健康・病気

梅雨に頭痛、だるい、めまい、吐き気など体調不良になる原因と対策は?

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梅雨

風邪や病気という訳ではないのに梅雨や季節の変わり目になると頭痛やめまい、吐き気、古傷の痛みやだるい症状といった体調不良に襲われるものです。

「そうそう!わかるー!」

「私もなんかだるくなるのよねー」

と、思わず頷いてしまう方も多いのでは?

けれど本当にこれらは、理由のないものなのでしょうか?

梅雨や季節の変わり目の体調不良は、ちゃんと原因やメカニズムがあるのです。

そんな梅雨時の体調不良の原因と対策をご紹介します。

梅雨時の頭痛やめまい、だるい症状、吐き気の原因の解決方法も、実は意外なところにあるのですよ。

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梅雨時の体調不良

体調不良

梅雨時の体調不良は、一般的に「気象病」や「天気病」、「天気痛」と呼ばれています。

これは、気候や天気の変化によって病状が出たり体調が崩れる病気をまとめたもので梅雨時や季節の変わり目に起こす体調不良・・・めまいや頭痛、だるい症状、吐き気と言ったものすべてがこれに含まれます。

気象病の原因はいくつかありますが、主に「頭痛」や「だるい」「めまい」「吐き気」といった症状が出る原因は「気圧の変化」と「自律神経」が大きくかかわっているのです。

気圧の変化

天気図

気圧とは常に地上を覆っている空気の圧力の事で、人は常に12~15トン程の空気の圧力を受けています。

12~15トンですよ? 想像できますか? すごく強くて重たい圧力ですよね?

そして人の身体はその圧力に負けないように圧力と同じくらいの強さで内側から押し返している状態なのです。

その気圧の量が少し変わるだけでも、体への負担はとても大きいのです。

内耳が信号を発信

内耳

この気圧の変化は、耳の奥にある三半規管の「内耳」という器官で敏感に感じます。

内耳は身体の平衡感覚を司る器官なのですが、内耳が気圧の変化をキャッチすると体のさまざまな器官に信号を出しそれらが体調不良の原因となっていくのです。

気圧の変化に伴う体調不良は、こんな風に現れます。

内耳そのものの混乱

内耳は身体の平衡感覚を司っているのですが、それには内耳の情報と「視覚」からの情報が必要になります。

内耳は気圧の変化をキャッチしていて「体のバランスが崩れた」と感じているのですが、視覚からはそういった情報はありません。

その2つの情報のずれが生じ、そのずれが原因で混乱して、だるい症状やめまい、吐き気といった症状が出るのです。

実はこの「内耳と視覚からの情報のズレ」は、梅雨時や季節の変わり目の気象病だけでなく、乗り物酔いが起こる原因と同じメカニズムなのです。

乗り物酔いも、揺れる身体からの情報と揺れていない視覚情報のずれが原因で起こる現象で乗り物酔いを起こしやすい人は、梅雨時に体調を崩しやすいそうですよ。

そういえば、車酔いの症状と、気象病のだるい症状だったり吐き気やめまいだったりといった症状は、ちょっと似ていますね。

乗り物酔いに関する詳しい原因については「車酔いしない為の予防法は?原因や効果的な薬も紹介」もご覧ください

ヒスタミン分泌

内耳が低気圧を察知すると、身体中に「ヒスタミン」という物質が分泌されます。

「ヒスタミンってどっかで聞いたことがあるけど・・・花粉症のアレルギーの原因の?」

そう、花粉症のアレルギーを持っている方は何度か聞いたことがあるかもしれませんね、体のアレルギーに反応する物質です。

このヒスタミンが低気圧によって体内に大量に分泌され、過剰なアレルギー症状を引き起こしたり血管を拡張させて血圧を下げてしまったりします。

その結果、頭痛やめまい、だるい症状、吐き気といった体調不良を引き起こすのです。

「季節の変わり目に何となくアレルギー症状が出るのよねー」とお悩みの方、その原因は気圧の変化に伴って体の中にヒスタミンが多くなったからなのですよ。

自律神経の乱れ

ストレス

気圧の変化は、人の身体にとっては大きなストレスとなります。

そのため、気圧の変化をキャッチした内耳は自律神経に働きかけストレスに対抗しようとします。

自律神経には、

  • 交感神経(興奮、ストレスを司る神経)
  • 副交感神経(リラックスさせる働きがある神経)

の2つがあって、日常的な気圧や気候の変化でしたら、自律神経が自然に調整して身体が対応できるようにしてくれます。

ですが急激な気圧の変化が起こると自律神経は対応できず調整がうまくいかなくなりその結果、頭痛や偏頭痛、体調不良などといった症状が現れるのです。

「何となく、熱もないし他に病気の症状はないんだけど、頭痛が酷いの」

梅雨時にこんな症状が出る人は多いと思いますが、これは気圧によって自律神経が崩れてしまったのが原因なのですよ。

また、日頃からストレスに弱い方は、季節の変わり目に自律神経のバランスが崩れやすいのだとか。

他の症状

実はこの気象病、頭痛やめまい、吐き気、だるい症状の他にも

  • 関節痛
  • 古傷の痛み
  • 蕁麻疹
  • イライラ
  • 倦怠感

等の症状も引き起こす事があります。

頭痛、だるい症状やなどが出ないとしても、

「梅雨時、どうも古傷が痛むのよねー」

「長雨が続くとなんとなくイライラしたり倦怠感が酷くなるんだけど」

といった症状で困っている方も多いのでは?

それらは気圧の変化による自律神経の乱れが原因の可能性が高いですよ。

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体調不良の対策

それでは、実際に梅雨時や季節の変わり目に頭痛やめまいといった体調不良になった時の対策はあるのでしょうか?

ポイントは、「自律神経を整える」こと。

体調不良の原因は自律神経の乱れと、内耳の情報のずれの二点ですので頭痛薬や風邪薬が効かないことも。

他の病気とはちょっと違う対処法になります。

ストレスをためない

ストレス解消

梅雨時や季節の変わり目に起こる体調不良は自律神経の乱れが原因であることが多いので、日頃からストレスをためないよう過ごしましょう

また体調が悪い時もイライラせずにリラックスするようにしましょう。

さらにストレスを貯めてしまっては、体調はもっと酷くなることも!

耳のマッサージ

マッサージ

気圧の変化を感じるのは耳の奥にある内耳。

そこからさまざまな命令や伝達が行われるので、耳をマッサージして緊張や血流を解してあげたり、温めて血のめぐりを良くしたりすることによって、緊張状態が緩和されやすくなります。

また、気候の変化が原因の肩こりや頭痛にも耳のマッサージは効果がありますよ。

ツボを押す

自律神経の乱れが原因で起こる気象病ですので、自律神経を整える事は対策になります。

そんな、乱れた自律神経を整えるツボがあります。

内関(ないかん)

手のひらを上にして、手首のしわから肘の方向に指三本分上に移動した辺りが「内関」のツボです。

このあたりのツボを押すと、自律神経を整えることが出来ますので、症状が出てきたらツボを押すのも効果的な対策です。

この手首のツボ押しには、こんなブレスレットもあります。

【天気痛ブレス】

程よく内関を刺激してくれるブレスレットだそうです。

効果は人それぞれですが気象病による頭痛が酷いのであれば、対策として試してみるのも良いかもしれませんね。

酔い止め薬が効果的

酔い止め薬

梅雨時の体調不良、頭痛や偏頭痛が酷くなる方は薬を利用しがちですが、もしも薬を飲むのなら「酔い止め薬」がおすすめ。

気象病はなかなか薬が効かないことが多いのでそんな中で酔い止めが効果があるなんてちょっと意外に感じるかもしれませんが、気象病のメカニズムは乗り物酔いのメカニズムとよく似ているので、酔い止めも効果があるのだとか。

症状が出てきたときに使えるように、事前に常備しておくのも対策としては有効ですよね。

予防には規則正しい生活を

規則正しい生活

最後に、梅雨時の体調不良の予防するには、日頃から自律神経が乱れにくくなる体調を作るのが大切。

ありきたりですが、規則正しい健康的な生活を送るのが気象病の予防には一番なのです。

  • 十分な睡眠をとる
  • 栄養のある食べ物を食べる
  • 適度な運動

こういった生活の繰り返しが、いざという時に自律神経が乱れにくくなるコツですよ。

簡単な事ですが、意外と出来ていない方は多いようです。

「朝食抜いてきちゃった」

「最近運動不足で・・・」

「仕事忙しくてちょっと寝不足なのよねー」

こういった事が積み重なると、梅雨時や季節の変わり目の体調不良がより酷くなることも。

身体のメンテナンスはとても大切ですよ。

まとめ

梅雨時の体調不良についてご紹介してみましたが、いかがでしたか?

原因が「気圧の変化」というのはとても意外な気がしましたが、気圧の変化が身体に与えるストレスの大きさがそのまま症状の大きさ・・・そう考えるとちょっと怖くなりました。

対策に「酔い止め薬を飲む」というのがあるのも意外に感じましたが、それで治るのなら、気象病が酷い時には飲んでみようかな? と思いました。

そして、規則正しい健康的な生活を送ることが予防のカギになるのも、改めて日常生活を振り返ってしまいました。

みなさんも、予防と対策をしっかりとして、気象病を乗り切ってくださいね。

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