捻挫

ちょっとしたときに「ぐきっ!」と足をひねってしまったり、ちょっと重たいものを持った時に手首に違和感が走ったり・・・

普通に生活しているだけなのにちょっとしたときに「捻挫」になってしまう事、ありませんか?

たかが捻挫されど捻挫、処置もせずに放置するとなかなか治らなくて痛みも長引くことも・・・そんな捻挫の応急処置と早く治す方法をご紹介します。

また、急な捻挫の時、温めるのか冷やすのか・・・悩むところですよね。

そんな疑問にもお答えしたいと思います。

スポンサードリンク


捻挫とは何か?


捻挫とは捻(ひね)ってしまうことで、関節や靭帯(骨同士をつないでいるコラーゲンで出来ている部分)が傷ついて炎症を起こしてしまう事です。

足首や手首がよく捻挫になるといわれていますが、一般的に体のどの部位も捻挫になる可能性はあり、突き指も捻挫の1つと数えられています。

「歩いていたら転んで足を捻っちゃったー! ちょっと痛いけど腫れていないから大丈夫!」という症状もありますが、たとえ腫れていなくても捻った場所が痛んでいれば関節が傷ついているので捻挫しているでしょうし、また、捻った拍子に血管を傷つければその場所は内出血しますので青痣になる事もあります。

いずれにしても体のどこかを不自然に捻り、それが元で捻った場所が痛むのであれば「捻挫」と疑った方が良いでしょう。

捻挫の応急処置


どんな状態だったら応急処置が必要?


さて、もしも捻挫になったら必ず応急処置をしましょう。

「えー!でも、腫れていないし、ちょっと痛いだけだからほっとけば大丈夫でしょう?」

いいえ、そんなことはありませんよ!

たとえ腫れていなかったとしても内出血や青痣がなくても、捻った場所が痛むのであればそれは捻挫で応急処置が必要なのです。

なぜかというと捻挫の衝撃で骨折や脱臼といった大きな怪我をすることもあるのですが、骨折や脱臼をしてもその患部が腫れないこともあるのです。

「痛いけど、腫れていないから平気」と思って応急処置を怠っていたら、痛みがひどくなって病院に行ったら患部が骨折していた・・・という事もありうるので、必ず応急処置はしてくださいね。

捻挫の応急処置には「RICE処置」を!


さて、肝心の応急処置をご紹介します。

スポーツの途中であればスポーツは中断、外出中であれば動き回るのはやめて座れる場所を見つけて休みましょう。

捻挫の応急処置は、一般的に「RICE処置」と言われていています。

R→rest(安静)


安静
捻った場所を動かさず安静にします。

捻挫によって関節が傷つき、炎症を起こしているので、捻挫した場所を安静にすることでその炎症を和らげます。

I→ice(冷却)


冷却

患部が炎症しているので冷やすことでその炎症を抑えます。

氷の入ったバケツに患部をつけたり、氷の入ったビニール袋やアイスノンを患部に当てたり、冷却スプレーがあればそれを吹き付けるのも良いですし、とにかく早く冷やしましょう。

この時、直接氷を患部に当てたり、氷で冷やし続けたりすると低温やけどをしたりすると患部が痛むことがあるので、タオルで氷の入ったビニール袋やアイスノンを包んで患部に当てましょう。

C→compression(圧迫)


圧迫

テーピングや包帯を使ってしっかりと患部を圧迫します。

これは、患部の内出血や腫れを防ぐためで、患部を冷やすときに一緒に圧迫する場合もあります。

また圧迫しすぎると血流が悪くなることもありますので、圧迫した先が青くなったりしびれたりしてきたら圧迫を緩めて落ち着いたらまた圧迫しましょう。

E→elevation(拳上・高拳)


拳上・高拳

圧迫して安静にするときは椅子やクッション、まくらなどを使って患部を心臓よりも高いところに持ち上げます。

持ち上げることで内出血や痛みも軽くなり完治も早まります。

この4つが「RICE処置」と言われる応急処置の方法ですが、例えば外出中の捻挫となると応急処置が出来ない場合もありますね。

そんな時には、せめて無理に動かず少し休んで、帰ってからしっかりと応急処置をしてください。

応急処置は24時間以内にすることが出来ると捻挫を早く治すことが出来ますよ。

スポンサードリンク


応急処置の後にすること


痛みが酷かったら病院へ


病院へ

軽い捻挫であれば、しっかり応急処置さえできれば2,3日で痛みも腫れも引きます。

もしも2,3日たっても痛みや腫れが引かないままでしたら、整形外科で診察してもらいましょう。

整形外科へ行って捻挫した事を言えば、レントゲンを撮って骨や靭帯に異常がないかを診て貰えます。

他にも、


・捻挫によって患部が変形している

・患部を動かせないほど痛む、患部がしびれるなどの異常がある場合

・内出血が酷い


こんな症状が続くのであれば、骨折の疑いもありますので整形外科で診察を受け処置してもらいましょう。

病院に行かない場合にする事


もしも応急処置をした後、2,3日して痛みや腫れが落ち着いたのなら病院に行かなくても大丈夫!サポーターや包帯で患部が動かないように固定して、なるべく安静に過ごしましょう。

腫れや痛みが引いてきたら、少しずつリハビリも兼ねて無理しない程度に動くようにしますが、リハビリをさぼると逆に動かなくなってしまいますのでご注意を。

患部は温めるの? 冷やすの?


捻挫をした患部、温めるか冷やすか・・・そんな疑問を持ったことはありませんか?

捻挫した直後は応急処置の時にも触れましたが、患部が炎症しているので冷やすのが良いですが、患部の炎症が収まったなら温めると良いですよ。

温めることで血流が良くなって自然治癒力が上がり、捻挫を早く治すことができます。

ただし、患部がまだ熱を持っているときに温めると捻挫の治りが遅くなるので、冷やす→温めるタイミングを見極めるのが難しい時があります。

捻挫の炎症が収まるのには、捻挫の重度によりますが、大体3,4日~1週間程度と言われています。

ただし、捻挫の患部は必ず温める方が良い、という訳ではなくて“温めたら早く治すことが出来る”という程度だそうです。

私はよく足首を捻挫するのですが、そのかかりつけの整形外科の先生によると、「捻挫の患部は、炎症が収まれば自然に治ってゆくので、冷やす、温める、どちらでも良くて、患者が気持ち良いと思う方にしてあげるのが一番」なのだそうで、決して「温めることを推奨」していないようでした。

ただし、

「捻挫した後の応急処置は大事!捻挫した直後はとにかく冷やす事!」

と、しつこいほどに仰っていました。

捻挫を早く治すコツ

さて、捻挫は痛いですし早く治すことが出来るならそうしたいですよね?

実は捻挫を早く治すコツもいくつかあります。


【捻挫を早く治すコツ】

・捻挫をしたら応急処置を必ずする

・最低3日は患部を冷やし、炎症が収まったら温める

・よく睡眠をとり、栄養のあるものをバランスよく食べる。


どの怪我や病気でも同じことが言えますが、よく体を休めて捻挫の治癒に必要な栄養をしっかり摂るのも早く治すためにはとても大切みたいですね。

私の捻挫との付き合い方


私は子供のころの事故がきっかけで足首が弱く、日頃からサポーターを足首につけているのですが、よく捻挫をしますし、また捻挫のケアを怠ると何週間も痛みが続いてしまいますので、痛みを長引かせないための応急処置は欠かせません。

外出先での捻挫が多いのですが、冷やす為のスプレー(エアーサロンパス)と冷湿布と包帯は必ずカバンの中に入れています。

捻挫をしたら、重度、軽度にかかわらずどこか座れるところに座って、患部に応急処置用のスプレーをして、しっかりと冷やすようにしてから、湿布を貼って包帯をきつく巻き、時間が許す限り、休むようにしています。

RICE処置のうちの「elevation(拳上・高拳)」以外の3つは処置の道具があればすぐにできますしね。

帰宅後、ちゃんとした応急処置をして2,3日様子を見て、腫れと痛みが引かないなら病院へ行き、軽度の捻挫であればそれから数日は湿布と足首用のサポーターをつけて過ごします。

応急処置がちゃんとできれば、軽度の捻挫であれば数日で痛みも引いて普通に動けるようになります。

捻挫の応急処置は、早く治すためにはとても大切な事なのです。

まとめ


ちょっとしたことで捻挫になってしまう事って、意外と多いのではないのでしょうか?

今回は、そんな急な捻挫の時に役に立つ応急処置と早く治す方法をまとめてみました。

捻挫になると患部を普通に動かすことも出来なかったり、日頃の何気ない動きさえも不自由したりするので、とても大変ですしストレスにもなります。

そんな捻挫を早く治すにはとにかく応急処置が大切なので、捻挫をしたら「RICE処置」をしましょう。

早く捻挫が治って今まで通りに動けるようになると良いですね。


スポンサードリンク