秋も過ぎて寒い冬がやって来ました。
そんな寒い冬に食べたいのが、冬の味覚の王様「カニ」を贅沢に使ったカニ鍋!
熱々のカニの足を豪快に頬張ると、なんだかとっても幸せな気分になりますよね。
でも蟹の甲羅や足を剥くときって手が汚れるし、かなり面倒…
また、食べ方がヘタだとせっかくのカニの身がボロボロになって、頬張ることが出来なくなってしまってしまいます。
そこで今回は、カニを美味しく食べるためにカニの簡単な食べ方やカニを剥くコツ、道具を使った裏技についてご紹介します。
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目次
カニの食べ方とコツ
冬になるとテレビ通販などでカニが販売されます。
夜中のテレビショッピングでカニ鍋やカニのむき身が出てくると思わずよだれが出てきてしまうことも。
美味しそうなカニを見て思わず電話をしちゃった人もいるのではないでしょうか。
そんな私たちを惑わすカニですが、食べ方が面倒なので買うのをためらうことはないですか?
でも、美味しいカニを諦めるなんてもったいないですよね。
ここでは、知っているようで知らないカニの食べ方についてご紹介します。
カニの食べ方
まずは、カニの足の付け根をキッチンバサミまたは包丁で切って足と胴体を分けます。
胴体の食べ方
- 胴体を裏返すと三角になっている部分(ふんどしと呼ばれます)があるので、そこに親指を入れて取り外す
- ふんどしを取ると空洞ができるので、そこに親指を入れて甲羅を外す
(美味しいカニのみそが流れないように、甲羅を下にして作業を行うのがコツ)
- 胴体に残っているカニのみそをスプーンなどで、先ほど外した甲羅の上にのせる
- 扇状になっている灰色のカニのえら(がにと呼ばれます)があるので、手で取り除く
(取り除かなくてもカニの身を剥くことができますが、作業の邪魔になるため、取り除くのがコツ)
- カニの胴体を包丁またはキッチンバサミで半分に切る
- カニの胴体をみると足の数に合わせて空洞がみられるので、1つ1つハサミをいれて身を取り出す
- カニのみそが入った甲羅にカニの身をのせる
(甲羅の上でカニのみそと身を混ぜて食べると贅沢な気分が味わえますよ)
足の食べ方
- 殻を剥くために足の関節部分を包丁またはキッチンハサミで切り離す
- カニの足の下(毛が少なくて柔らかい平らな部分)からキッチンバサミを入れていく、裏返して反対側にも同じように切り込みを入れる
- ハサミを入れたら手でカニの殻を外す
道具を使った裏技
ハサミまたは包丁を使ってカニの身を剥く方法についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
我流でしていた私にとっては目から鱗の情報がたくさんだったのですが、これだけ工程があるとなんだか大変ですよね^^;
また、カニの殻や甲羅は固いので、キッチンバサミや包丁だと力を入れすぎて手を傷めたり、刃こぼれしてしまうことも・・・
もっと簡単にカニを剥く裏技のような道具はないのでしょうか?
という事で、カニを簡単に食べるための道具についてもいくつかご紹介したいと思います。
鳥部製作所「カニちょっき」
カニを剥く際には、包丁やキッチンバサミでなく、カニ専用ハサミを使用しましょう。
カニ専用ハサミは、刃の背部が丸くなっているので、身を傷つけることなくカニの殻を剥くことができますよ。
また、今回おすすめする鳥部製作所「カニちょっき」は、水洗い可能でさびにくいのが特徴。
道具の手入れが簡単だと主婦の皆さんにとっては嬉しいですよね。
ネーミングも可愛い「カニちょっき」を使う裏技で、今年は簡単にカニの身を食べませんか?
パール金属「ステンレス製カニスプーンフォーク Easy Wash」
皆さんはカニの身をどうやって出しますか?
スプーン?フォーク?それとも豪快に手で出しますか?
普通のスプーンやフォークでもカニの身は取り出せますが、せっかくのカニの身を傷つけずに綺麗に殻から出したいですよね。
そんな時は、カニ専用スプーン・フォークを使いましょう。
細長いスプーンと先端がちょっと曲がった二又の小さなフォークが付いているパール金属「ステンレス製カニスプーンフォーク Easy Wash」は、業務用でも使用されているのでお手入れも簡単ですよ。
今年の冬は、パール金属「ステンレス製カニスプーンフォーク Easy Wash」を使った裏技でカニの身をきれいに取り出しましょう!
軍手
カニの爪は鋭いため、素手で殻を剥くと手にケガをしてしまうことがあります。
せっかく美味しいカニを食べるのにケガなんてしたくないですよね。
そんな時に便利なのが軍手。
軍手をはめれば、カニの爪から手を保護できるだけでなく、カニを剥く際の手の汚れも最小限に抑えることができますよ。
今年は軍手を使った裏技で手を保護して美味しくカニを食べましょう。
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カニの保存と解凍方法
テレビショッピングを見ていると、大量の冷凍カニが大特価で販売されているのをよく見かけます。
思わず電話をしたくなるのですが、冷凍のカニを実際に解凍する場合、どうやって解凍すれば美味しく食べられるのでしょうか。
また、お歳暮で生のカニが送られてきた場合はどのように保存したらよいのでしょうか。
ここでは、冷凍カニの解凍方法とカニの保存方法についてご紹介します。
カニの保存方法
カニは、生カニ、茹でカニ、冷凍カニのいずれかで販売されています。
それでは、それぞれの種類に適した保存方法を見てみましょう。
生カニ
生カニは必ず茹でてから保存します。
生のカニのまま保存してしまうと酸化によって色が黒ずんでしまうだけでなく美味しさも損なわれてしまいます。
茹で時間は、タラバガニとそれ以外の種類によって異なります。
- タラバガ ⇛ 15分
- それ以外のカニ ⇛ 15~20分
茹でたカニの保存方法は、次の項目でご紹介します。
茹でカニ
茹でカニは、ラップで三重に包んで冷蔵庫や冷凍庫に保存します。
保存している最中に、水分が抜けてしまう恐れがあるので、できるだけ密封した状態で保存するのがコツ。
また、茹でカニは生カニと違い、一度茹でてあるので、保存する前に茹でる必要はありません。
茹でてしまうと、せっかくの美味しいカニのエキスが流れ出てしまいますよ。
保存期間は、冷蔵庫で約2日、冷凍庫で約3日と言われています。
冷凍庫でも3日間なんて短いですよね。
早めに食べるよう心がけましょう。
冷凍カニ
冷凍カニはその名の通り、冷凍庫で保存します。
冷凍カニの解凍の仕方については次の章でご紹介します。
冷凍したカニの解凍方法
冷凍カニや冷凍保存したカニを解凍する時は、冷蔵庫内でゆっくりと解凍させるのがコツです。
室温で解凍すると、急速に解凍が進んでしまうため、氷が一気に溶けて美味しいカニのエキスが水分とともに流れ出てしまいます。
冷蔵庫の解凍時間はカニの大きさによって異なりますが、カニの手足のみの場合は12~15時間、1匹丸々の場合は、18~24時間となります。
24時間以上解凍してしまうと、腐敗が進んでしまうので、注意してくださいね。
また、解凍時に水分の蒸発を防ぐため、カニをラップでしっかりと密封しておきましょう。
まとめ
カニの簡単な食べ方や道具を使った裏技やコツについてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。
冬の食事に鍋は定番ですが、普段食べる鍋にカニが入るだけですごく豪華な鍋になりますよね。
祖父母の家ではお正月に親戚一同が集まった際に、カニ鍋をします。
カニを剥くのは時間がかかり、道具も必要なので、面倒ですが楽しくおしゃべりしながらカニの身を取ったのは良い思い出です。
今はもう祖父母が介護施設に入所してしまったので、カニ鍋はできませんが、今年は息子が産まれた我が家でカニ鍋をしようかなと考えています。
息子にカニの甲羅を渡してみたらどんな反応をするのか、今から楽しみです。
皆さんも今年の冬はカニ鍋をしてみてはどうでしょう?
⇛カニの保存方法や賞味期限は?生、冷凍、ボイルの場合
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