8月は全国各地で花火大会が行われますが、9月にも長野県諏訪市で大きな花火大会が開かれます。
予定が合わずに8月に花火を見る事が出来なかった方や、まだまだ夏を味わいたい方は、ご家族やカップルで観賞に行かれてはどうでしょうか。
長野県諏訪市では「諏訪湖祭湖上花火大会」「全国新作花火競技大会」の2種類の花火大会が開催されますが、今回は「全国新作花火競技大会」についてまとめました。
観賞の際の穴場や、駐車場、臨時列車などの交通情報、混雑状況をご紹介しますので、花火大会に行かれる方は参考にして下さいね。
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目次
全国新作花火競技大会とは?
全国新作花火競技大会は、長野県諏訪市で行われる花火大会です。
長野県諏訪市では、8月に「諏訪湖祭湖上花火大会」、9月には「全国新作花火競技大会」と大きな花火大会が2度に渡って開催されます。
9月に行われる「全国新作花火競技大会」は、全国の若い花火職人から選ばれた30数名の花火師が参加する競技花火の大会で、開催当初はお祭りの一部としての位置付けで、観客数も少なく混雑もしていませんでしたが、最近では50万人近く人が集まる大変大きな花火大会に成長しました。
今年も約18,000発の花火が打ち上げられる予定なので、とても楽しみですね。
全国新作花火競技大会2017の日程
第35回全国新作競技大会の日程は以下の通りです。
【開催場所】
・諏訪市 諏訪湖上
【開催日】
・平成29年9月2日(土)
※毎年9月の第1週の土曜日に開催
※雨天決行(カッパなどの雨具をお忘れなく)
【開始時間】
・19:00〜
当日の花火の順番等が記載されたプログラムは、「総合案内所・諏訪市諏訪湖畔券売所」で配布されますが、当日は無くなり次第配布が終了になる予定です。
公式HPからダウンロード可能ですので、あらかじめ印刷しておくことをオススメします。
全国新作花火競技大会2017の見所
やはり今年一番のオススメは大会の最後を飾る「水上スターマイン Kiss of Fire」です。
スターウォーズの曲に合わせた水上スターマインが諏訪湖に綺麗に映えることでしょう。
湖がある諏訪市ならではの花火なので、是非お見逃し無く!
この「水上スターマイン Kiss of Fire」の直前にも「豪華絢爛100連発」「ミュージックスターマイン」という2本の目玉花火が上がります。
100連発の花火って・・・もう凄すぎて、想像も出来ません。
大会終盤は目が離せませんね。
その他の花火についての詳細は大会プログラムに記載がありますので、ダウンロードして確認してみて下さい。
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全国新作花火競技大会へのアクセス方法
全国新作花火競技大会へのアクセス方法をご紹介します。
車でのアクセス
・東京 → 中央自動車道路 → 八王子JCT → 中央自動車道路 → 甲府昭和IC → 中央自動車道路 → 諏訪IC
・名古屋 → 中央自動車道路 → 小牧JCT → 中央自動車道路 → 飯田IC → 中央自動車道路 → 諏訪IC
諏訪ICを出た後は、1つ目の信号を左折して諏訪湖まで直進し、上川大橋の信号を右折して下さい。
およそ4kmほど距離なのでさほど遠くはないのですが、当日は交通規制が17:00~22:00まで行われるため、注意が必要です。
交通規制の詳しい情報については、公式HPの交通規制図をご覧下さい。
電車でのアクセス
・新宿 → 中央本線特急 → 上諏訪
・名古屋 → 中央本線特急 → 塩尻(乗換)→ 中央東線 → 上諏訪
上諏訪駅から花火大会の会場までは、徒歩で8分ほどです。
帰りの電車については入場制限が行われるため、とても混雑するようで「100m歩くのになんと10分以上もかかってしまう」という話も…
通常なら8分ほどで着く事が出来るのですが、分速10mで歩くと、なんと1時間近くかかってしまう計算になります。
混雑のため、希望の行き先では無い電車に乗らざるを得ない事もあるそうなので、当日のスケジュールには余裕を持たせておきましょう。
臨時列車と終電をチェック!
全国新作花火競技大会当日は、花火大会開始前と花火大会開始後には「JR上諏訪駅」発着の臨時列車が運行されます。
JR東日本長野支社より、全国新作花火競技大会の臨時列車について発表されたので、詳細をお伝えします。
JR上諏訪駅に到着する電車
16時〜18時の間、臨時列車と通常の列車を合わせると、1時間に上り4本、下り3本の電車が運行されます。
花火開場に向う時間帯の臨時列車は、1時間に1〜2本だけとあまり多くは無いです。
本数が多くは無いため、電車の間隔も少々開きます。なるべく早めに現地に向いましょう。
JR上諏訪駅を発車する電車
20時〜23時の間、臨時列車と通常の列車を合わせると、1時間に上り13本、下り15本の電車が運行されます。
お帰りの電車は、臨時列車も合わせると行きに比べて本数が多いです。
普段は1時間に3〜4本しか運行がされていないので、約10本近くの臨時列車が運行される予定です。
上りは20時〜21時半頃まで、下りは20時〜22時頃まで運行間隔が約10分間です。
終電について
上りの終電は、甲府行きが22:47、富士見行きが23:13です。
下りの終電は、松本行きが23:29、長野行きが23:42です。
臨時列車が増やされているとはいえ、混雑時は駅の入場制限も行われるため、なるべく早めに行動したほうが良さそうです。
特に行きは臨時列車が少ないので注意してください。
帰りは、終電の時間を確認して、余裕を持って間に合う時間に駅に着くようにしましょう。
交通系のICカードに事前チャージを行ったり、往復切符を買っておくのがオススメです!
駐車場について
駐車場については、有料の駐車場と無料の駐車場があります。
大会公式有料駐車場
有料駐車場については、バイクや軽・普通車を止める事が出来る公式の駐車場は1箇所しかありません。
ヨットハーバー駐車場
【場所】
・ヨットハーバー(高島3丁目1201-34)
【駐車台数】
・1,100台
【開場時間】
・7:00~
【駐車料金】
・軽・普通車3,000円
・オートバイ1000円
会場から約1.2kmと立地条件も良いため、朝の早い時間に駐車場がいっぱいになってしまいます。
また、帰りはかなりの渋滞に巻き込まれてしまうので、しばらくの間帰る事が出来ません。
大会公式無料駐車場
県合同庁舎駐車場
【場所】
・県合同庁舎(上川1丁目1644-10)
【駐車台数】
・300台
【開場時間】
・10:00~
城南小学校校庭・市役所駐車場
【場所】
・城南小学校校庭・市役所(高島1丁目29-1)
【駐車台数】
・400台
【開場時間】
・09:00~
どちらも無料駐車場のため、開場後すぐに満車となってしまいます。
また、普通車のみの扱いです。
当日駐車場の開場時間が早まる事もあるそうなので、どうしても駐車場を利用したい方は、かなり早くに到着する必要がありそうですね。
大会公式の駐車場についての情報はこちら
その他の有料駐車場
民家の方が個人で開いている穴場の駐車場や、駅近くのコインパーキングに停める方法があります。
民家の穴場の駐車場は利便性の良い代わりに値段が割高の場合が多く、また駅近くのコインパーキングはすぐに満車になってしまいます。
諏訪湖近くにはサービスエリアもありますが、サービスエリアでの花火観賞は禁止されています。
観覧席について
有料観覧席
全国新作花火競技大会には有料観覧席が約6000席あり、「Loppi」「ローソンチケット」「現地購入」が可能です。
値段などの詳細は以下の通りです。
「Loppi」「ローソンチケット」の有料自由席(石彫公園)
【中学生以上】
・3000円
【3歳~小学生】
・1500円
「Loppi」「ローソンチケット」の有料席(諏訪湖観光汽船 観覧席)
【特ドームペアー席】
・売り切れ
【特等席Bペアー席】
・売り切れ
【ステージ席】
・6480円(お弁当、ミネラルウォーター付)
【遊覧船すわん乗車券】
・8640円(お弁当、ミネラルウォーター付)
遊覧船で観賞する場合は、16:20出航までに船に乗る必要があります。
※座席については2017年8月20日時点の情報ですので、既に売り切れている場合もあります。
「Loppi」「ローソンチケット」の有料席(ウインドウェーブ桟橋)
【大型船上特別1席】
・売り切れ
【大型船上特別2席】
・売り切れ
【桟橋A4席】
・5400円
【桟橋A5席】
・4320円
【プレミアムB席】
・6480円
【B席】
・4320円
【浮台船席】
・4320円
※座席については2017年8月20日時点の情報ですので、既に売り切れている場合もあります。
「現地購入」の前売り券
【売り場】
・諏訪市観光案内所
【時間】
・午前9時~午後6時
【中学生以上】
・2500円
【3歳~小学生】
・1200円
「現地購入」の当日券
【売り場】
・諏訪市諏訪湖畔券売所
【中学生以上】
・2500円
【3歳~小学生】
・1200円
現地購入の場合は、1人当たり10枚しか購入できないので注意してください。
また、当日券も前売り券も無くなり次第、販売が中止となります。
無料観覧席
無料観覧席については、大会公式では存在しません。
そのため、自分で花火の見やすい場所を探して観賞することになります。
無料で観賞できる場所や穴場
混雑が苦手な方は、岡谷市側の諏訪湖畔からの観賞をオススメします。
大会HPにも、
花火の見える大きさや音の大きさにこだわらないということでしたら、極端な話、対岸の岡谷市側の諏訪湖畔でもご覧いただけます。恐らく障害物がなく天候が良ければ、諏訪湖の周囲約15.9kmのどこからでもご覧になれると思われます。
とあるように、遠くからでも花火観賞がじゅうぶん可能な穴場スポットです。
鳥居平やまびこ公園
とても広い公園で、家族でゆっくり観賞するにはぴったりの穴場スポットです。
岡谷湖畔公園
有料観覧席の反対側に位置する公園です。
ここもゆっくり観賞出来るオススメの穴場スポットです。
立石公園
多少混雑はしますが、公園からの夜景も楽しめます。
ただし徒歩で行くには距離が遠いため、車での移動が必須の穴場スポットです。
諏訪湖ヨットハーバー
打ち上げ開場に近いのでとても混雑しますが、早い時間帯に場所を取ることが出来れば綺麗に花火を観ることが出来る場所です。
とても混雑するので、ここは穴場とは言えないかもしれません。
時間に余裕がある方は、狙ってみるのも良いかもしれませんよ。
当日の注意点
当日の注意点について、いくつか知っておいたほうが良い情報をご紹介します。
場所取りについて
ガムテープや石を利用して、シートで場所取りする行為が大会側で禁止されています。
そのような場所取りを行うと、シートが撤去処分となりますので気をつけて下さい。
車の混雑について
開場周辺の道路は、当日の午後3時から歩行者天国となりますし、大会終了後は何十万人もの人が帰宅するのでかなりの混雑となります。
帰りが遅くなっては困る場合は、公共交通機関を利用するようにしましょう。
大会HPによると、昨年は午前22時頃まで渋滞していたそうですよ。
まとめ
2017年の全国新作花火競技大会の詳しい日程や、アクセス情報や駐車場、有料席と穴場情報をまとめてみました。参考になりましたでしょうか?
諏訪湖祭湖上花火よりは混雑しませんが、それでも50万人近い来客が予想されていますので、なるべく早め早めの行動をオススメします。
当日は帰りがかなり遅くなることが予想されますので、遅く帰宅しても大丈夫なように万全の準備をしてから出かけましょう。
湖に生える花火を、是非楽しんできて下さいね。
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