最近は、お家でパパだけではなくママもお仕事をしている、という家庭が増えていて、保育園にお子様を預けてお仕事を再開!という方も多いと思います。
そんな保育園入園を前にして、何を準備してよいかわからず戸惑う方も多いようですね。
入園準備はいつから始めますか?
保育園には、まだ立ち歩きできない小さい子から、来年小学校に入学、という年頃の子までいますので、月齢によって準備するものが違ってくるの?手作りグッズはどうしよう?
そこで今回は、保育園の入園準備についてまとめてみました。
いつから準備をすればいいか、具体的に何を準備するのか、そして手作りグッズについても紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
いつから準備をする?
「いつから準備してよいかわからないから、ついつい急いじゃうのよね」
「そうなの、それに、入園の時にないものがあると困るから、早めに準備したくなっちゃうのよね」
保育園入園を考えているママの中には、ついつい先走って、入園もきまらないうちに入園グッズの準備を始めてしまう方も多いようですね。
一体いつから準備するのが「正解」なのでしょう?
説明会のあとで大丈夫!
保育園は幼稚園と違い、皆様ががお仕事をしている間、お子様を預かってもらうところ・・・お子様が保育園に入園するということは、今まで育児をしていたママが仕事復帰、あるいはお勤めに出るという事ですよね。
入園と同時にお勤めが始まるのであれば、入園直前のころは、お子様の入園準備だけではなく、ママも就職準備が始まっているころだと思います。
「でも、入園直前にバタバタしないように、入園準備は早めにしておきたいです」
というママの気持ちもわかりますが、あんまり早く入園準備をしてしまうのも考え物。
一般的に、保育園の入園が決まるのは、1~2月位かと思います。
そのころになると、保育園でも説明会があったり、準備するもののリストが配布されたりすると思いますので、それから準備をするのがおすすめです。
早すぎるとこんなデメリットが
保育園の入園準備を「なるべく早くしておきたい」と、先輩ママさんから情報を仕入れて、保育園の説明会よりもかなり早く準備している方もたまにみかけますが、それはあまりおすすめできません。
毎年必ず準備していたものが、「今年、急に保育園で使わないことになって、もったいないことになってしまったの」という失敗談を聞きます。
また、
「保育園で使う着替えを秋の終わりころに買い揃えておいたら、入園までの間に子供がすっかり大きくなっちゃって、用意した着替えが入園前に着れなくなっちゃったの」
という失敗談も聞いたことがあります。
特に小さいお子様は大きくなるのも早いですから、保育園で着る洋服類は入園の直前・・・三月ごろに用意するほうが良いかもしれませんね。
情報収集は早めに
さて、準備は直前で問題ないのですが、もしも余裕があるのであれば、同じ保育園に通っている子のママに知り合いがいたら、保育園の情報は仕入れておくのがおすすめ。
保育園で用意してほしいものと、実際通っている人が「用意したほうが良い」と思うものは若干ずれる場合もありますよ。
例えば・・・
「保育園に服装の指定はないのだけれど、みんなズボンや半ズボンで、スカートをはいている子は誰もいなかった」
「毎日園外にお散歩に行くので、運動靴のダメージが早いから、靴の買い替えが早かった」
といった、実際に通った人でないと知らない情報があれば、集めておくのがおすすめです。
特に、保育園のバザーには足を運んだほうがベター、バザーでは、保育園で使う手作りグッズや遊び着、エプロン、シーツなどを販売している場合もあります。
入園準備をするにあたって「どういったものを用意したらよいのか」選ぶ判断基準になりますよ。
準備するもの
保育園入園のために用意するものは、保育園によって異なります。
一般的に、お子様の年齢によって持ってくるものが違います。
着替え
どの年齢のお子様も「着替え」は用意することになる場合が多いです。
枚数は保育園、あるいは年齢によって異なりますが、毎日2セット程持って行って、さらにロッカーに1~2セット、というのが一般的のようです。
年齢の高いお子様(3~5歳)の子は、自分で着替えをすることになるので、脱ぎきしやすいものがおすすめです。
また、子供はとにかくよく汚しますので、着替えは多めに用意しても大丈夫ですよ。
保育園で着る服についても保育園によって細かい決まりがあるので、説明会の時によく聞いておきましょう。
私の家の近くにある保育園では、子供たちはどの年齢の子も保育園内にいる間は原則として「半袖短パンで」という決まりがありました。
入園説明会が1月でしたので、そのころに「半袖短パン」を用意するのはかなり無理があり、2月に開催される保育園バザーでは、「半袖短パンの洋服が複数枚セット」になっているものが毎年人気です(笑)。
おむつ
こちらは、おむつ離れ前の小さいお子様が入園する場合必要になります。
「布おむつ」か「紙おむつ」かは保育園によって異なりますが、1日8~10枚使う場合もあります。
布、紙、どちらのおむつを用意するにしても名前は必ず書きましょう。
なお、使用済みのおむつは持って帰る事になるので、消臭効果のある袋の用意や、あるいはコンビニやスーパーの袋も入園前から集めておきましょう。
おむつ離れを済ませた子は用意する必要はありません。
シーツ・布団カバー・パジャマ
殆どの保育園では「お昼寝タイム」がありますので、その時に使うシーツや布団カバーも用意する必要があります。
一昔程前は、保育園で使うシーツも「ママが手作りでお願いします」と言われていたそうです(母談)が、最近はそういった事も少ないようですね。(全くないわけではありませんが)
サイズや形状などは保育園によって違いますので、説明会の時にチェックしておきましょう。
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お食事用エプロン・スモック・タオル(口ふき用・手拭き用)
お食事の時やおやつの時間に使います。
これらも保育園から指定がある場合が多いので、説明会でちゃんとチェックしておきましょう。
特に口ふき用のタオル、手拭き用のタオルは、ひもの有無や枚数の指定がありますので、多めに用意しておきましょう。
上履き・靴
上履きも、保育園で指定がある場合が多いですが、一般的に「自分で脱いだり履いたりしやすいもの」がおすすめです。
靴は動きやすい、汚れが目立たないものが良いですね。
歯ブラシ・コップ
保育園でお昼やおやつの後に歯を磨きますので、月齢に合った歯ブラシを用意しましょう。
コップは大きすぎない、落としても割れないプラスティックのものがおすすめです。
お弁当箱セット
保育園によっては「お昼は給食」のところもありますが、「お昼はお弁当」の保育園もあります。
保育園によって異なりますので、必要なら用意しましょう。
あんまり大きなものですと、お子様が食べきれないこともありますので、お弁当箱は「ちょっと小さいかな?」くらいの大きさがちょうどよいようです。
また、お弁当箱の蓋は、お子様が自分で開け閉めできるもので「汁漏れしないもの」がおすすめですよ。
雨の日グッズ
雨の日に使う「傘」や「レインコート」「長靴」は、入園後すぐに使うわけではありませんが、いつ雨が降るかわからないので早めに用意しておきましょう。
まだおんぶや抱っこ、ベビーカーで登園する小さいお子様でしたら、お子様が濡れない為の「雨対策グッズ」が必要になりますね。
通園バッグ・送り迎えグッズ
これはお子様が保育園で使うものではなく、保育園へ送り迎えする「パパ」や「ママ」が使うものです。
例えば、お子様の送り迎えに使うベビーカーやおんぶひも、抱っこひもといったアイテムや、保育園のロッカーに入れるおむつや着替えを入れて運ぶママバッグ類です。
バッグは、お仕事へ通う前に保育園に寄るのですから、お仕事の荷物と保育園への荷物が一緒になっては大変ですので、工夫が必要です。
また、お家によっては「日にちによってパパが送り迎えすることもあるの」という事もあるかもしれませんので、
お家によっては、お子様の送り迎えはパパになったりママになったりするお家もあるかもしれませんので、そういったお家は、「パパでもママでもストレスなく使うことが出来るもの」がおすすめですね。
おすすめ通園バッグはライフスタイルによって変わります
「じゃあ、おすすめのバッグってあるの?」
これは、バッグを使う人のライフスタイルによって変わります。
たとえば、お子様を歩いて幼稚園まで送り迎えするのであれば、リュックのように背負えるバッグのほうが両手が空くのでおすすめですし、自転車ならば、自転車のかごに入るサイズがおすすめです。
バスや電車に乗るのであれば、リュックですと満員電車やバスの中で他のお客様のご迷惑になるのでしっかりと抱えることが出来るものが良いですよね。
また、実際に毎日保育園に持ってゆく物がどのくらいあるのか、その量との兼ね合いでバッグの大きさも変わってきます。
そして、もしもパパが送り迎えをするのであれば、パパが持っても違和感のないバッグにしたほうが良いように思います。
お子様の入園準備の合間に、ライフスタイルに合う通園バッグを見てみてはいかがでしょうか?
お子様の入園準備
準備するのはお子様が使う「道具」だけではありません。
入園に先立って、お子様の生活習慣もしっかり準備しておく必要があります。
お子様は、今までお家で、好きな時間に起きて、好きな時間にお昼寝して・・・という生活から、保育園の集団生活の仲間入りをするのです。
入園後いきなり規則正しい生活になると、お子様もびっくりしてしまいますので、入園前から、少しずつ、規則正しい生活を取り入れてみるのがおすすめです。
手作りグッズ
手作りグッズはいつからとりかかる?
手提げ袋やリュックといった手作りグッズも、保育園入園の時に準備するものです。
「手作りグッズは作るのに時間もかかるし、いつから始めたらいいの?早めにとりかかりたいんだけど・・・」
時間がかかりやすい手作りグッズ、なるべく早く作りたい気持ちはよくわかりますが、これらも保育園の説明会が終わってからのほうが賢明。
大きさや細かい仕様が決まっている場合が多いので、ちゃんと説明を受けてからにしましょう。
手作りにこだわらない保育園も
保育園にお子様を預けるママは忙しい、という事を考慮して、最近は「必ずしも手作りでなくてはいけない」と、手作りグッズにこだわらない保育園も増えています。
最近は既製品の入園グッズもずいぶん増えてきていますので、そういったもので済ませてしまう人も多いようです。
また、ネットや手芸用品店等で「手作り代行サービス」を実施しているところも多いようですね。
忙しいママさんは、そういったサービスや、あるいは身内に裁縫上手な方がいたら、その人にお願いしましょう。
ちなみに私も、それほど裁縫が得意という訳ではないのですが、仕事で忙しい義姉に頼まれて、義妹の子供(私にとっての甥・姪)トータル3人分の「手作りグッズ一式」を請け負いました。
なかなか大変な作業でしたが、甥や姪が喜んでくれたので、私もうれしかったのは今でもはっきり覚えています。
準備する手作りグッズ
準備する手作りグッズは、幼稚園さほど変わりません。
「幼稚園の入園準備はいつから?準備するものや手作りグッズについても」で詳しくご紹介していますので、そちらもご参考になさってください。
手作り代行サービス
大切なお子様を、1歳、2歳のうちに保育園に預けるという事は、ママはおそらくフルタイムで働きに行く、あるいは産休が明けて社会復帰するという事でしょう。
ママも「もうすぐお仕事が始まる」ということで、その準備に追われている時期、手作りグッズを作る時間もないかもしれませんね。
そんなママの為に「手作り代行サービス」をご紹介します。
これは、ママの代わりに幼稚園で使う手提げや上履き袋といった手作りグッズを作ってくれるサービスで、毎年利用する方も増えつつあるのだとか。
手芸用品店にお願いすると、「布と材料をその手芸用品店で購入する事」を条件に手作り代行を行ってくれるところも。(※加工代が別にかかります)
料金は代行のお店によって違いますが、手提げ袋が大体2000~3000円、お弁当箱が1000円前後と言われています。
手作りグッズを作るのを苦手で、さらに保育園から「手作りでお願いします」と指定があるのなら、こういったサービスを利用するのもありですよ。
手作り代行サービスをいくつかご紹介します。
なお、こういった代行サービスは、2月から3月にかけてはとても込みますので、お申込みは早めがおすすめです。
マジックミシン
イオン系列のショッピングモールに入っている店舗で、主に服のリフォームや修理をしているお店ですが、お子様の手作りグッズのオーダーメイドも受け付けています。
ホームページには料金は載っていないのですが、大体手提げ袋が2500円前後、上履き袋が1000円前後といった値段で作ってくれるようです。
申し込み方法は、記事や材料を持ち込んで申し込むのですが、材料がどのくらい必要かがわからないことも。事前に申し込む店舗に行って聞いてみるのがおすすめです。
パンドラハウス
こちらもイオン系列の手芸用品店です。
ここで布を買うと、手作り代行をしてくれます。
詳細は入園準備のシーズンに公表されますので、こまめにチェックするのがおすすめです。
クラフトパークトーカイ
手芸用品専門店で、支店がたくさんあるので見たことがある人もいるかもしれませんね。
こちらも、店で材料を購入すれば手作り代行を行ってくれます。
特徴は「オンライン注文できる」点。
オンラインで材料を購入・作成依頼をすると3週間ほどで作ってくれます。
料金は、手提げ袋と靴袋がセットで3780円で、これに材料費が上乗せされます。
「近くに手作り代行してくれるお店がないわ」という方にはお勧めです。
ユザワヤ
大型手芸用品店で、手作りグッズの材料から小物まで、この1店ですべての材料がそろいます。
ここでも手作り代行サービスを行っていて、ユザワヤで材料を購入すれば利用することが出来ます。
料金は手提げ袋で2200円、お弁当袋が1100円、上履き入れが1400円。
お店が近くにあるのならおすすめです。
手作り代行サービスは、他にもオンラインで行っているところも多数あります。
一般的には注文する人が材料を購入して依頼する、というかたちのようです。
デザイン・値段・納期などがまちまちですので、あらかじめサイトでチェックしたり問い合わせてみるのをおすすめします。
まとめ
保育園の入園準備をいつから行うのか、何を準備するのか・・・知らないと何かと不安なことが多いですよね。
けれど、それほど急いで準備しなくても大丈夫、むしろ急いでしまうと思わぬ失敗の素となってしまいます。
説明会前までは「情報」を、説明会後は「用意するもの」を、準備するようにしたら良いかもしれませんね。
また、手作りグッズは時間がかかりやすいもの「いつから準備したらいいのー!早く準備したい!」と焦る気持ちもわかりますが、正確な情報を入手してからのほうが良いかもしれませんよ。
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