「つい茹ですぎちゃった」
「もうちょっと食べるかと思ったんだけど、思ったほど食べなかったねー」
パスタは茹でたてが一番ですが、それでも残ってしまう事ってありますよね?
そんな余ったパスタって冷蔵庫や冷凍庫で保存できるのでしょうか?
今回は茹でたパスタの保存方法のコツ、賞味期限についてご紹介します。
茹でたパスタが残ってしまったときに是非この方法を役に立ててください。
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目次
パスタは茹でたてが一番
実はパスタは、冷凍・冷蔵保存が出来ます。
ただし、パスタは茹でたてが一番、食感が良くて美味しいです。
茹でて日数がたったパスタや、冷凍・冷蔵保存したパスタは味や食感は茹でたてよりも若干劣ってしまうので、それを踏まえた上で、冷蔵保存や冷凍保存を行ってくださいね。
茹でたパスタの冷蔵保存
それでは、茹でたパスタの冷蔵保存の方法とコツをご紹介します。
冷蔵保存のコツ
少し固めに茹でる
茹でてしばらく置いておくと、パスタは伸びてしまい、食感が柔らかくなってしまいます。
あらかじめ冷蔵保存することが判っているパスタでしたら、茹でるとき少し固め(表示されている茹で時間よりも1~2分短い時間)に茹でてくださいね。
オイルを絡める
茹であがったパスタにオイルを良く絡めてください。
茹でたパスタをそのまま冷蔵すると、パスタ同士がくっついてしまってとても残念な状態になってしまう事も。
オイルを絡めておくとくっつくのを防ぐことが出来ます。
密閉できるタッパーに入れる
蓋つきの密閉できるタッパーにパスタを入れて冷蔵庫で保存します。
お皿ごとパスタを冷蔵するのであれば、お皿をしっかりとラップで包んでください。
こうすることでパスタの乾燥を防ぎ、冷蔵庫の中の臭いがパスタに移るのを防ぎます。
冷蔵保存できる期間
冷蔵保存したパスタの賞味期限は1~2日、2日以上たつと、パスタの食感が柔らかくなってしまいます。
「食感悪くても傷んでなければ大丈夫!」という方でしたら冷蔵保存後3日まで大丈夫です。
いずれにしても、賞味期限内に食べるようにしましょう。
3日以内に食べられないのなら冷凍保存をおすすめします。
ちなみに我が家では、冷蔵保存して日数が過ぎたマカロニはスープやシチューに入れて煮込んでしまいます。
ソースに絡めたパスタの冷蔵保存
ソースに絡めた状態のパスタも、タッパーに入れたりラップに包めば冷蔵保存することが出来ます。
ソースに絡めている状態の時は、あえてオイルに絡める必要はありません。
ソースがオイルの役目を果たしてくれますので、ソースをパスタにまんべんなく行き渡らせてください。
賞味期限は1~2日、食感が柔らかくなってしまうので、遅くても3日以内に食べてしまいましょう。
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茹でたパスタを冷凍保存
茹でたパスタも冷凍保存することが出来ます。
「茹でちゃったけど、2,3日以内に食べられないし、いつ食べるかもわからない」
なんて時には冷凍保存がおすすめですよ。
冷凍保存のコツ
オイルを絡める
冷蔵保存の時同様に、パスタがくっついてしまうのを防ぐために、パスタにオイルを多めに絡めておきます。
平らにしてラップする
平らな状態にしてラップをかけると、解凍するときにムラなく解凍することが出来ます。
ラップしたパスタを金属トレーに並べる
金属トレーに並べる冷凍するときに素早く冷凍できるのでおすすめです。
金属のトレーがなければ普通のタッパーでも構いません。
急速冷凍
冷凍庫の急速冷凍モードで冷凍させます。
冷凍した後は、ジップロックなどに入れて冷凍保存します。
蓋つきのタッパーに入れてそのまま冷凍保存した場合は、タッパーごと冷凍してOK!
保存期間
冷凍保存したパスタの賞味期限は1か月程、それまでに食べてしまいましょう。
それ以上冷凍しておくと冷凍焼けを起こしてしまいます。
冷蔵保存よりも長期間保存できますが、冷凍保存すると忘れてしまいがちなので、賞味期限内に食べましょう。
解凍方法
レンジで解凍すれば食べられます。
またソースを絡めていないパスタの場合は、熱湯で30秒程茹でても美味しく食べることが出来ます。
ソースに絡めたパスタ
冷凍保存をする場合、あらかじめソースを絡めた状態にしておくと、解凍した時ソースを絡める手間がなくそのまま食べられるのでおすすめです。
この場合は、ソースとパスタをまんべんなく絡めておくのがコツです。
あとは普通のパスタの冷凍方法と同じように、急速冷凍して密閉して保存すれば大丈夫です。
我が家のパスタ保存事情
私の家族はみんなパスタが好きで、冷蔵保存、冷凍保存ともによくやっています。
そんな我が家の「パスタ保存事情」をご紹介。
もしかしたら、どこのお家でもやっている事かも知れませんが、パスタを冷凍保存するときの参考になれば幸いです。
多めに茹でてソースを絡めて冷凍
夕食に「ミートソースパスタ」を作ることが多いのですが、ミートソースもパスタもやや多めに作っておきます。
そしてパスタにミートソースを絡めて、1食分ずつタッパーに入れて冷凍保存。
こうしておくと、一人の時のお昼ごはんや夜食としても食べられます。
お弁当対策
子供が幼稚園の頃、お弁当用によくやっていたことです。
マカロニでナポリタンを作って、お弁当用のカップに入れて冷凍保存しておきます。
使う時に解凍してお弁当に入れていました。
お弁当のちょっとした隙間埋めや彩りに使えますよ。
サラダにして冷蔵保存
茹ですぎてしまったパスタやマカロニを、次の日「マカロニサラダ」や「パスタサラダ」にして冷蔵しておくこともあります。
サラダに入れるマヨネーズがオイルの代わりになり、くっつくのを防いでくれますし、サラダにしてしまうと、食感が柔らかくてもそれほど気になりませんよ。
保存した麺は「ナポリタン」
何かの時に、ついうっかり大量のパスタを茹でてしまったことがありました。
茹でている途中に気づいたので、「食べきれないから冷凍してしまおう!」と思って、普通の茹で時間よりも早めにざるに上げてオイルを絡めて冷凍しておきました。
後日、解凍してナポリタンにしてみました。
保存中に食感が柔らかくなってしまうかとおもったのですが、固めに茹でたものをさらに加熱したからか、食感の悪さは全く気になりませんでした。
この方法は、ナポリタンに限らず、茹でた後フライパンで加熱して仕上げるパスタには有効かもしれませんね。
まとめ
パスタの冷蔵保存、冷凍保存の方法と賞味期限についてご紹介しました。
パスタを冷蔵、冷凍保存しても、それほど味は変わらないものの、食感は柔らかくなってしまうようです。
あらかじめ保存することが判っているパスタは、固めに茹でる事をおすすめします。
そして、冷蔵、冷凍共に保存したなら、賞味期限内に美味しく食べるようにしましょう。
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