トウモロコシが八百屋さんやスーパーの野菜売り場に並ぶ季節。
たくさん買ってきて茹でて食べるのもおいしいですが、「料理に使いたいな」と思う方も多いのでは?
そんな時に面倒なのが、トウモロコシの粒を芯から取る事。
「実がうまく取れてくれないのよね」
「実をつぶして台無しになっちゃうの」
「包丁で実と芯を切っているんだけど、そうすると実まで潰れちゃって・・・」
実は、簡単にトウモロコシの粒を取る方法はいろいろあるのです。
みなさんも、トウモロコシを簡単に外して時短して、トウモロコシをお料理に使ってみませんか?
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目次
まずは茹でる
茹でなくても取ることは出来ますが、お箸や割りばし、バターナイフ等を使って取るときは、ゆでて柔らかくしてからの方が取りやすいです。
もしも、「茹でる前に粒を外したい」のであれば包丁を使って取るのがおすすめです。
なお、トウモロコシをおいしく茹でる方法については、下記のページで詳しくご紹介していますので、そちらをご覧ください。
トウモロコシの粒を取る方法
トウモロコシの粒を簡単に取る方法、意外とたくさんあります。
その中でも「どこのお家にある道具」を使った「きれいに簡単に取れる方法」をご紹介します。
方法1:割り箸を使って取る方法
どこのお家にある「割り箸」を使った方法です。
まず、先端が斜めにカットされている割り箸を用意します。
【お箸を使って取る方法】
- トウモロコシ本体の端から、実の根本のところに割りばしの斜めにカットされている先端を当てる
- そのままトウモロコシの芯と実の根本の間に割り箸の先を添わせるようにして差し込んでゆく
分かりやすい動画もありますので、こちらも参考になさってください。
割り箸の先端が刃物のように、トウモロコシの根本を芯から外してくれますよ。
どこのお家にでも割り箸はありますし、手軽に挑戦することができますので、是非一度試してみてください。
ただし、ちょっとだけコツと力がいるかもしれませんが、うまくいくと意外なほど簡単にきれいに実を取ることが出来ます。
また、これと同じ要領で「バターナイフ」「先が少し丸くて太めな塗り箸」でも取ることが出来ますよ。
バターナイフを使うときはナイフの先端を、お箸を使うときは2本使って、トウモロコシの根本をお箸でつかむようにして差し込んでゆくのがコツ。
おすすめば「バターナイフ」、ナイフの先端がとがっているせいか、うまくトウモロコシの実の根をとらえることが出来ると簡単に、かなり気持ちよく実が取れます。
方法2:包丁を使った取り方
トウモロコシの粒は、包丁を使っても簡単に取ることが出来ます。
この方法は、割り箸を使う方法よりもずっと簡単ですが、手元が狂うと粒を包丁で切ってしまう事もありますので、
「粒がちょっと切れたりつぶれたりしても構わないから楽に簡単に外したい」
「トウモロコシの実をとにかくたくさん外したい」
というときにおすすめです。
また、茹でる前のトウモロコシでも取ることが出来ますので、茹でる前のトウモロコシの実を取るのにも使える方法ですよ。
【包丁で取る方法:その1】
- トウモロコシを半分に切る
- 切ったトウモロコシの切れ目を下にして、トウモロコシを立てる
- トウモロコシの端から、実の根本に刃物を当てて、縦に包丁を入れる
- これを数回繰り返すと、すべての実を取ることが出来る(トウモロコシの芯が多角形になりますね(笑))
この方法は、料理にトウモロコシを使うときは良くやるのですが「ざくっ!」という感覚がちょっと楽しくなってしまいますね。
また、こんな方法もあります。
【包丁で取る方法:その2】
- トウモロコシの長さを3等分する
- 大根の皮をむく要領で、包丁を使って実を芯から剥くように包丁を入れてゆく
方法1の方が簡単です。
方法2はコツがいりますが、うまく切れると方法1よりもきれいに取ることが出来ます。
どちらでも、お好みの方法で試してみてくださいね。
トウモロコシの実を指で取る方法
トウモロコシが茹でてあれば、指で取ることもできます。
「でも、指で取るとなんか疲れちゃったり、ぐちゃぐちゃになったりしない?」
たしかにそうですが、指で取るのにもちょっとしたコツがあります。
指で取る方法1:トウモロコシを縦半分に切って取る
意外と目から鱗な取り方ですが、やってみると「なるほどなぁ、この方法があったか」と思いました。
【指で取る方法】
- トウモロコシの長さを3~4等分にする
- 切ったトウモロコシを縦において半分に切る(芯が半円型になりますね)
- トウモロコシの端から、指で芯から取るように(折るようにして)実を取る
そもそも、「どうしてトウモロコシの実が指で取りにくいのか?」
それは、トウモロコシが筒状になっていて、指が実の間に入りにくく、無理に入れようとすると実がつぶれてしまうのですね。
ですから、あらかじめ芯を半分に切ってしまうと、粒の根の部分が芯のところから指で折りやすくなり、簡単に取ることが出来るのです。
指で取る方法2:先に道具を使ってから指で取る
「道具を使って取る方法」でご紹介した「お箸を使って取る方法」や「包丁を使って取る方法」で、トウモロコシの実を数列、芯から外した後、指で実をとる方法です。
2〜3列トウモロコシの実を外してしまうと、指でも簡単に実を芯から折ってきれいに取ることが出来ますよ。
この方法は、トウモロコシを食べている途中に実を芯から取りたい時に便利です。
例えば、小さなお子さんにトウモロコシを食べさせてあげるとき、お子様ですと、トウモロコシをかじるのはちょっと大変だけど、実をとってあげれば食べられる・・・そんな時に便利な方法ですよ。
そういえば、同居している義父は、トウモロコシを1本食べるとき、とりあえず2〜3列、トウモロコシの実をかじって食べた後、残りの実は、かじった隙間を利用して指で外しています。
「1列食べてしまったほうが、指で取りやすい」のだとか。
なるほど、確かにそうですよね。
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トウモロコシの実を簡単に取る便利グッズ
トウモロコシの実を簡単に取ることが出来る便利グッズも売っています。
テレビで紹介されたことがあるもの、お手軽なもの、よく見かけるものから「これ、本当に使えるの?」というものまで様々。
いくつかご紹介してみます。
皆さんのお眼鏡にかなうグッズはありますか?
「トウモロコシの実を簡単に取る道具」と聞いて、真っ先に思い出したのがこのピーラー。
よく似た道具が100円ショップでも売っているので、見たことがある方もいるかもしれませんね。
これを使うと、さして強い力を加えなくても簡単にトウモロコシの実を取ることが出来ます。
我が家の息子のお気に入り道具です(笑)。
商品ページを見て「これは便利かも!」と思った1品です。
トウモロコシの芯にはめるようにして、芯から実を外す道具です。
芯に道具をはめ込むようにして実を取る道具はいくつかありましたが、これは手で握りながら、芯に対する力を調節できるようで、芯の太さが太かったり細かったりしてもちゃんと実をとってくれそうですね。
また、生のトウモロコシでも使えるのもポイント。
レビューも「期待以上でした」といった内容のものが多かったのですが、「良く切れすぎて子供には使わせられない」「小ぶりのトウモロコシにはうまく使えない」という評価の低いレビューもありました。
こちらも、芯に道具をはめ込むようにして芯から実を取る道具です。
これもなかなか便利そうですが、ちょっと力がいりそうかな?という印象を受けます。
とても便利、というプラスなレビューの他に、「芯が細いトウモロコシには使えない」「はまってしまうと、外すときに指を傷つけそう」というレビューもありましたが、見た感じとても便利そうですので、複数本トウモロコシの実を取るときには活躍しそうな気がします。
日頃、皮むき用のピーラーを使い慣れている方にはおすすめ。
皮むき用のピーラーと同じ要領でトウモロコシの実を取ることが出来ます。
便利そうですが、トウモロコシを食べているときに粒を取る時、食卓にこのピーラーを持ち出すのであれば、最初にご紹介した「トウモロコシピーラー」のほうがお手軽のように感じます。
グッズを4つご紹介してみましたが、どれも一長一短ありますね。
まとめ
トウモロコシの実を簡単に取る方法をご紹介してみましたが、お役に立ちましたか?
手で取ったらぐちゃぐちゃになったり、取るのが大変だったりするトウモロコシの実ですが、ちょっとした道具を使ったり、ちょっと工夫するだけで簡単に取る事が出来るのですね。
この方法を知っていると、トウモロコシの実をお料理やスープに入れたり、子供に食べさせてあげるときにとても便利ですよ。
また、トウモロコシの実をとる便利グッズもずいぶんたくさんありますね。
それらも活用して、トウモロコシの実を楽に食べたり、また料理への活用の幅を広げるきっかけになると良いですね。
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