最近、小さい物なら100円均一などでも手軽に入手できるため、家庭利用も増えてきたホワイトボード。
ホワイトボードに書いた文字、特に長期間書いたままにしていた文字が「なかなか消えない」と困った経験がある方も多いのではないでしょうか。
新しく文字を書きたいのに、ホワイトボードをこすっても、こすってもなかなか消えないと困ってしまいますよね。
そこで、ホワイトボードの文字が消えない原因と、消し味を復活させる方法についてまとめてみました。
「もしかしてホワイドボードの寿命?」と諦めて買い替える前に、是非お伝えする方法を試してみて下さいね。
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目次
ホワイトボードの文字が消えない原因
まずは、ホワイトボードの文字が消えない原因を2つご紹介します。
お伝えする方法で、消えないと困っていたホワイトボードの消し味を復活させても、消えなくなった原因を取り除かなければ、また「消えない!」と悩むことになってしまいます。
まずはホワイドボードの消えなくなる原因を覚えておきましょう。
インクが乾く前に消している
ホワイトボードが消えなくなる原因の1つが「インクが乾く前に消している」です。
ホワイトボードは、すぐに消したり書いたり出来るのがメリットの1つ、私も書き間違えをすぐにササッと消すことが多いです。
ところが、実はこの書いてすぐ消すという行為が、ホワイトボードが消えなくなる原因となってしまっているんですよ。
ホワイトボードに書いた文字が乾燥するには約15秒前後の時間が必要、この15秒の間に、インクが乾き、インクの中に含まれる「剥離剤」という文字を消えやすくする成分が上手く働いてくれます。
ところが、15秒を待たずに字を消すと、「剥離剤」が上手く働かないうちに文字を消すことになってしまうため、インクの一部がホワイトボードに残ってしまうんです。
インクが乾くまで15秒も待つのは待ち遠しいですが、消す前に一呼吸置いてから文字を消すようにしてみて下さいね。
文字を書いたあと、長期間放置してしまう
ホワイトボードで文字を消せない原因としてよくある理由の1つが、「文字を書いた後、長時間放置してしまう」ことです。
私はホワイトボードにメモ書きをすることが多いので、この「放置」よくやってしまいます。
書いた文字を24時間以上放置してしまうと、インクの顔料がだんだんホワイトボードに染みこんでいっていしまうので、「文字が消えない!」と後で悩んでしまうことに。
最近、思い付いたのですが、長くホワイトボードに残しておきたい事柄は、メモ用紙や付箋などに書きうつしてホワイトボードに貼っておくのがオススメですよ。
これなら、ホワイトボードに文字を長く残すことが無くなるので、消し味が落ちることを防ぐことが出来ます。
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ホワイドボードの消し味を復活させる方法
ホワイドボードの文字が消えない原因2つをご紹介しましたが、続いて消し味を復活させる方法もご紹介します。
ホワイトボードの消し味を復活させる方法は、その汚れの頑固さの程度によって異なります。
簡単な方法から順にご紹介しますので、簡単な方法で消し味が復活しなかった場合は、次の方法を試してみて下さいね。
雑巾で水拭きする
付属のイレイサーでゴシゴシ擦っても文字が消えない場合、まずは、濡れた雑巾での水拭きを試してみて下さい。
ホワイトボードのマーカーは、水溶性のため、水拭きで消すことが出来る場合が多いです。
水拭きを行った場合は、そのままマーカーで文字を書いてしまうと、マーカーが水に濡れてしまうので、必ず乾いた布や雑巾で、から拭きも行うようにしてくださいね。
職場の大掃除でホワイトボードを水拭きするのですが、水拭きするとかなり前に書いた文字も綺麗に消すことが出来るので、いつもとてもスッキリします。
「最近消えにくいな」と思った時、長期間文字を放置してしまった場合は、水拭きを試してみて下さいね。
水拭き後、まだホワイドボードに消えない文字が残ってしまっている場合や、乾燥した後で書いた文字を上手く消すことが出来なかった場合は、次にご紹介する方法も試してみましょう。
2.アルコールを使用する
水拭きでほとんどの汚れは消すことが出来ますが、長期間文字を放置してしまった場合や、ホワイトボード自体が古い場合、汚れが取り切れない場合もあります。
頑固な汚れが残っている場合は、アルコールを使用して文字の消し跡を分解することで、消し味を復活させることが出来ますよ。
アルコールの中でも、特に「無水エタノール」がアルコールの濃度が高くオススメです。
「無水エタノール」は薬局や通販で購入する事が出来ますし、お値段も100mlで500円前後ですので気軽に手に入れることが出来ます。
アルコールで手がただれてしまうこともあるので、ゴム手袋などで手を保護して、少量を布にたらして使用して下さい。
使用後の水拭きは必要ありませんが、布や雑巾で軽くから拭きを行いましょう。
アルコールを使えば頑固な汚れを消してホワイトボードの消し味を復活させることが出来ますが、手軽なお値段とはいえ100円以上はするので、100均で買ったホワイトボードの場合は、買い替えを検討するのも良いかもしれませんね。
イレイサーの買い替えも必要
ここまでホワイトボードの文字が消えなくなる原因や、消えにくくなった文字を綺麗に消す方法をご紹介しました。
最初にお伝えした「文字をすぐに消す」「文字を長時間放置する」といった原因となる行為をしていないのに、文字が消えにくい場合もあります。
そのような場合はイレイサーの買い替え時期かもしれません。
特に古くから使っているイレイサーで、劣化が目で見て分かるような場合は、イレイサーを買い替える必要があります。
マーカーは書き味が落ちたら買い替えを思いつきますが、イレイサーはなかなか買い替えるタイミングが無いですよね。
マーカーと同じでイレイサーも消耗品、マーカーを買い替えるタイミングでイレイサーも買い替えると、タイミングを逃すことが無くなるのでオススメですよ。
私は、良くマーカーとイレイサーのセットを買い替えるようにしています。
マーカーとセットで販売されている物の方が、値段も安い事が多いので、お手軽に購入できますよ。
まとめ
ホワイトボードの文字が消えなくなる原因や、消し味を復活させる方法をお伝えしました。
長く文字を放置すると消えなくなる事は分かっていても、ついつい文字を消すのを忘れて、消えにくくなってしまいますよね。
文字が消えにくいなと感じたら、ゴシゴシと擦り続けても疲れてしまいますので、まずは簡単な水拭きから試してみて下さい。
消し味が復活して、文字がササッと消えるようになると、とてもスッキリしますよ!
ホワイトボードはササッと書いて、ササッと消せるのがメリットの1つ、ご紹介した方法を試してみても、どうしても消し味が復活しない場合は、買い替えも検討してみて下さいね。
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