秋は豊作の季節というだけあってスーパーなどに並ぶ野菜も種類が豊富になってきますよね。
そこで、家庭菜園を始めてみようという方は多いのではないでしょうか?
秋は夏や冬に比べて暑い、寒いといったことがないので作業もしやすく、春に比べ害虫被害も少ない為、初心者の方が始めるにはいい季節になります。
ですが「何の種を蒔いたらいいの?」「育て方が分からない…」と必ず悩むところですよね。
そこで秋に種まきして苗を植える野菜の種類や育て方について調べて見ました!
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秋蒔きの葉野菜の種類と育て方
家庭菜園やベランダ栽培をしている方って実は結構多いですよね。
お子様のいる家庭では食育として取り入れているお母さんも少なくないようで、実は我が家も取り入れています^_^
嫌いなものでも「自分で水やりしたもの、収穫したものは、いやでも一口は食べないわけにはいかない」雰囲気を子どもも察して食べるという母の思惑通りです。
日々の野菜たちの成長に癒された夏が終わり、秋はどんな種類の野菜の種や苗を育てていけばいいのか、まずは葉野菜のオススメのものをご紹介したいと思います!
サラダ菜
サラダ菜はレタスの仲間で暑さや寒さに強く、栽培期間も短いので種や苗を植えてからぐんぐん育ってすぐ食べられちゃいます。
その為、初心者にも育てやすい種類の野菜です。
土に種まきをしなくても水栽培もできるほど水を好みますのでこまめに水やりはしてあげてくださいね!
ちなみに、サラダ菜はレタスよりも栄養価が高くβカロチンに関しては10倍もあり、免疫アップが見込めます。
ほうれん草
私は秋に種まきをするとなると1番に思い浮かべるのがほうれん草なのですが、小学生の時にも学校で育てた記憶があり、小学生にも育てられるお野菜ということですね^_^
種まきや苗を植える前に土に苦土石灰(くどせっかい)を蒔くとトラブルが少なくてオススメです。
ホームセンターなどへ行くと農業用品のコーナーなどに苦土石灰と書いた物が置いてあり、手軽に手に入れることができます。
種の皮が硬いので1日お水につけてから蒔くと発芽しやすくなりますよ。
ほうれん草は栄養豊富な野菜としても有名で、鉄分やビタミンCが特に多く女性に嬉しいですよね!
小松菜
小松菜はほうれん草と同じく初心者向けの野菜になるのですが、苦土石灰はいりません。
種まきをする場合は10月までにするようにしましょう。
私の周りには苦手な方が多いのですが、小松菜って実はすごく栄養価の高い野菜でカルシウムに関してはほうれん草の約5倍あるという隠れ栄養満点野菜なので、きらいなんてもったいない!
ぜひ育ててみてほしいと思います。
ニラ
ニラは暑さや寒さに強い上に日当たりの悪いベランダでも栽培ができます。
宿根性の野菜なのでスーパーなどで買ったニラに根っこがあるものであれば、料理の際に切り残しておいた茎を土に植えると再生を繰り返して5〜6年は収穫ができます。
その上、害虫にも強い種類の野菜で、コンパニオンプランツとしても使えるので、畑の害虫避けとして一緒に植えることもあるそうです!
コンパニオンプランツは共栄作物ともいって違う種類の野菜を近くで栽培することで互いの成長に良い影響を与えあう植物のことをいいます。
ニラって常備野菜というほどよく買うことはありませんが家にあれば汁物から炒め物から意外と使えるとおもいます。
白菜
白菜というと畑で大きく育つイメージですが、小さい種類のものもあり、プランターでも育てることが可能なんです。
春秋と育てることができますが、害虫被害にあいやすいため害虫の少ない秋まきが初心者の方には育てやすいかもしれません。
秋、冬はなんといっても鍋の季節になるので白菜は欠かせませんよね〜。
ビタミンCも豊富なので風邪対策にも活躍します!
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秋蒔きの根菜の種類と育て方
根菜は難しいイメージがありますが、小さい種類のものも沢山ありますので種や苗選びの時にどのような場所でどんなものを育てるのかはしっかり見極めることが大切になってきます。
玉ねぎ
玉ねぎは上級者向けのようで、やはり大玉は難しいのですが小玉であれば結構簡単に育てることができるようです。
玉ねぎは初心者の方は苗から育てるのがオススメですが、もちろん種からでも育てられます。
できる限り身を大きく育てるために、間隔を広めにとって苗を植えたり、種まきをしてください。
冬越しをさせる野菜で収穫は春になるのですが、乾燥することを嫌うので土が乾いたらこまめに水やりしたり、マルチングすることをオススメします。
マルチングは、植えた植物の地表面をビニールで覆うことをいい、雑草や病害の発生を防いで水分の蒸発を防ぎます。
玉ねぎは一株に一玉の収穫になる為、沢山植えるともちろん沢山収穫できますが、チャレンジしてみたいけど畑がないという方でもプランター栽培も可能です!
お料理に関しては万能野菜、レパートリーの種類は数も多くお家で育ってくれれば嬉しいですよね。
小かぶ
初心者野菜の代表のようなかぶですが、その中でも小かぶが収穫までの期間も短く育てやすい種類になります。
一年中栽培はできるのですが暑さや乾燥に弱い為秋に種まきするとより育てやすいかと思います。
プランターに直蒔きをして、芽が出たら間引きをして間隔をあけてあげることで大きく育つことができます。
葉が6枚くらいになった時点で追肥を行い、直径5cmになったら収穫どきです!
かぶは育ちすぎると実が割れてしまいますので気をつけてくださいね^_^
かぶに限らずですが根菜は体を温める効果があるので寒い季節にはシチューに入れたり煮物にして食べたり、個人的にはお漬物や生でそのまま食べるのも美味しくてオススメです。
ごぼう
ごぼうは春と秋に種を蒔いて育てる野菜です。
ごぼうというと「長いから作るの大変なのでは?」と思いますが、実際は約50cm近くまで伸びる大型野菜になります。
ですが、ミニごぼうという種類もあり、これならプランターでも育てることができますよ^_^
ごぼうは移植ができない為、種まきから育てるのですが好光性種子(こうこうせいしゅし)といって読んで字のごとく光を好む種なので土をかけすぎないようにすることが大切です。
まとめ
秋に種まきして苗を植える野菜の種類や育て方について調べてきましたがいかがだったでしょうか?
育て方などみると難しく感じるものもありますが、まずは気負わずにチャレンジしてみることが大切だと思います。
野菜が育つ姿は本当に我が子のように可愛い…は言い過ぎですがしばらく眺めて癒されること間違いなしです。
ぜひ、秋にチャレンジしてみてくださいね!
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