秋になると、店先には美味しそうな柿が並ぶようになりますよね。
あるいは、近所の方から「うちの柿の木に実がなったから分けてあげるよ」と、貰うこともしばしば。
秋の味覚の一つ「柿」、好きな方も多いのではないでしょうか?
今日は、そんな「柿の剥き方」を簡単な方法から、食べやすくなる皮の剥き方まで、コツも併せてご紹介。
また、柿の皮むきの裏技や、食べ方に関する裏技、更に柿の皮を簡単に剥く便利な道具も併せてご紹介しちゃいます!
店先で柿を見つけたら、是非試してほしい剥き方や裏技ですよ。
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目次
柿の剥き方
一番簡単な皮の剥き方
柿の剥き方は何種類かあります。
その中でも一番シンプルでわかりやすい簡単な剥き方は、包丁で、リンゴの皮を剥くのと同じ要領でくるくると剥いてゆく剥き方です。
また、包丁が苦手な方は、ピーラーを使っても上手に剥くことが出来ます。
実は柿は、皮の近くの実が一番甘いので、ピーラー等で薄く皮を剥くと柿の甘い部分もおいしく食べられるので、とてもおすすめです。
簡単に剥くコツ
「柿の皮がうまく向けないんだけど、コツはないの?」
実は、柿の皮を剥くのにはちょっとしたコツがあるのです。
柿の皮を剥くときは、ヘタのない方から剥くと、上手に剥けません。
ヘタから剥くと上手に剥けますよ。
また、皮を剥く方向にもちょっとコツがあります。
柿の皮を剥くときは、縦に向かって剥くよりも、柿をくるくると回すようにして横に皮を剥いたほうがきれいに剥くことが出来ます。
これらのコツを押させておくと、柿の皮もきれいに簡単に剥くことが出来ます。
四つに切ってから皮を剥く方法
上の方法は、柿を「丸ごと使いたい」ときには有効ですが、「これから柿を食べる」ときには、この皮の剥き方の方が、きれいに剥くことが出来ます。
- 柿を、ヘタを下にして置きます。
- 柿に包丁を入れて、ヘタの手前の部分まで切ります。半分に切り、さらにそれを半分といった4等分にします。
(この時、ヘタの反対側に、うっすらと十字の跡が入っていますので、その跡に沿って切るのがコツです。十字の跡の部分にはタネがないので、包丁が柿のタネに当たらず、きれいに切ることが出来ます。)
- 手でヘタを割るようにして4等分します。
- 4等分した柿の皮を剥きます。(コツは、皮はヘタの方から剥くことです)
動画も載せてみますので、参考になさってください。
この剥き方をすると、切り終わったらすぐに食べることが出来ますので、「柿の皮を剥いたらすぐ食べる」ときにはこの方法はお勧めの剥き方、是非一度挑戦してみてください。
便利な裏技をご紹介!
裏技その1:柿のタネの位置がわかる裏技
さて、柿を切った時、柿のタネが包丁に当たること、ありませんか?
そのまま包丁で柿のタネを割ってしまっても良いですし、タネが入ったまま食べても、食べながら出すことが出来るのですが、同じように柿を切るのならば
「タネの部分は避けたい」
「タネの位置がわかれば、切りながら取り出せるのに」
と思いませんか?
実は、柿のタネの場所は簡単にわかるのです。
柿のヘタとは反対側・・おしりの方にある十字の線の上にはタネがないことは、上の「切り方のコツ」でもご紹介しましたが、柿のタネの場所を探る方法がもう一つあります。
それは柿の「へた」。
ヘタの葉先から柿のお知りに向かって線を引いたところにタネがあるので、その場所をよけて包丁を入れると、タネには当たりません。
是非一度、試してみてください。
裏技その2:柿をおいしく食べる裏技
さて、柿の皮を剥くとき、1個や2個といった少量でしたら包丁やピーラーを使って剥くことが出来ますが、複数の柿を剥くときはちょっと面倒ですよね。
食べごろの柿をそのまま保存する裏技をご紹介します。
ヘタを下に置き、ヘタの下に小さくたたんで濡らしたキッチンタオルを
敷いておくと、10日程は保存することが出来ます。
柿はヘタの部分で呼吸するので、そのヘタの部分を濡らしておくと追熟が遅れて日持ちします。
「そんな馬鹿な・・・」と思う方も多いかもしれませんが、機会があったら是非試してみてください。
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裏技その3:柔らかくなりすぎた柿は冷凍庫で冷やしてシャーベットに
硬すぎたり、柔らかすぎたり・・・「ちょうどよい好みの硬さの柿」には意外と出会えないものです。
硬すぎる柿はしばらく置いておけば柔らかくなりますが、柔らかくなりすぎた柿は切りにくいし食べにくいですよね。
そんな柔らかくなってしまった柿は、冷凍庫で凍らせてしまいましょう。
凍ったらシャーベットのようにスプーンですくって食べることが出来ますよ。
濃厚な柿シャーベット、美味しそうですよね。
裏技その4:柿が嫌いな子供に柿を食べさせる裏技
近所の方から柿をたくさんもらってしまったけど、家族はみんな柿嫌い、特に子供は全く食べてくれない・・・そんな事、ありませんか?
柿は、好きな人は「いくつでも食べられる」という方がいますが、嫌いな方は全く食べませんよね?
そこで、柿が苦手な子供でも食べられる裏技をご紹介します。
良く冷やした柿を食べやすい大きさに切る
砂糖小さじ1、レモン汁小さじ2を入れて、よく混ぜる
この裏技をすると、柿が「柿じゃない別の食べ物」になるのだとか。
私は試したことがありませんので効果のほどはわかりませんが、試した方の感想を見てみると、かなりの高評価でした。
柿の味が大好きな方にとっては「邪道!」「ありえない!」といった裏技ですが、試す価値がある裏技かもしれませんね。
柿の皮を剥く便利な道具をご紹介
柿の皮を剥くとき、1つや2つでしたら何ともないですが、例えば
「今年は干し柿を!」
といってたくさんの柿の皮を剥く・・・なんてことはありませんか?
「干し柿」とまではいかなくても、たくさんの柿の皮を剥くのはかなり面倒くさいです。
そこで、柿の皮を簡単に剥く便利な道具をご紹介します。
チョイむき-smart 家庭用皮むき機
柿の皮むき機です。
柿をセットしてハンドルを回すと、きれいに柿の皮を剥くことが出来てとても便利です。
また、柿以外にも、リンゴやキウイ、梨といった果物の皮も簡単に時短で剥くことが出来ます。
大量の柿の皮を剥くときや、普段からりんごや梨といった果物をたくさん食べるお家にはおすすめの道具です。
ただし、ちょっと値段が高めなのが難点です。
りんご ・ なし 皮むき器 りんごむけ~る
これは、「りんご」の皮を剥く道具なのですが、どうやら柿の皮も剥くことができるのだとか。
果物中央に果物をさして、ハンドルを回すだけで簡単にリンゴの皮がむけます。
実はこの道具は我が家でも使っています。
我が家では柿ではなくりんごを剥いているのですが、複数のリンゴもストレスなく皮がむける上、皮が薄く向けるのでなかなか気分が良いです。
私は「柿」を試したことはないのですが、柿も剥けるとのこと、ただ、製品の構造上、柔らかい柿の皮を剥くのは難しいかもしれません。
「柿の皮も剥くけど他の果物の皮も良く剥く」という方にはおすすめな道具です。
かんたん電動 柿の皮むき機
こちらは、電動の皮むき機です。
上の二つの道具は手動でハンドルを回して皮を剥いているのですが、こちらは電動式。
柿を所定の位置にさして、スイッチを押すと、電動で柿が回るので、それにピーラーを当てて皮を剥く、という仕組みです。
お値段も高い上、最初にご紹介した二つの道具と比べたらかなり「大がかり」です。
家庭用、というよりも「業務用」といった所です。
干し柿を大量に作るお家でしたら、重宝かもしれませんね(笑)。
まとめ
柿の皮の剥き方や剥き方のコツ、柿に関する裏技をご紹介してみましたが、お役にたつ情報はありましたか?
普段、「適当に皮を剥いていた」、「タネの場所も気にせず剥いたり切ったりしていたわ」という方も、意外と多いと思いますが、簡単に剥ける方向や、タネの場所を意識すると、驚くほど簡単にむことが出来るのですね。
今年の秋は、是非、柿の皮をきれいに剥いておいしくいただきたいですね。
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