お友達同士、あるいは家族で「バーベキューをしよう!」と計画するとしても、その持ち物や準備するものや道具は意外とたくさんあります。
「何を準備したらいいの?」と考え出すと、定番ものやあると便利なものまで、あんまり多すぎて混乱してしまうのでは?
そこで、バーベキューの時に忘れ物がないように、必要なもの、準備するものを「火起こし道具」「必要なもの」「食材」「飲み物」そして「あると便利なもの」に分けてリストアップしてみましたので、バーベキューの準備に役立ててください。
また、最後に私の「バーベキューの持ち物エピソード」も載せてみましたので、参考になれば幸いです。
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目次
火起こし:準備するものリスト
こちらでご紹介するのは、それこそ忘れたらバーベキューが成立しないのでは? という位必要な「火起こし関連」の道具、準備するものリストです。
複数でバーベキューを計画しているのであれば、持ち物を分担して持ってくるのがおすすめです。
たくさん必要な道具ではないので、「持っている人が準備して持ってくる」といった感じでしょうか。
また、バーベキューを日ごろよくやる家庭では持っている道具かもしれませんが、そうでない場合はバーベキュー場や施設でレンタルすることもできますよ。
バーベキューグリル・鉄板
バーベキューグリル・鉄板は、大きさにもよるけれど4〜5人でしたら1台あれば大丈夫です。
「バーベキューグリルと鉄板って何が違うの?」
バーベキュー初心者の方はそんな疑問が出てきそうですね。
バーベキューグリルは、こんな感じのものです。
見たことがある方も多いかもしれませんね。
肉や野菜を焼くときはこれで網焼きに、そして焼きそばを焼くときは網の代わりに鉄板を、と使い分けている方もいるようです。
誰か持っている方がいればその方にお願いして、誰も持っていないのであれば、バーベキュー場や施設で借りることもできますよ。
炭
炭もバーベキューには絶対必要ですね。
「バーベキューで炭ってどのくらい使うの?」
普段バーベキューをやったことがない人にとってはバーベキューで炭をどのくらい使うかは全然わかりませんね。
- コンロ1台につき1時間1キロ
- 大人1人につき1キロ
バーベキューで使う炭の量は、大まかに↑くらいと言われています。
例えば4人でバーベキューを行う場合は4キロ必要ですし、2台のコンロで3時間バーベキューを行うのであれば、6キロといったところです。
一般的に、コンロ1台でバーベキューを行う場合は(1)の方法で、コンロ2台を使う場合は(2)の方法での計算がおすすめです。
火起こし道具
- 着火剤
- うちわ
- チャッカマン(ライター)
- 新聞紙
- 軍手(グローブ)
- トング(食材用と火起こし用の2つ)
これらは忘れがちですがとても必要な道具で、ないと火付けが出来なかったり不便な思いをしてしまう事も。
バーベキュー場の近辺にコンビニがあれば、そこで購入できる場合もありますが、忘れずに持ち物リストに入れておきましょう。
なお、バーベキューの時に火を起こす方法や、火を処理する方法は、「炭の火起こしの方法まとめ!簡単に早く付けるコツや道具を紹介」、「炭の火の消し方や捨て方は?余った炭の保管や活用法についても」で詳しくご紹介していますので、そちらもご覧ください。
必要な道具:準備するものリスト
お家で持っている人、そうでない人がいると思うので、持っている人で分担して準備するものです。
また普段お家で使っているものやストックを持ってくるのもありです。
クーラーボックス
特に夏場のバーベキューの時、クーラーボックスは買ってきた食材や飲み物を入れるために必要な道具です。
2〜3個あると食材用と飲み物用と使い分け出来て便利ですね。
保冷剤
保冷剤はクーラーボックス同様、夏のバーベキューの時には食材や飲み物がぬるくなってしまうので多めにほしいところです。
行きがけのコンビニで保冷剤代わりに氷を買ってゆく人も多いようですね。
折り畳み式のテーブル・椅子
レジャーシートに座ってバーベキューでもいいのですが、テーブルやチェアがあると、ゆったりと心地よく楽しめます。
大人数でバーベキューを行うのであれば、1人1個折り畳みの椅子を持ってきてもらうと人数分集まりやすいですよ。
どこのお家にもある:準備するものリスト
こちらは、バーベキューの専用道具ではなく、「どこの家庭にも必ずある」ものです。
調理道具
包丁、まな板、菜箸、フライ返し・ボウル・ザルといった調理器具は、バーベキュー用に買いそろえている人もいればそうでない人もいます。
普段台所で使っているものをもっていけば大丈夫です。
紙皿・おはし・フォーク
紙皿・おはし・フォークは、100円ショップに売っているので、人数分よりも多めに購入しておくのがおすすめです。
ゴミ袋
バーベキューで出たごみはまとめて持ち帰るのはマナーです。
また、バーベキュー施設でごみを捨てるのであれば、ルールに従ってちゃんと仕分けして捨てましょう。
レジャーシート
人数+荷物が置けるくらいの大きさのレジャーシートは必須です。
複数人が来るのであれば、各家庭1組といったように分担すると持っていきやすいですね。
スポンジ、たわし、洗剤
スポンジ、たわし、洗剤は、バーベキューが終わった後、グリルや鉄板、道具を洗うときに必要です。
普段、台所で使っているものを持ってきても問題ありません。
道具を洗うときは、決められた場所で洗って、川や自然を汚さないようにしましょう。
アルミホイル
アルミホイルは、食材をホイル焼きにするときなどにあるととても重宝。
また、バーベキューグリルにあらかじめ敷いておくと炭火でグリルが汚れずに済むのでぜひとも持ってゆくリストに入れておきたいところです。
ウェットティッシュ、キッチンペーパー
ウェットティッシュやキッチンペーパーは、飲み物をこぼしてしまったときや、ちょっと手を拭きたいときに大活躍します。
最低1~2セットあると何かあった時に困らないですよ。
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食材:準備するものリスト
続いては食材です。
道具と同じく、これがないとバーベキューは始まりません(笑)。
当日会場に行く前にスーパーに立ち寄って買い出しをしても良いのですが、野菜は出来るなら事前に買って下ごしらえをしたほうが、当日スムーズにバーベキューが進みますよ。
具体的に「どんな食材が良いの」「おすすめ食材は?」といった食材については「バーベキューの食材といえば?子供におすすめの物や変わり種も紹介」でも詳しくご紹介していますので参考になさってください。
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肉類
牛肉、豚肉、鶏肉・・・いろいろですが、バーベキューをやるときに気になるのは「量」
「足りなくなったら困るから」とついつい多く買いがちですね。
一般的にバーベキューのお肉の量は、↓くらいと言われています。
【バーベキューのお肉の量】
- 男性:300g
- 女性:200g
- 子供(中学生以上):大人と同じ量
- 子供(小学生以下):女性と同じ量(あるいは男性の半分)
例えば、パパ、ママ、子供2人(中学生の男子、小学生の女子)でバーベキューを行うなら、お肉の量は
300+200+300+200(または150)=1000g(または950g)となります。
この量を参考に、豚や牛、鶏肉、ソーセージ等をいろいろ揃えてみてはいかがでしょう?
魚介類
魚介類も持ってゆくのなら、
- エビやハマグリ、ホタテなどは1人1個
- イカや鮭のように一口になっているものは2~3切れ
といったところでしょうか?
「お肉」をメインにするか「魚介類」をメインにするかで量も変わってきますが、「魚介類」をメインにするならもっと多くてもよさそうですね。
野菜
焼きそばもやる場合は多めに買ってしまいがちなのですが、お肉がメインのバーベキューの時は意外と残りがちですので、少なめでも大丈夫です。
焼きそばに使うものと、網で焼くものと分けておくと使いやすいですよ。
ごはん、麺
おにぎりや焼きそばといった炭水化物も欲しいところですが、バーベキューは肉や野菜でおなか一杯になりがち、たくさん持ってゆくと余ってしまうので、
- 焼きおにぎり:1人1個位
- 焼きそば:1人0.5~1人分
位でちょうどよいですよ。
特に焼きそばは、「ついついたくさん買いがち」なのですが、「少ないかな?」くらいの量でもどうにかなってしまいますよ。
飲み物:準備するものリスト
バーベキューには飲み物も欠かせませんね。
バーベキュー会場で飲み物が足りなくなってしまうととても残念な気持ちになってしまうので、忘れずに準備するものをリストアップしておきましょう。
そうそう、買った飲み物はクーラーボックスでしっかりと冷やしておきましょう。
アルコール
お酒を飲む人飲まない人がいると思いますが、アルコールをもって行く場合は、「缶だったら、お酒を飲む人1人につき2~3本」位飲んでしまうので、それくらい用意しておきましょう。
また車を運転する人がいるのなら、「ノンアルコールビール」「ノンアルコール酎ハイ」なども用意しておくと良いですね。
ちなみに、私の仲間内でのバーベキューの時、ママ友さんがよくいらっしゃるので、「少し甘めのワイン」なども用意しています。
ワインなどを持ってゆくときは「紙パック」に入っている「大容量ワイン」を用意します。
これですとみんなに行き渡るうえ、瓶ではないのでさほどかさばらず、飲み終わったときにパックが燃えるゴミで済みますので便利です。
ソフトドリンク
ソフトドリンクも用意しておきましょう。
ジュースや炭酸飲料は勿論なのですが、お茶や水といったシンプルなものもあると嬉しいもの、何種類か用意しておきましょう。
量は「1人につき500ml~1000ml」といったところ、お酒を飲めない人、飲まない人が何人くらいいるのかをちゃんと把握しておきましょう。
調味料:準備するものリスト
調味料も、ともすると忘れがちですので、料理に合わせて準備するものをリストアップしておきましょう。
- 塩
- コショウ
- 焼き肉のたれ
- 油
- ポッカレモン
- バター
これくらいあると心強いですね。
特に焼き肉のたれは、大人数でのバーベキューであるなら数種類あったら楽しいので、「1人1本」あるいは「各家庭1本ずつ」持ってきてもらうといろんな味が楽しみて面白いです。
バターは、野菜や魚介類のバター焼きをするのであれば、必要な調味料、クーラーボックスに入れていきましょう。
あると嬉しいグッズ:準備するものリスト
他にも、こんなグッズがあったら便利、という便利グッズのリストです。
余裕があったら是非準備するものリストに入れておきましょう。
タープ・テント
タープ・テントや暑い日差しをよけるのにあればとても便利です。
また、着替えたりすることもあるので、あったら嬉しいですよね。
虫よけ・虫刺されスプレー
バーベキュー会場となる場所は蚊が多い場所が多いので、虫よけ・虫刺されスプレーはしっかり準備をしておきましょう。
日焼け止めスプレー
日差しが強い場所では日焼け止めスプレーがあると、とても便利です。
薬・消毒液・ばんそうこう
バーベキューやアウトドアを行っていると予期せぬ怪我ややけどをすることもあります。
薬・消毒液・ばんそうこうは、準備しておきましょう。
突然の怪我の時用に。
キッチンバサミ
食材の下ごしらえの時や、ちょっとしたパッケージを切るときにキッチンバサミがあると便利です。
キッチンバサミなら、お子さんにもお手伝いして貰いやすいですよね。
トイレットペーパー
トイレットペーパーもお役立ちアイテムのひとつです。
ちょっとしたときにふき取るときにも使えますし、バーベキュー会場でトイレに紙がない場合も。
タオル・着替え
夏場、火のそばにいると暑いですので、汗拭き用にタオルがあると良いですね。
特にお子様連れの時にはぜひ着替えを1セット用意しておきたいですね。
スマホ充電セット
スマホ充電セットは意外と重宝します。
バーベキュー場は充電できるところが少ない上、みんなスマホで写真を撮りがち、あっという間に電池がなくなってしまいます。
機種によって充電セットも違いますし、他の人のも借りにくいので、バッグの中に入れておくと良いかもしれませんよ。
準備するものエピソード
バーベキューは準備するものが本当に多いですよね。
私の周囲には夫は勿論、夫のパパ友まで、みんなバーベキューやアウトドアが大好き。
毎年夏になるとパパ友どうし、あるいは息子のスポーツチーム主催のバーベキューに呼ばれます。
その時には「持ち物」についてちょっとしたルールや暗黙の了解があります。
1人1個の板氷持参
これは、必ず言われることです。
「各家庭、参加人数分、ジップロックに水を入れて凍らせたものを持ってきてください」
中~大のジップロックに水を入れて凍らせると板氷が簡単にできて、保冷剤代わりに使える上、溶ければ水としても飲めるのでお勧めです。
家庭にクーラーボックスがある人は持参
これも良く言われます。
「車で来る人でクーラーボックスが家にある人は幹事に申請の上、持ってきて下さい」
とにかく人数が多いスポーツチームでのバーベキューの場合は、用意する飲み物も多く、クーラーボックスはいくらあっても「困る」という事にはなりません。(使わなければ車の中で待機)
前日暇なママは野菜の用意と下ごしらえ
これは私が良く頼まれます(笑)。
子供のスポーツチームでのバーベキューは参加人数が多い上、大人はみんな平日は仕事をしていて、事前にバーベキューの準備はやりにくいらしくて、私のように前日暇なママは「野菜の買い出しと下ごしらえしておいて!」と頼まれます。
勿論下ごしらえした野菜は、下ごしらえした人が責任をもって会場まで(クーラーボックスに詰め込んで)持ってゆきます。
手が込んでいる人の中には肉も購入して、手作りのタレに漬けてきてくれる強者ママも(笑)
その代わり「下ごしらえママ」は当日は何もしません(笑)
飛び入りで食べ物を持ってくるときには事前申告
これはよくあるトラブルなのですが
「うちで取れた野菜、持ってきたから食べて」
といって、キュウリやトマトを持ってきてくれる人が多いのです。
他にも、ちょっとした冷たいスイーツを持ってきてくれる人や、冷えた果物を持ってきてくれる人もいます。
それらはとてもありがたいのですが、被ってしまう事が多かったり、食べきれずに余らせてしまい、もったいなくなってしまう事も。
幹事さんは「足りなくて不満な思いをしないように」と、食べ物に関してはかなり多めに用意しがち、その上さらに差し入れの食べ物まであると食べきれなくなり「食べてくれない」「余ってしまって傷んでしまう」というトラブルの原因にもなってしまうのです。
そのため「食べ物」を持ってくるときにはサプライズは禁止、事前に幹事さんに申告してください、と必ず言われます。
以前、飛び入りで「おいしいお肉用意したから」といってかなりの量のお肉を持ってきてくれた人もいて、持て余してもったいないことになってしまったことも。
日焼け止め、虫刺され、携帯充電セットは1家族1セット持参
これは暗黙の了解ですね。
日焼け止めも虫刺されも、気が付くとみんな必ず持ってきていて、それくらい、虫にさされることが多いという事です。
中には「蚊取り線香」や「電池式の蚊よけ」を持ってきて焚いている人も(笑)
携帯の充電セットは、機種によって使えたり使えなかったりするので、他の人から借りにくいもの、「マイ充電セット」を持っている人は必ず持参します。
レジャーシート、折りたたみ椅子は各家庭人数分
これは暗黙の了解というか、みんな当然のように持ってきています。
小人数にせよ大人数にせよ、人数分椅子を用意してもらうのは大変です。
そこで各家庭、「自分の分は準備するもの」として持ってきています。
レジャーシートも同じで、使わなかったらカバンの中に入れておけばよいのですし、なければ困るのだから少し大きめなものをみんな持ってきています。
まとめ
バーベキューで準備するものリストをご紹介しましたがいかがでしたか?
必ず必要なもの、食材、あると便利なもの、とご紹介しましたが、事前にしっかり持ってゆく物のリストを作って、事前に準備するものは早めに準備しておきましょう。
バーベキューの持ち物で忘れ物をしてしまうと会場で困ったことにもなりがち、忘れ物がないようにしておきたいですよね。
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