたタルトが作られるようになりました。

ただその頃はふんわりとした「ケーキ」というよりも「お菓子」といった雰囲気で、どちらかと言えば「焼き菓子」のように歯ごたえのあるものが主流だったようです。

ふんわりとしたケーキが作られるようになったのは17世紀頃と言われていて、「ケーキ」という呼び名が付いたのもこの時代でした。

その後、様々なケーキが世界各国で作られ、今日のケーキとなっていきました。

「ケーキ」の種類一覧


そんなケーキ、世界に何種類あるのか想像もつきませんが、おおまかに一覧にすることはできそうですね。

そこでケーキを種類や作り方別に一覧にしてみました。

あなたの好きなケーキはこの一覧にありますか?^^

スポンジケーキ類


スポンジケーキと言えば、日本では一番スタンダードなケーキで卵、小麦粉、砂糖が原材料になっています。

食感は軽く、デコレーションケーキの土台になることもあります。

バターケーキ類


スポンジケーキよりも油分の多く入る、重たいケーキで、パウンドケーキやフルーツケーキがこれになります。

シュ-菓子類


「シュー」とはキャベツという意味です。

水、バター、塩を鍋に入れて沸騰させ、小麦粉を入れて混ぜ、火からおろして卵を加えて焼く、という作り方で、焼くと「キャベツ」のように丸くなることから「シュー生地」と呼ばれています。

エクレアやスワンなど様々な形で世に出ていますね

発酵菓子類


日本の菓子パンのように、イースト発酵させて作るケーキで、サバランやパネトーネなどがこれになります。

フランスのマリーアントワネットの「パンがなければブリオシュを食べればいいのに」という有名なセリフ、あのセリフに出てくる「ブリオッシュ」も、菓子パンと言われていますが、発酵菓子に近いものかもしれませんね。

フィュタ-ジュ(パイ)類


小麦粉とバターから作られるサクサクとした生地にナッツや甘く煮た果物を包んで焼き上げたもので、日本では、ファーストフードレストランで売られている「アップルパイ」もこれになります。

大まかに一覧にしてみましたが、もちろん、この一覧に出てきていないケーキも沢山ありますね!(和菓子、ゼリー、プリン、クッキー、ワッフル和菓子等)

ケーキの種類、あなたはどのくらい知っていますか?

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ケーキの名前の意味と由来一覧


そんなケーキの名前も、漠然とつけられたわけではなくて、ちゃんと意味や由来があってつけられたのです。

そんなケーキの中でも、誰もが知っている有名なケーキの名前の由来を、一覧にしてご紹介します。

中には意外な意味、面白い由来もありますので、あなたのお気に入りなケーキを思い浮かべながらお読みください。

ショートケーキ


ショートケーキ

「ショート」とは、「砕けやすい」「もろい」という意味から、「サクサクした食感」という意味で「ショートケーキ」といわれています。

「でも、イチゴの乗ったあのショートケーキ、どこがサクサクしてるの?」と、そう思いますよね?

実はもともとショートケーキとはビスケットのようなサクサクした土台に生クリームをのせたケーキのことを言うのです。

私たちが「ショートケーキ」と聞いて思い浮かべる、あの「イチゴと生クリームで飾ったふわふわのケーキは実は日本発祥、1922年に、あのペコちゃんでおなじみの「不二家」の創始者が、アメリカのショートケーキを日本人向けに改良して作ったものなのです。

ちなみに、外国で「ショートケーキ」と言っても通じないそうですのでご注意ください。

モンブラン


モンブラン

「モンブラン」といえば、黄色いつやつやした栗と、栗と同じ色のクリームが細く沢山絞り出されているケーキですよね。

そんなモンブランはフランス発祥のケーキで、フランスでのモンブランは当然フランス産の栗が使われていて、色も黄色ではなく、どこか黒っぽいモンブランなのです。

「モンブラン」とは、アルプス山脈にあるモンブランという山の名前が由来になっていて、フランス語で「モンブラン」とは「白い山」という意味です。

そういえば、ケーキのモンブランには粉砂糖がかかっているものもありますが、あれは山にかかる白い雪を模しているとか。

日本では1933年に、自由が丘の老舗洋菓子屋「モンブラン」の初代店主がフランスを旅した時に「モンブラン」を見つけ、日本で作る許可をもらい、さらに日本産の栗を使うことによって、今日見かけるあの黄色いモンブランになったのだそうです。

カステラ


カステラ

カステラはもともとスペインのカスティーリャ王国発祥のお菓子と言われていて、ポルトガル語でカスティーリャ王国の事を「カステラ」と呼んでいました。

戦国時代、ポルトガル人によってカステラが日本に伝わったとき、日本人が「これ何というお菓子だ?」と聞いたところ、ポルトガル人が「カステラ王国のお菓子だ」と答え、このお菓子の名前が「カステラ」なのだと思い、こうなったそうです。

その後、作り方がわかりやすい事、また材料に(当時日本ではほとんど流通していなかった)牛乳が使われていなかった事などから日本でも作られるようになり、改良され、今日のカステラとなっていったのです。

尚、カステラ王国のお菓子として紹介された「カステラ」と、日本で作られるようになったカステラは、まるで別物だそうです。

パウンドケーキ


パウンドケーキ

「パウンド」とは「ポンド」という重さの単位が由来で、1ポンドとはおよそ0.45kg、小麦粉・バター・砂糖・卵をそれぞれ1ポンドずつ使って作ることから「パウンドケーキ」と呼ばれるようになりました。

このパウンドケーキ、フランスでは「カトルカール」という家庭で作るケーキで、「四分の一」いう意味・小麦粉・バター・砂糖・卵を同量ずつ使うことからこの名前が付きました。

いずれにしても、名前の由来が「作り方」「材料配合」になっているのも面白いですよね。

シュークリーム


シュークリーム

「シュー」とは、「キャベツ」という意味で、シュークリームを直訳すると、「クリーム入りキャベツ」という意味になりますね。

フランスでは、このシュークリームを小さく大量に焼き、飴でコーティングしてタワーのように積み上げたウエディングケーキ「クロカンブッシュ」があり、これに使われている「シュー」=キャベツは、子孫繁栄の願いと豊かな収穫の願いが込められていると言われています。

バームクーヘン


バームクーヘン

結婚式の引菓子にもよく使われているあのバームクーヘン、ドイツ生まれのケーキなんです。

「バーム」とは「木」が由来、「クーヘン」とは「ケーキ」という意味から、「木のようなケーキ」という意味です。

バームクーヘンのあの模様はまるで年輪のよう、その年輪模様がこのケーキの名前の由来になりました。

ドイツでは、森の妖精が作ったケーキで、幸せを運んできてくれると伝えられています。

また、年輪には「幸せを重ねてゆく」という意味もあって、幸せの象徴、日本ではおめでたい時のケーキとして、今でも結婚式の引菓子として使われているのです。

シフォンケーキ


シフォンケーキ

背の高い、食感が優しくてふわふわなケーキ、シフォンとは、服飾用語で「薄い絹織物」という意味で、シフォンのようにきめ細かく柔らかいケーキ、という由来で「シフォンケーキ」の名前が付きました。

一方フランス語で「シフォン」とは「ぞうきん」とか「ぼろきれ」という意味もあり、「ぼろきれのケーキ」と訳すこともあるとか・・・ちょっと寂しいですね。

このシフォンケーキはアメリカで、1927年、ハリ―・ベーカー氏によってつくられました。

世に出てきた当時、レシピは一切公開されず、ベーカー氏が自宅のキッチンで1日40台ものシフォンケーキを焼いてレストランに卸していたとか・・・

それから20年後、レシピが公開され、一般家庭でも作られるようになり大ブームになったそうです。

チョコレート


チョコレート

チョコレートといえば甘いとろけるお菓子ですが、「チョコレート」という言葉はメキシコの言葉で「ショコラトール」が由来になっていて、「苦い水」という意味でその名前の通り、甘みなどまったくない苦い飲み物でした。

このショコラトール、もともとは薬として飲まれていましたが、改良され今日の甘いチョコレートとなっていったのです。

日本では明治の始め、1878年、風月堂草本全の店主、大住喜右衛門が、当時の店の番頭にチョコレート技術を横浜で学ばせて風月堂で販売したのが始まりです。

その時の名前は「貯古齢糖」・・・まるで当て字みたいですね(笑)

その後、森永製菓によって大量生産され、今日のチョコレートとなっていったのでした。

パンケーキ


パンケーキ

よく「パンみたいなケーキ」と言う人もいますが、実は「フライパンで焼いたケーキ」が由来となって「パンケーキ」と呼ばれているのです。

日本では「ホットケーキ」という呼び名の方が浸透していますが、アメリカでは「パンケーキ」と言われています。

実際、「パンケーキ」と「ホットケーキ」には大きな差はなくて、大まかに「パンケーキは甘くない食事むき、ホットケーキは甘いケーキ」ですとか、「ホットケーキは厚い、パンケーキは薄い」等、おおまかな認識がなされているようです。

ホットケーキは日本独自の名前で、ホットケーキミックスを発売した会社の社長が、「フライパンで簡単に作れて、温かいうちに食べることが出来るケーキ」という意味で、この名前を付けたそうで、「ホットケーキ」と海外で言っても通じません。

ミルフィーユ


ミルフィーユ

フランス発祥のケーキで、「ミル」は「千」、「フィーユ」は「葉」が由来になっていて、「千枚の葉」という意味のケーキです。

その名前の通り「千枚の葉を重ねたようなケーキ」という意味なのだそうです。

ところでこのミルフィーユ、フォークやスプーンが刺さりにくい事から、数あるケーキの中でも「もっとも食べにくいケーキ」と言われているのです。

このミルフィーユは、横に倒して、フォークで食べるのが一番きれいな食べ方と言われていますが、マナー的にはどうなのでしょう?

プリン


プリン

日本では「子どものおやつ」の定番、「プッチンプリン」が有名ですけれど、もともとはケーキやお菓子ではなく料理の一種でした。

イギリスで作られていた「プディング」というお料理が由来で、小麦粉、米、ラード、肉、卵、牛乳、バター等の材料を混ぜて味付けして、蒸したり焼いたりして固めた料理の事なのです。

肉や米で作られた甘くないプディングがメインの食事に、チョコレートやカスタードで作られた甘いプディングが食後のデザートに・・といった風に作られていたようです。

「プディング」という料理そのものは日本ではほとんどなじみがありませんが、ケーキとしての「プディング」は江戸時代後期から明治時代初期に日本に伝わったと言われていて、「プディング」がなまって「プリン」となりました。

まとめ


ケーキの名前の意味や由来の一覧をご紹介しましたが、いかがでしたか?

意外な意味や面白い由来、本来ケーキではなかったものや、日本独自に作られた名前もあってちょっと面白かったですね。

ケーキの名前の意味や由来、実はこれだけではなく、もっといろいろあるのです。

もしもケーキを見つけたら、そんな意味や由来に、ちょっと思いをはせてみてはいかがでしょうか?


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