赤ちゃんを育てるママがぶつかる悩みの一つが「夜泣き」です。
「いつか終わるもの」と思ってはいても、連日続く夜泣きに悩まされるママも多いと思いますが、夜泣きはママ一人が抱えるべき問題ではありません。
夜泣きに対する旦那さんの対応はどうでしょうか?
すぐ横で赤ちゃんが泣いていても全く起きないどころか、起きているのに無視していたり、さらには「うるさいから早く寝かしつけてよ。」なんて言われてイライラした経験はありませんか?
もっと旦那さんにも協力してほしい!けれど、どう言えば伝わるのかわからないママも多いと思います。
そこで今回は、夜泣きでも起きない旦那さんにイライラせず、協力してもらう方法をご紹介します。
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夜泣きで旦那は何故起きない?
私の息子は生後6ヶ月で夜泣きが始まったのですが、、おむつを替えても、抱っこしても、おっぱいをあげても泣き続ける息子に毎晩お手上げ状態でした。
眠い目をこすりながら赤ちゃんを抱っこするのですが、こちらの気も知らず横で全く起きない旦那さんに対して、「こんなにうるさいのになんで起きないの?無視しているのかなあ。」とイライラしていました。
しかし、どうやら無視しているわけではなく本当に起きていないと分かり、ある日イライラを通り越して不思議に思いました。
男性は赤ちゃんの泣き声にどうして反応しないのでしょうか?
起きない理由
実は、旦那さんが起きないというよりママの体が赤ちゃんの泣き声に反応できるよう変わっているんだそうです。
女性の体には産後母乳を出すためにプロラクチンというホルモンが分泌されますが、このプロラクチンには数時間ごとの授乳に対応できるよう睡眠の質を変える性質があります。
寝ていても赤ちゃんが泣いたらすぐに反応できる体になっているので、ママがすぐに起きても旦那さんは気づかずに起きない・・・という事がよくあるようです。
起きない心理
起きない旦那さんの他に、中には起きても無視してまた寝てしまうなんて旦那さんも多いと思うのですが、ママからしてみたら起きない以上にイライラしますよね!
そんな風に無視して寝てしまう旦那さんの心理は、どうやら「自分が起きても何もできない」と思ってあえて無視している旦那さんが多いようで、夜泣きに対して自分がどう協力していいかわからないため、無視して寝てしまうんですね。
では、どう伝えれば旦那さんが協力してくれるようになるか考えていきましょう。
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起きない旦那にイライラしない方法は?
まずは旦那さんに、夜泣きの対応に協力して欲しいとしっかり伝えましょう。
もしかしたら旦那さんは「何もできない自分が起きてもかえって邪魔してしまうだけ」と思っているかもしれないので、起きない旦那さんを見てイライラをため込む前に、「無視せずに協力してほしい」としっかり言葉で伝えましょう。
では、具体的にはどんな方法があるでしょうか?
寝室を別にする
実践している方も意外と多いかと思いますが、起きない旦那さんを見ないよう旦那さんに別の部屋で寝てもらうという方法です。
協力といえるかは微妙なところですが、やってみるとこれだけで大分イライラが解消しますよ。
「どうして無視するの?」とイライラするなら、いっそ「旦那さんは部屋が違うし夜泣きに気づいていないからしょうがない!」と思った方が案外イライラしなくなります。
ちょっと寂しいですが、夜泣きが収まるまで距離を置くのも一つの手と考えてみましょう。
一緒に起きていてもらう
何をしていいかわからない、という旦那さんに、まずは一緒に起きていてくれるようお願いしてみましょう。
息子の夜泣きがひどい日に泣きながら旦那さんを起こした事があり「何すればいい?」と言われたのですが「ただ起きて話し相手になってほしい」とお願いした事があります。
一人で夜泣きに付き合うと、「もう泣き止んで・・・」と暗い気持ちになってしまいがちですが、旦那さんが一緒に起きて話していてくれるだけで、その時間が楽しくなって「眠くなるまで付き合うよ!」と前向きな気持ちになれたりします。
ママが大らかな気持ちになると、赤ちゃんも安心して眠くなったりしますよね。
一人じゃないんだと思うだけでずいぶんイライラが解消されますよ。
夫に協力してもらう
最後は、実際に赤ちゃんへの対応を分担して行う方法です。
普段あまり一人きりで赤ちゃんをあやす時間が少ない旦那さんからすると、はじめは少し大変かもしれませんし、ママからするとなかなか泣き止まない赤ちゃんをみて「もう自分がする!」とイライラしてしまいそうになりますが、そこはぐっとこらえて見守りましょう。
慣れれば旦那さんに任せて自分が休む時間ができますし、旦那さんも子育てに対して自信が持てます。
赤ちゃんにとってもパパとのスキンシップの時間が増えますし、いいことづくしですね!
こんな分担方法はいかがでしょうか。
一緒に起きて役割分担
例えば、ママがミルクを作る間にパパは赤ちゃんをあやしたりおむつを替えたりと役割を分担します。
おむつ交換からあやして授乳と、全てママ一人でしようとすると大変ですが、旦那さんが協力してくれるだけでぐっと楽になりますね。
家事を分担
夕飯の食器洗いやお風呂掃除など、旦那さんが帰宅後に出来る事はお願いして、その分寝れる時間があれば仮眠にあてましょう。
家事の負担が減ることで体力的にも気持ち的にも余裕ができますので、赤ちゃんが寝たらその間に家事をするのではなく、一緒に寝ちゃいましょう!
休日は旦那が活躍
旦那さんの休日は、たまには赤ちゃんを任せてママをお休みしてみましょう。
24時間赤ちゃんといて夜泣きに付き合うのは本当に大変な事ですので、旦那さんが休みの日には思い切って赤ちゃんから離れてリフレッシュしましょう。
私も、旦那さんの休みの日曜日をたまにママ休業デーとして、思いっきり寝たり、ひとりでカフェに出かけたりして楽しむことにしています。
こうしてリフレッシュすることで、次の日曜まで頑張ろうという気持ちになれましたし、意外と旦那さんも赤ちゃんと二人で過ごす時間が楽しかったりするようです。
まとめ
夜泣きはどうすれば泣き止むのか分からないことが多い上にいつ頃終わるかも個人差があり、ママからすればなんとかしたい悩みの種ですが、愛しいわが子の成長の過程だと思えばあまりイライラせずに納得いくまで付き合っていきたいですよね。
旦那さんが起きなくてイライラする時は、一人でがまんせず協力して欲しい意志を伝えて夫婦二人で乗り切っていきましょう。
どうすればいいかわからなくて無視していた旦那さんも、具体的に「こうして欲しい!」という気持ちを伝えればきっと協力的になってくれるはずです。
いつか、そんな頃もあったねと夫婦で一緒に笑い合える日を目指して、さっそく今夜から実践してみてはいかがでしょうか?
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