楽しい行楽シーズン、家族で、あるいは仲間同士でバーベキューをしよう!と計画している人も多いかもしれませんね。
けれど、いざバーベキューをやるにしても、
「どんな食材を買ったらいいの?」
「子供受けする食材はないかしら?」
「定番食材ばかりで、なんか飽きちゃって・・・」
という方も少なくないのでは?
そこで今日は、バーベキューの食材にスポットを当ててみました。
定番食材や、子供におすすめな食材、そして「え?」って思うような変わり種まで、バーベキューの様々な食材についてご紹介します。
是非、バーベキューを計画するときの参考にしてみてください。
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目次
定番食材
まずは、バーベキューをするときに「これは外せないでしょう」という定番食材をご紹介します。
肉
バーベキューといったら「肉でしょう!」というくらい、欠かせない食材。
スーパーに行くと、バーベキューセットと称して少しずつ何種類かの肉がセットになって売っていますので、そういったお肉を買うのも良いですね。
ところで、バーベキューでおすすめの定番といったら、やはり牛カルビや豚のロース肉といった種類、野菜と一緒に塩やたれで食べるとおいしいですよね。
そのほかにも、こんなお肉を用意してみてはいかがでしょうか?
牛タン
牛タンは、すでにたれに漬けてあるタンがバーベキュー用によく売っていますね。
普通の肉と食感が違っていておいしいですし、個人的におすすめなのが「厚切りタン」
焼いて塩レモンでさっぱりと食べられます。
トントロ
脂がのったトントロを網焼きにするとなかなかおいしいです。
スペアリブ
普段の料理だと、スペアリブのような骨付きの肉はハードルが若干高く感じますが、前日のうちにタレに漬けておくと柔らかく焼けます。
鶏むね肉
鶏むね肉は肉が柔らかいので子供でも食べやすいのでおすすめです。
ちゃんと火が通れば、塩コショウや焼き肉のたれでおいしくいただけますよ。
ブロック肉
かたまりの肉を時間をかけてゆっくり焼いて食べるのも楽しいですよ。
「ブロック肉をバーベキューで焼くと、表面が焦げて中まで火が通らないのでは?」
と思う方もいるかもしれませんが、表面を焼き目が付くくらい(肉の表面に5ミリ位の焼き色)まで焼いた後、火の弱いところで肉を数分おいて落ち着かせた後、アルミホイルで包んでしばらく放置すると、中までジューシーに火が通り、美味しくいただけます。
脂がのっているリブロースやサーロイン、肉質が柔らかくさっぱりと食べられるもも肉やヒレ、好みのブロック肉を焼いてみては?
ステーキ
バーベキューといったらこれ!
シンプルに焼いて塩コショウでいかがですか?
1ポンドステーキのように、普段あまりお目にかかれないような厚切りステーキを焼いてみるのも楽しいですよ。
海鮮
バーベキューといえば「肉!」なのですが、「肉ばかりだと重たくてちょっと・・・」という方におすすめ。
さっぱりと食べられるものが多いので、何種類かあると嬉しいですよ。
「海鮮って焼くと小さくなっちゃったり、食べにくくなりそうで・・・」
確かにエビなどは焼くと小さくなってしまってちょっと残念な感じがありますが、こんな感じに串にささっている海鮮もおいしそうですし、食べやすそうですよ。
他にもおすすめな海鮮をご紹介します。
エビ
海鮮の定番はやはりエビですよね。
「エビは殻があるから剥くのが面倒」という方は、すでに殻が剥いてあるものでも十分おいしく食べられるのですが、せっかくのバーベキューですので、殻ごと焼いてみてはいかがでしょう?
串エビになっていれば食べやすいですし、火も通りやすくなるでおすすめです。
ホタテ
ホタテも、バーベキューの時の時におすすめな食材ですね。
ホタテそのものは味もうまみも強いので、それほど味付けを強くしなくてもおいしく食べられますよ。
そしてもし手に入るのであれば、「殻付き」があればなおおすすめです。
殻ごと焼いていただきましょう。
はまぐり・あさり
バーベキューシーズンになると、魚売り場に「殻ごと」「大ぶりな」はまぐりやあさりが安く売っていませんか?
もしもあったらバーベキューにおすすめです。
また、殻が付いてないものの場合アルミホイルでお皿を作ってその上で焼いてもおいしく食べられますよ。
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野菜
バーベキューで「野菜」を焼こうとすると
「なんとなく野菜炒めになっちゃって・・・」
「なかなか火が通らなくて、表面ばかり焦げて残念なことになっちゃった」
という方も多いかもしれませんね。
実は野菜をバーベキューで扱うのにはちょっとコツがあります。
それは
・火の通りやすい野菜、通りにくい野菜のバランスを考える。
火の通りにくい野菜はじーっくり焼いて、その間に火が通りやすい野菜を食べて待つ。
・丸焼きで食べられる食材がおすすめ
大き目にカットして網焼きにして食べるのはバーベキューの醍醐味。
そのまま網焼きにしてもおいしく食べられる野菜を意識して用意してみては?
丸ごと焼ける野菜
・ピーマン
あらかじめ下ごしらえをするのなら半分に切って種をとって焼くのが定番ですが、「オイルを塗って丸ごと」焼くという豪快な方も。
・ししとう
あらかじめ、表面を爪楊枝でさしておくと破裂しません。
・アスパラ
根本の方はピーラーで皮をむいておけば、これも丸ごと焼けます。
・シイタケ
石づきをとればそのまま焼いて食べられます。
おすすめは網焼き。
ホイル焼き
あらかじめアルミホイルを用意しておくと、「ホイル焼き」で食べることが出来ますよ。
・じゃがいも
じゃがいもは、あらかじめ下茹でしておけばほかの野菜と一緒に網焼きで食べられますが、ホイル焼きでも美味しく食べられます。
コツは「ホイルで包む前に濡らした新聞紙で包むこと」
柔らかくなったらバターをのせて食べるのは定番。
・かぼちゃ
かぼちゃも薄切り(5ミリ位)にして網に乗せておけば網焼きとしておいしく食べられますが、適当な大きさに切ってアルミホイル(2重にするのがおすすめ)にすると、ホイル焼きに。
ほくほくしていてなかなかおいしいですよ。
・玉ねぎ
玉ねぎも輪切りにして網焼きで食べられますが、ホイル焼きもできます。
ホイル焼きにするときには皮をむいて十字に切れ目を入れ、中央にバターをのせてアルミホイルに包みます。
甘みが増すので、子供でも食べやすい味かもしれませんね。
炭水化物
「炭水化物」と聞くと、何事?と思いますが「ごはん」や「麺類」も、バーベキューには外せませんね。
とはいえ、肉や野菜、魚介類をたくさん食べた後、もうおなか一杯・・・という事ももおおいですね。
たくさんほしくはないけれど、ないと寂しいごはんや麺。
定番は「焼きそば」、残った野菜や肉、飲み残しのビール(!?)で作るのはお約束でしょうか?
他にも、こんな「ごはんもの」はいかがでしょうか?
焼きおにぎり
あらかじめおにぎりを作ってくるのは大変なのですが、最近は冷凍食品のおにぎりもあります。
これを網の上に置いておくと良い感じに食べることが出来ますよ。
子供におすすめ食材
お友達のお家どうしでバーベキューとなると、子供たちは遊びに夢中でなかなか食べてくれないことも。
それに、ただ「肉と野菜を焼くだけ」ですと、子供にとっては「ちょっとつまんない」と感じることも。
そんな子供でも食べてくれるような、子供向けのバーベキュー食材をご紹介します。
ウインナー
「お肉は嫌い」でも「ウインナーは大好き」という子供は意外と多いのでは?
普通のスーパーで売っているウインナーでも嬉しいですが、「棒つきフランクフルト」も子供むけ。
【ポークフランク(串付き)】
また、こんなぐるぐる巻きになっているウィンナーはいかがでしょう?
【トルネードウインナー】
ハンバーグ
バーベキューで焼くお肉は、子供にとっては「ちょっと硬くて食べにくい」と思うみたいで、ハンバーグのようなお肉はとても食べやすくて人気です。
「でも、家で作って持ってくるのは大変!」
大丈夫です、バーベキューで焼くのであれば、手作りよりも市販のハンバーグの方が肉質がしっかりしていて焼きやすいです。
バーベキューの食材を買いに行くとき、一緒に買ってしまえばあとは焼くだけ、手もかかりません。
トウモロコシ
トウモロコシも子供が大好きな食材、ちょっと多めに用意しても。
ただし、子供は丸ごと1本食べられない子が多いので、家で下ごしらえしてくるなら、半分~3分の1位にカットしておくと食べやすいですよ。
また、あらかじめ下茹でしておくと、焼く時間が短くて済みます。
串焼き
普段、野菜を食べない子供でも、バーベキューで彩りよく串にささっていると「おいしそう」と言って食べてくれることも。
チーズやベーコン、ミニトマトといったカラフルな食材を串にさして焼いてみてはいかがでしょうか?
変わり種食材
毎年バーベキューをやっているお家ですと、「食材もマンネリ化して飽きちゃった」という事もあるのでは?
ここでは、ちょっと目先が変わった「変わり種」食材をご紹介します。
マンネリ打開にはこんな食材はいかがですか?
お好み焼き
お好み焼きと聞くと「難易度高い!」と思いがちですが、野菜と肉の下ごしらえはあらかじめやっておいて、お好み焼き粉と水、ソースなどのトッピングも持ってくればバーベキューでも出来ます。
ただし、この場合は網焼きではなく鉄板を用意してくださいね。
「焼きそば」がマンネリ化してしまっているときにはかなり目先が変わるのでお勧めな変わり種メニューですよ。
餃子
こちらも、ちょっと変わり種。
最近は冷凍食品が充実していて、大概の冷凍食品は「バーベキューで使えるんじゃないの?」と思います。
その最たるものが「餃子」です。
鉄板の上で他の野菜と一緒に焼いてもおいしいですし、ホイルに包んで網の上に置いておいてもおいしく食べられます。
ホイル焼きにするときにはホイルに油を敷いて、少しだけ水を入れて蒸すと柔らかく蒸された感じに仕上がります。
冷凍コロッケ
餃子と同じく、冷凍食品のコロッケを網に乗せて焼く変わり種メニューです。
火が通れば食べられるうえ、目先が変わっているので面白いですね。
ホットドック
「ホットドック」は最近話題になっている変わり種バーベキューメニューです。
「バーベキューでホットドッグが出来るの?」と思われがちですが、牛乳パックを使うと意外と簡単に出来るのです。
【ホットドッグの作り方】
- ホットドッグ用のパンにキャベツやソーセージを挟む
- アルミホイルをぐるぐるとしっかりと巻く(4重位に巻くのがおすすめ)
- 牛乳パックにアルミで巻いたホットドックを入れて、牛乳パックに火を付ける
- パックが燃え尽きたら、アルミをほどいてパンを取り出す
- ケチャップやマスタードをかけて出来上がり!
これは鉄板も網も使わないので、火起こしで時間がかかっているときに、「とりあえず」といった感じで作っても良いですよね。
ガーリックトースト
スライスしたフランスパンにオリーブオイルとすりおろしたにんにくを付けて、網焼きにするとガーリックトーストになります。
バーベキューで炭水化物、というと「ごはん」か「焼きそば」が定番な中かなり変わり種です。
チーズをのせて焼いたり、焼き肉をのせて食べたり、楽しみ方も様々ですよ。
便利な変わり種です。
マシュマロ
メインの食材ではありませんが、マシュマロもバーベキューにおすすめな変わり種食材です。
串にさして焼くとすぐに火が通って柔らかくなりますので、そのまま食べてもおいしいですし、上のガーリックトーストの要領で焼いておいたフランスパンに乗せて食べるのもおいしいです。
おすすめは「ビスケット」に挟んで食べる食べ方、デザート的な変わり種食材です。
食材入手方法
周囲にバーベキュー好き、アウトドア好きな人が多いせいか、夏になると夫、子供とともにパパ友主催のバーベキューに呼ばれることがあります。
特に、子供がスポーツ系の習い事をしているせいか、「夏はチームのみんなでバーベキュー」などというイベントは必ずあります。
そういった会に参加したときに必ず思うのは
「こんなたくさんな食材どこで入手したの?」
「こんな変わり種食材、どこに売っているの?」
という疑問。
「あ、この食材は近所のあのスーパーだね」
というのがわかるものはわかるのですが、そうではない変わり種な食材を用意してくれる人もいます。
そこで、「バーベキューの食材はどこで買っているの?」「たくさんな食材はどうやって買い揃えているの?」と聞いてみたら、様々な答えが返ってきました。
近所の大型スーパー
もうこれは定番中の定番ですね。前日、あるいは当日に購入して集合場所に来ます。
最近はスーパーも朝早い時間からオープンしているところが多いのでずいぶん便利になりましたね。
たくさんの食材を購入するときは、事前にお店の人に相談しておくと用意してくれる場合もありますよ。
コストコ・業務用スーパー
幹事さんがコストコユーザーさんや、近所に業務用の食材を大量に売っているスーパーがあると、そういった店で大量購入してくる人もいます。
最近は、業者さんじゃない一般のお客さんも買い物ができる業務用スーパーもずいぶん増えてきているので、こういったときに活用すると重宝ですね。
こういった店では肉や海鮮の冷凍品、ウインナー等の加工食品や冷凍食品なども大量購入できますのでチェックしてみるのも面白いです。
ネット通販
普通のスーパーでは扱っていないかたまりの肉や海鮮、変わり種食材は、「ネット通販で買ったよ」という方もいました。
ネット通販のメリットは「配達日指定」ができる点、バーベキューの前日夕方に配達してもらえるように手配しておけば、事前や当日食材の購入の時ずいぶん楽になりますよね。
ただし、直前購入は出来ませんので、バーベキューの予定が組まれたらすぐに手配する必要があります。
まとめ
バーベキューの食材についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
定番食材はみんなが比較的好きなものなので安心して購入することが出来ますが、マンネリ化してしまったり、子供には今一つ、というものも。
定番食材に、子供向けの食材や変わり種食材を程よく混ぜて食材を決めると、面白いかもしれませんね。
また、食材購入方法も、スーパー以外で購入したりネット通販を利用すると、さらに食材の幅が広がりますね。
楽しいバーベキューを行う手掛かりになりますように。
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