皆さんは普段ゆで卵や半熟卵、温泉卵をどうやって作りますか?
お鍋で時間を調節しながら湯がく、というのが一般的な作り方ですよね。
でも時間がかかったりお鍋の後片付けをしたり、面倒だと思ったことはないでしょうか。
私はついつい半熟卵や温泉卵などは出来上がっている市販の物を買ってしまいます。
しかし、電子レンジでゆで卵、半熟卵、温泉卵を作れる方法があるそうです!
「電子レンジで簡単に作れるなら、ぜひ試してみたい!」
そこで今回は電子レンジを使ったゆで卵、半熟卵、温泉卵、その他簡単な卵料理の作り方をご紹介します。
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電子レンジを使った卵の調理法
お店では電子レンジでゆで卵などを作るグッズがたくさん売られていますが、ここではご家庭であるもので簡単にできる作り方をご紹介しますね。
ゆで卵の作り方
1つ目はサラダなどのお料理に添えたり煮込み料理に入れたり、色んなアレンジができるゆで卵の電子レンジでの作り方です。
【用意するもの】
- 生卵1個
- アルミホイル
- ラップ
- マグカップなど深さのある耐熱容器
- 水
【作り方】
- 生卵をアルミホイルで包み、マグカップなどに入れて卵から1cmくらい上の高さまで水を注ぐ
- ラップをふんわりとかけ、500Wの電子レンジで約9分加熱
- 加熱後は5分ほどそのまま放置
- 卵を水に入れて殻をむいたらゆで卵の出来上がり
蒸気を逃がすためにラップは必ずふんわりかけてくださいね。
レンジでチンして大丈夫?
ゆで卵の作り方をご紹介しましたが、この時点でなんとなくもやもやを感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、アルミホイルも卵も「電子レンジで温めてはいけない」とされているものです。
我が家の電子レンジの取説を確認したところ
- ゆで卵は作らないでください。
- アルミホイル、金属容器、金串は使わない。
シッカリ記載されていて、アルミホイルも卵も電子レンジでの加熱はNGでした。
では何故「電子レンジでアルミホイルや卵を温めても大丈夫なのか」簡単にご説明しますね。
そもそも「電子レンジで卵を温めてはいけない」理由は何でしょうか。
それは電子レンジで卵を温めると爆発する危険性があるからです。
電子レンジはマイクロ波によって食品内部の水分を振動させ、その振動による摩擦熱で食品を内側から加熱します。
お鍋で温める時のように外側からじっくりと熱が伝わるのではなく、一気に食品全体が温められて膨張するので、卵に限らずウィンナーやたらこなど、殻や皮などで密閉状態になっているものは膨張に耐え切れず爆発する可能性があります。
そこでマイクロ波を遮断する為に登場するのがアルミホイル。
アルミホイルで卵をくるむとマイクロ波が遮断され、卵が内側から加熱されて膨張する危険性がなくなります。
次に「電子レンジでアルミホイルを使ってはいけない」理由です。
電子レンジでアルミホイルを加熱すると、放電して火花が飛び散るなどの危険性があります。
そこで登場するのがマグカップとそこに注ぐ水です。
アルミホイルを水で覆うことによってマイクロ波がアルミホイルに反射される事を防ぎ、水を沸騰させて卵を加熱するので火花が散ることもなくゆで卵が出来上がります。
この時に大切なのが、アルミホイルで卵を隙間なく包む事とアルミホイルで包んだ卵より1cmくらい上の高さまで水を注ぐこと。
少しでも隙間があるとマイクロ波が完全に遮断できませんし、アルミホイルが水に覆われていないとそこから放電してしまう可能性がありますので、十分注意してくださいね。
アルミホイルを電子レンジで使う際の詳しい危険性などはこちらの記事を参考にしてください。
【関連記事】
半熟卵の作り方
「電子レンジで安全にゆで卵が作る事が出来る」とホッとしたところで、2つ目は柔らかな黄身がとても美味しい半熟卵の作り方です。
【用意するもの】
- 生卵1個
- アルミホイル
- ラップ
- マグカップなど深さのある耐熱容器
- 水
【作り方】
- 生卵をアルミホイルで包み、マグカップなどに入れて卵から1cmくらい上の高さまで水を注ぐ
- ラップをふんわりとかけ、500Wの電子レンジで約7~8分加熱
- 加熱後すぐに冷水につけて皮をむく
- 半熟卵の出来上がり
半熟卵も生卵をアルミホイルで包んでマグカップなどに水と一緒に入れ、ラップをかけて電子レンジで温めるまではゆで卵の作り方と一緒です。
加熱後は大変熱くなっていますので、電子レンジから取り出す際は火傷に十分注意してくださいね。
半熟卵もゆで卵同様に、必ず卵より上の高さまで水を注いでください。
温泉卵の作り方
3つ目は白身も黄身もトロトロな食感がたまらない温泉卵の作り方です。
【用意するもの】
- 生卵1個
- マグカップなど深さのある耐熱容器
- 水
- 竹串orつまようじ
【作り方】
- マグカップなどの耐熱容器に卵を割り入れ、容器の半分ほどの高さまで水を注ぐ
- 加熱時の爆発を防ぐ為に竹串やつまようじなどで黄身に2〜3か所穴を空ける
※この時に黄身が潰れてしまうと崩れた温泉卵ができてしまうので注意! - 500Wの電子レンジで1〜1分半加熱する
- 温泉卵の出来上がり
※1度で固まらない場合は10秒ずつ様子を見ながら加熱しましょう
小さめのおたまですくってお料理に添えたり、温泉卵にめんつゆをかけてそのまま食べるのもいいですよね^^
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電子レンジを使った簡単卵料理
電子レンジを使ったゆで卵、半熟卵、温泉卵の作り方、とても簡単でしたね。
ここからは電子レンジを使った他の卵料理の作り方をご紹介します。
電子レンジで目玉焼き
まずは朝ごはんやトッピングに大活躍の目玉焼きの作り方です。
【用意するもの】
- 生卵1個
- ラップ
- 耐熱のお皿
- 竹串orつまようじ
【作り方】
- 皿に少し水をつけ卵を割り入れ、黄身につまようじなどで2〜3か所穴を空ける
- ラップをふんわりとかけ500Wの電子レンジで50秒ほど加熱
- 出来上がり
※半熟がいい方は加熱時間を少し短く、しっかりめがいい方は少し長めに加熱してください
ただあまり長く加熱しすぎると黄身に穴をあけていても爆発する危険がありますので、様子を見ながら少しずつ加熱してくださいね。
電子レンジでオムレツ
最後に中の具を変えるだけで色々な味が楽しめるオムレツの作り方です。
【用意するもの】
- 生卵2個
- ラップ
- 耐熱ボウルなど深さのある耐熱容器
- マヨネーズ
- その他お好みの具
【作り方】
- 耐熱ボウルにラップをしいてそこに卵を割り入れ、マヨネーズを加えて混ぜ合わせる
※マヨネーズを加えることによってふわふわのオムレツができます。
※混ぜ合わせる際にラップが破れないように注意するか、心配な方は別のボウルで混ぜ合わせてからラップをしいたボウルに移しましょう。 - 500Wの電子レンジで1分程加熱し、一旦取り出して混ぜ合わせてから再び500Wで1分加熱
- 加熱後中央にお好みの具をのせラップで包むように形を整えたら出来上がり
まとめ
電子レンジでのゆで卵、半熟卵、温泉卵の作り方、その他簡単にできる卵料理をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
ガスを使わなくていいのでとても経済的ですし、後片付けも楽で時短になりますね。
しかも目玉焼きやオムレツなど普段フライパンで焼くような料理をノンオイルでヘルシーに作れるので、ダイエット中の私にはとても嬉しいです^^
ただしどれも加熱しすぎたり間違った方法で作ってしまうと、爆発してしまう可能性があるのでくれぐれも注意してくださいね。
またご家庭の電子レンジの種類によって加熱時間は異なりますので、今回ご紹介した作り方を目安に何度か試してみてベストな加熱時間を見つけましょう。
さまざまなお料理に使える卵の電子レンジでの調理法、ぜひお試しください。
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