年越しそば1

年末の大掃除や正月の準備がひと段落ついた大晦日に食べる「年越しそば」

温かいつゆは、私たちの体と心を芯から温めてくれます。

大晦日に決まったように食べている年越しそばですが、実は地域によって具材が違います。

また、今まで特に気にしていなかったのですが、年越しそばを食べるタイミングっていつなのでしょうか。

夜ごはんと一緒に?それとも夜食として食べるのでしょうか?

当たり前のように食べていた年越しそばの疑問について調べてみました。

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年越しそばとは

年越しそばの歴史


今では当たり前のように大晦日に食べられている年越しそばですが、いつから食べるようになったのでしょうか?

年越しそばが一般市民に広まったのは江戸時代で、その由来は節分に食べるそばから来ています。

節分に食べるそばが年越しそばになるなんて、不思議ですよね。

けれども、江戸時代の旧暦で考えると、節分と元日の間はほんの数日しか開いていなかったので、この由来にも納得できます。

つまり、節分も江戸時代までは年末年始の行事の1つだったのです。

そして、いつの日か節分は年末年始の行事から外れて、そばを食べる習慣のみ残りました。

年越しそばを食べる意味


大晦日に食べる年越しそばには、古くから様々な意味や願いがこめられています。

そばの細く長い形状から長寿や延命を願う意味。

そばは口の中で切れやすいことから、今年の苦労や不運を切り捨てて、新たな年を迎えるといった意味も。

そのため、別名「年切りそば」「縁切りそば」とも言われるそうですよ。

さらに年越しそばを残さず食べて「借金を打ち切る」という意味もあるそうです。

年越しそば1つでこんなにたくさんの意味や由来があるなんて面白いですよね。

その他にも地域によっても年越しそばの意味や由来が違います。

これは、後ほど詳しくご紹介します。

年越しそばを食べるタイミング


年越しそば2

大晦日に食べる年越しそばですが、皆さんはどのタイミングで食べますか?

我が家は、毎年晩御飯の代わりとして、紅白歌合戦を見ながら年越しそばを食べていたのですが、このタイミングで合っているのでしょうか。

先程、ご紹介しましたが、年越しそばには古くから「今年の不運を断ち切る」、「新しい年に向けて願いを込める」という由来があります。

なので、年越しそばを食べるタイミングは「年が明ける前」であること。

大晦日であればどのタイミングで食べても良いのです。

極端な話、大晦日であれば朝ごはんに食べてもOKなんですよ。

なお、これも地域によって食べるタイミングが違い、新潟県では元旦もしくは年明け小正月の前日である1月14日に食べる風習があります。

新潟県に嫁ぐ予定がある方は、この風習を覚えておくと良いですね。

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地域によって違う年越しそば


大晦日に食べる年越しそばですが、地域によって具材や意味、食べるタイミングが異なります。

今回はその中からいくつかの地域をピックアップして、年越しそばの具材とその意味をご紹介します。

にしんそば


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にしんそばとは、甘露煮のにしんをのせたそばで、北海道や京都府で食べられます。

にしんは「二親」とも読めることから、子宝に恵まれるようにと縁起を担ぐ意味があります。

年越しそばに乗せることで、子孫繁栄や子宝を祈願します。

おかめそば


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おかめそばとは、かまぼこや海苔、青菜やシイタケなどの具材をお多福の「おかめ」の顔に似せて並べたそばのこと。

主に関東地方で食べられます。

縁起の良いおかめの顔に似せてそばの上の具材を並べることで、新しい年の福を願う意味があります。

きつねそば


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きつねそばは、皆さんもご存知の通り、甘く煮た油揚げが乗ったシンプルなそばのこと。

年越しそばの上に載っている具材としては一般的なもので、全国で食べられています。

油揚げは、稲荷神の使いであるきつねの好物であることから、年越しそばにのせることによって、商売繁盛を祈願する意味があります。

年明けうどん


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年明けうどんは、うどんの国である香川で有名となっているもので、さぬきうどん振興協議会が2008年から年中行事として全国に広めようと活動したのが始まりです。

つまり昔からある文化や風習に由来したものではないんです。

けれどもちゃんとした意味はあります。

太くて長い麺は健康長寿を祈願する意味があり、トッピングの紅白かまぼこは新年を祝い人々の幸せを願う意味があります。

また、食べるタイミングは新年であればいつでも良いとされています。

まとめ


年越しそばを食べるタイミングや由来、地域によって違う具材の意味についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。

大晦日の年越しそばは、毎年食べるものの、今までどんな由来があるのか、また食べることによってどんな意味が込められているのかを考える機会がありませんでした。

特に驚いたのは、年越しそばが実は節分に食べられていた「節分そば」の由来でできた風習だったこと。

「節分そば」も初めて知りましたし、旧暦で正月と節分が数日しか変わらなかったことも今まで知りませんでした。

年越しそば一つだけでも、こんなにたくさんの発見や驚きがあるので、他の年中行事の風習を調べたらもっとたくさんの驚きがありそうです。

今年は、年越しそばを食べながら家族に由来や意味についてプチ自慢をしたいと思います(笑)

皆さんも大晦日は年越しそばを食べて、今年の不吉な縁を切って新たな年を迎えましょう。

そばアレルギーの人は次の日に年明けうどんを食べると良いですよね。

それでは皆様、良い年越しを。

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