皆さんは大事な車のシートや家の床やカーペットにガムを付けてしまったことはありませんか?
直接ガムを落としていなくても、後でごみ箱に捨てようと紙に包んでポケットやカバンに入れておいたはずが、ふとした時に落ちてしまったりすることもあります。
落としてしまうと気づかずに踏んでしまったり、重い荷物の下敷きになって紙に包んでいてもベッタリと車のシートや床やカーペットなどにくっついてしまいます。
車のシートや床やカーペットでは、ガムが落ちないからといって簡単に買い替えるわけにもいきません。
そんな時どうすれば良いのでしょうか?
そこで今回は「車のシートや床やカーペットに付いてしまったガムの取り方」についてまとめました。
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車のシートに付いたガムの取り方
布に付いたガムはアルコールや洗剤や油で落ちますが、洗濯の出来ない車のシートにガムが付いてしまった場合には油などを使うのはかなり抵抗がありますよね?
車は機能性だけでなくデザイン性も重視している方が多いだけに、油やアルコールの後に中性洗剤を使えば染みになりにくいといわれても、万が一染みが残ってしまったらショックも大きくなってしまいます。
そこで、そんな心配をせずに済むようにここでは、アルコール・油・洗剤を使わずに車のシートに付いたガムを取る方法をご紹介します。
【ガムの取り方】
1.ティッシュを使って取れる限りのガムをとる。
(擦らずにつまむようにして取る)
2.残っているガムを袋に入れた氷で5分ほど冷やす。
3.冷やしたガムをガムテープを使って取る。
車のシートでしたら目の粗い布が使われていることは少ないので、ほとんどの場合このやり方で落ちるようです。
この方法を知っていれば子供が車のシートにガムを付けてしまっても「大丈夫だよ。次から気を付けてね!」と叱らずに落ち着いて言ってあげられそうです。
ちなみに、車のボディやタイヤに付てしまう場合もあるようですが、こちらはアルコール・油・洗剤を使っても大丈夫です。
詳しい取り方は「服や靴底や髪の毛に付いたガムの取り方まとめ」を参照してください。
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床やカーペットに付いたガムの取り方
服や髪や車にガムが付いてしまうことがあるのだから、もちろん家の床やカーペットにガムが付いてしまうこともあります。
ということで、次は床やカーペットに付いたガムの取り方をご紹介します。
床に付いたガムの取り方
床はほとんどの場合表面がつるつるなので、ガムが付いたばかりの場合は取るのもそれほど難しくないようです。
【床に付いたばかりのガムの取り方】
1.袋に入れた氷やコールドスプレーを使って床に付いたガムを冷やす。
2.手でガムを剥がす。
3.もし残るようなら中性洗剤を馴染ませて雑巾で拭き取る。
家庭ではなかなかないと思いますが、万が一気づかなかったり取り方が分からず放置してしまった場合や職場の床などに長い間くっ付いている場合は経年により固くなっているので油を使います。
ガムは油に溶けるので、その性質を利用した取り方です。
【日にちが経ってしまったガムの取り方】
1.サラダ油・オリーブオイル・ごま油・アロマオイルなどをガムに馴染ませる。
2.ガムが柔らかくなるまで放置する。
(黒く固くなってしまったガムだと、ほとんどの場合30分以上)
3.フローリングや床が傷つかないように、定規などを使ってはがし取る。
フローリングや床の場合はスクレーパーを使用すると床を傷つけてしまう可能性が高いので使わないようにしてください。
屋外タイルに付いたガムの取り方
【屋外タイルに付いたガムの取り方】
1.袋に入れた氷やコールドスプレーを使ってタイルに付いたガムを冷やす。
2.スクレーパーを使ってはがす。
3.残るようなら中性洗剤とブラシを使って落とす。
これは私も家の掃除などでよく使う方法なのですが、もしスクレーパーが家にない場合は不要になったプラスチック製のポイントカードやクレジットカードなどでも代用できます。
プラスチック製のためステンレス製のスクレーパーよりも傷が付きにくくて掃除などにはとても使いやすいと思います。
カーペットに付いたガムの取り方
カーペットにガムを落としてしまった場合もなるべく繊維に入り込む前に取り除きましょう。
こちらも氷・アルコール・洗剤などを使って落としても良いのですが、高価なカーペットだったり毛足の長いものだったりするとカーペットを傷めてしまう可能性もあるので市販されている専用のリムーバーをご紹介します。
いくつか種類がありますが、今まで説明した方法の「冷やす・溶かす」この2つの作用によってガムを取るというのは専用のリムーバーでも同じようです。
付き方が浅い場合はエアゾールタイプの冷やすもの、ベッタリとカーペットの繊維まで入り込んでしまった場合は溶かすタイプのもの、ガムを落とすだけでなく油性ペンやシールなどの粘着が残ってしまった所の掃除などにも活用したい場合は柑橘系の洗剤…というように使い分けると良いかもしれません。
専用のものを用意しておけば、いざと言う時も焦らずに解決することができますので1つ家に置いておくのも良いかもしれませんね。
冷やして落とすエアゾールタイプ
【ドーイチ ディゾルビット エアゾールタイプ】
エアゾールタイプのシール剥がしです。
商品名に書かれているシールやテープだけでなく、床についてしまったガムや油性マジックなどもキレイに取ることが出来る優れもの。
手も汚れず、床も傷つけないというのが嬉しいですね。
【リンレイ ガムリムーバー】
「ガムを凍結させて剥がす」業務用ガムリムーバーは、カーペットだけでなくビニール製の床にも使用可能。
業務用ですが、ネットで1本から購入することも出来ます。
【ペンギンワックス ガムリムーバー】
業務用エアゾールタイプのガムリムーバーです。
こちらも業務用ですが、ネットで1本から購入可能です。
溶かしてとすタイプ
【ユーホー ガム落とし】
溶かして落とすタイプのガムリムーバー。
色落ちや変色しないかを目立たない部分で試してからご使用ください。
柑橘系洗浄成分で落とすタイプ
【3M マルチリムーバー】
柑橘類の皮に含まれるリモネンを主成分とするマルチリムーバー。
マルチという名の通り、ガムだけでなく油性ペンやシールのノリなども簡単に取ることが出来ます。
【ドーイチ ディゾルビット】
天然のオレンジオイルから生まれた強力な汚れは除去剤。
こびりついて取れないガムにも、頑固な油汚れにもオススメです。
使用の際は今までご紹介した方法のように歯ブラシなどを使って落としてください。
柑橘系洗剤やガムを溶かすリムーバーは、使用する前に目立たないところで色落ちなどがないか試してからご使用くださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
思いがけずガムを付けてしまって困っている皆さんのお役に立てましたか?
車のシートや床やカーペットにガムが付いてしまうとつい焦ってしまいますが、身近な道具で簡単に取れてしまうものなんですね。
ガムを落とすリムーバーも沢山市販されていたことに私自身も調べていて驚きました。
1つの方法だけでなくいくつか選択できる方法があると1つの方法を試してみて取れなかった時でも安心できます。
ぜひ大事な車や床やカーペットを回復させるために、ご紹介した「ガムの取り方」を試してみてください。
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