お菓子売り場に可愛らしいラッピングのチョコレートが並ぶと「バレンタインだなぁ」と感じます。
スーパーの製菓コーナーには手作りチョコレートの材料が並び「今年こそは手作りで!」と意気込んでいる方もいらっしゃるのでは?
気軽にチャレンジできるキットや、手作りチョコレートのレシピが手軽に入手できるようになったので、バレンタインに限らず手作りチョコレートを楽しむ人も増えたようです。
でもつい夢中になって作り過ぎちゃうことってありませんか?
そうなると気になるのが賞味期限ですね。
そこで今回の記事では手作りチョコレートの賞味期限や、プレゼントするときは何日前から作るべきか、冷凍した場合の日持ちについてまとめてみました。
手作りチョコを大切な人に渡すならこちらの記事も参考に♪
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チョコレートの賞味期限
市販のチョコレートなら賞味期限はパッケージに表示されていますが、手作りチョコレートとなるとどこにも賞味期限の表示はありません。
自分で食べるのなら賞味期限なんて気にしないなんて人も、人にあげるプレゼントとなると日持ちや保存方法、プレゼントする何日前から作るべきかなど気に掛かってしまいますね。
市販のチョコレートの賞味期限は1ヶ月から1年、長いものは2年ほど日持ちする物もあってかなりの幅がありますが、手作りのチョコレートの日持ちは数日程度で市販のチョコレートと比べると極端に短くなってしまいます。
チョコレートを冷凍保存
手作りチョコレートの日持ちは数日なので、プレゼントする当日に作るようにしましょう!
「何日前から作るべきか?」と聞かれたら渡す当日に作るのがベストなのは確かなのですが、「プレゼントする当日に作っている時間は無い!」という悲痛な叫びが聞こえてきそうです。
なんとか手作りチョコレートを日持ちさせる方法はないものでしょうか?
そこでチョコレートを冷凍保存する方法について調べてみました。
型抜きチョコレート
チョコレートを溶かし固めて作る、初心者でも比較的チャレンジしやすい手作りチョコレートです。
チョコレートの保存方法は真夏の気温が高い季節でなければ常温保存が基本、気温が高い季節ならチョコレートのパッケージごとビニル袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。
賞味期限は3〜4日程度と、案外短いですね。
冷凍すると白く変色(ブルーミング)してしまい風味が落ちてしまう型抜きチョコレートは、残念ながら冷凍保存には不向きです。
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チョコレートケーキ
意外に思われる方も多いかもしれませんが、チョコレートケーキは冷凍保存が可能です。
チョコレートケーキを冷蔵庫で保存すると日持ちは3〜4日ほどですが、冷凍保存をすると約1ヶ月保存できます。
チョコレートケーキを冷凍・解凍するときの注意点は次の2点。
冷凍する際は密閉できる保存容器に入れること!
解凍は冷蔵庫内で解凍すること!
よし!これなら何日前からなんて考えず時間のあるときにケーキを作って冷凍保存しておけば・・・なんて考えていませんか?
確かに冷凍保存をすれば1ヶ月日持ちはしますが、美味しさの点で言えば圧倒的に作りたての方が美味しいです。
チョコレートケーキをプレゼントしようとお考えなら、是非作った当日にプレゼントすることをお勧めします。
生チョコ
生クリームを使って作る生チョコは冷蔵保存が基本です。
冷蔵保存での賞味期限は3〜4日程、冷凍保存した場合は3〜4週間ほど日持ちします。
生チョコの場合、冷凍保存と解凍方法にちょっとしたコツがあるのでご注意下さい。
【生チョコ冷凍方法】
1.生チョコをフリーザーバッグに入れてしっかりと空気を抜く
2.常温の生チョコを冷蔵庫で冷やす
3,全体がしっかりと冷えたら冷凍庫に移し一気に冷凍
【生チョコ解凍方法】
1,食べる前日にフリーザーバッグに入れたまま冷蔵庫に移す
2.食べる30分程前にフリーザーバッグのまま常温に移す
生チョコは冷凍保存をすることで日持ちするようになりますが、チョコレートケーキ同様美味しさの点で言えば圧倒的に作りたてが美味しいです。
生チョコは「混ぜて冷やすだけ」と思いの外簡単にできるので「何日前から作ろうか?」なんて悩まずに、いつもよりちょっと早起きをして作ってみてはいかがでしょうか?
チョコレートクッキー
焼いたクッキーは密閉容器に乾燥剤を入れ常温で3〜4日程度、フリーザーバッグに入れてシッカリ空気を抜き冷凍保存すると約1ヶ月日持ちします。
冷凍保存したクッキーは冷蔵庫内や室温の解凍で美味しく食べられますが、トースターで温め直すとサクッと感が蘇り美味しく頂けます。
またクッキーの場合、焼き上がった完成品を冷凍保存することもできますが、焼く前の生地の状態で冷凍保存することも可能という優れもの!
後工程を考えて板状に伸ばすか棒状にして保存するのがお勧めです。
成形した生地をラップで包み、更にフリーザーバッグに入れ空気をしっかり抜いた状態で冷凍すると約1ヶ月保存ができます。
焼く時は冷凍状態でも半解凍状態でもOKですが、クッキー型で抜いたりナイフでスライスすることを考えると半解凍状態にした方が扱いやすいかもしれませんね。
生地の状態で1ヶ月冷凍保存ができるので「時間のある時に生地を作り冷凍して、プレゼントを渡す前日に仕上げる」などの工夫をすれば「何日前から作るべきか?」などと頭を悩ませなくても済みそうです。
まとめ
手作りチョコレートの賞味期限や冷凍保存した場合の日持ちについてまとめてみましたが、いかがでしたか?
プレゼントを渡したいというその日に手作りチョコレートを作る時間が作れれば一番良いのですが、その日が平日だったりするとなかなか難しいかもしれません。
冷蔵保存や冷凍保存を上手にできれば日持ちを良くすることはできますが、元来チョコレートは手作りに限らず市販品の物でも極端な温度の変化には弱く、冷蔵や冷凍保存するとどうしても風味が落ちてしまいます。
折角一生懸命作った手作りチョコレートですから、一番美味しい時に食べて貰いたいですよね?
やはり手作りチョコレートをプレゼントするなら、プレゼントを渡す当日かその前日に作ることをお勧めします。
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