楽しいお花見、そんなお花見で美味しい食べ物は欠かせません。
満開の桜の下で食べる食べ物は、まるでピクニックみたいで楽しいですし、美味しさもひとしお!
ですが、いざお花見の持ち寄り食べ物に「何を持っていこう?」と具体的に考えようとすると、悩む人も多いのではないでしょうか?
お花見をしながら何を食べたら美味しい?
どんな食べ物をみんな喜んでくれるの?
そこで、お花見の持ち寄りの食べ物についてまとめてみました。
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目次
喜ばれる持ち寄り食べ物のポイント
お花見の持ち寄り食べ物、どんなものが喜ばれるでしょうか?
ちょっと想像してみましょう。
つまめるもの、取り分けしやすいもの
お花見といえば、何人かのグループや会社の人たちと行くことが多いと思います。
グループでのお花見ならみんなで食べるのですから、みんなでつまめるものがいいですよね?
また、1人分ずつアルミカップなどに入っているような食べ物は、みんなで食べるときには盛り付けなくて済むので喜ばれます。
見た目が華やかな食べ物
せっかくのお花見なのですから、ちょっとは華やかに見えると「わぁー」ってみんなも盛り上がりますね。
持ち寄りの食べ物を買って用意するのであれば、ちょっとカラフルなものや彩りがきれいなものを選びたいところ。
冷めても美味しいもの
これは、お花見に限らず、お弁当を用意するときにも共通に言えることなのです。
冷めたらおいしさが半減してしまう食べ物・・・例えばグラタンやドリア、ピザ等は、せっかく買っても食べるときには冷めてしまって美味しさが半減、残念な思いをすることも。
また、時間がたつと色が変わってしまうものや、水分が出てくるサラダ類も注意が必要です。
温かいもの
お花見の日が昼間の暖かい日だとそうでもないのですが、お花見のベストシーズンは四月上旬。
長時間特に夜にお花見をしていると寒くなってきます。
温かい食べ物があるととても喜ばれますよ。
お花見でおすすめの食べ物
それでは、具体的にどんな食べ物を持ち寄りで持っていくと良いのか、おすすめの食べ物をご紹介します。
おにぎり、サンドイッチ
おにぎりやサンドイッチはお花見の定番、おすすめの持ち寄り食べ物ですね。
買ってくるおにぎりやサンドイッチでももちろん良いのですが、買う時や、あるいは手作りする時、こんなことに気をつけて用意すると喜ばれますよ。
・1個を小さめにして食べやすくする
大きいと食べにくい上、1つ食べるとすぐお腹いっぱいになってしまうので他のおかずが食べられなくなってしまう事も。
一口で食べられるような大きさにすると食べやすくて良いですね。
・1個ずつラップで包む
ラップで包んでいると、衛生的なうえ、食べるとき手が汚れる心配がありませんのでおすすめ。
特におにぎりの時は、包んでおくと手に取りやすいですよね。
例えば、ちらしずしや混ぜご飯などを作って持って行くと華やかですが、お花見の会場で紙皿で取り分けることになってしまって食べにくくなってしまう事も。
ひと手間かけておにぎりにしてあげたり、プリンカップのようなケースに1人分ずつ作ると食べやすいですよ。
また、サンドイッチを作る時には、小さめのカットのものをたくさんの種類持ってゆくと華やかに見えますし、イチゴや生クリームを挟んだフルーツサンドを作ってみると、目先が変わる上、彩りも良くて喜ばれますよ。
定番のおかず
お花見での持ち寄り食べ物で定番なおかずといえば、唐揚げや焼き鳥、春巻き、ウィンナー等といった、揚げ物や焼いたおかずですよね。
これらはすべて特徴があります。
・冷めても美味しいもの(時間がたっても痛まないもの)
・味がしっかりついているもの
・1個が小さくて一口で食べられるもの、または串にささっていて食べやすいもの
この3つの条件を満たしていれば、持ち寄りの食べ物としては合格!です。
手作りするときには、1個を小さめに食べやすくしたり、つまみやすいようにつまようじで刺してあげたりすると手に取りやすいですね。
例えば唐揚げやウィンナー、肉団子を焼き鳥のように串にさしてみるのも面白いですし、食べやすそうです。
また、「ちょっと取り分けしにくいかな?」と感じる食べ物も、1人分ずつアルミカップ等に入れてあげると取り分けしやすいですし、他にも枝豆などは、串に刺さなくてもつまみやすいのでおすすめ工夫を凝らして持っていきましょう。
もしも買うのであれば、パーティー用のオードブルがおすすめ。
オードブルセットに入っている食べ物は、複数で食べることが前提として作られていますので、取り分けしやすい上、冷めても美味しく、味もしっかりしているものが多いですよ。
わざわざオードブルセットを買う必要はありませんが、どんな食べ物を買うか迷ったときに参考にしてみるのもありですね。
スティック野菜
野菜は水が出やすいのでべちゃべちゃになってしまい、あまりおすすめできないのですが、スティック野菜なら水はあまり出ないのでおすすめです。
マヨネーズなどのディップも一緒に持っていくと良いですよね。
持ち寄りの食べ物は揚げ物や肉物が多いので、スティック野菜のようにさっぱりとした食べ物があると余計に喜ばれるのでおすすめです。
また同じ野菜で、水があまり出ないポテトサラダやマカロニサラダもおすすめ持ってゆくときは食べやすいように1人分ずつアルミカップに入れてあげましょう。
温かい食べ物
春とはいえ、お花見の季節は時として寒い事もあります。
そんな時に温かい食べ物を持ち寄りで持っていくととても喜ばれます。
例えば、豚汁やおでん、スープなどを保温容器やポットに入れて持って行ってはいかがでしょう?
また、お花見に持ち寄る温かい食べ物で、意外と喜ばれるものが、「うどんやお蕎麦」なのだとか。
「うどんやおそばをどうやって温かいままで持ってくのよー!」と思う人もいるかと思います。
実は、うどんやおそばを持っていくのにはちょっとしたコツがあるのです。
うどんやお蕎麦は茹でたものを保冷しして持って行き、一緒にお湯と温かいおつゆも保温容器に入れていきます。
そして、お湯で麺をほぐして、おつゆとトッピングを盛り付ける、これだけです。
盛り付けるのにちょっと手がかかるのが難点ですが、お花見の日が寒い日でしたら、こんな持ち寄りも喜ばれますし、ちょっとだけ目先が変わるので面白いかもしれませんね。
デザート
「花より団子」。せっかくお花見をするのですから、甘いものも外せません!
食べやすさを考えたなら、カットフルーツなどはおすすめです。
旬のイチゴをタッパーに入れて、かわいい楊枝やフォークを添えて出しても華やかで素敵ですよね。
お菓子でしたら、みんなが好きなポッキーやポテトチップといったスナック菓子や、個別包装されているビスケットやクッキーもおすすめです。
また、せっかくですから串団子や桜もちといった和菓子や「春季限定」のスイーツなどいかがでしょうか?
各種コンビニやスーパーでは、ここぞとばかりに春季限定の桜色の洋菓子が並んでいますので、食べやすそうな桜プリンや桜ゼリーなどのスイーツを選んで持って行ってはどうでしょう?(これらのスイーツを持っていくときには、使い捨てスプーンをお忘れなく)
なお、デザートやスイーツを用意するときは、温かいお茶や飲み物も用意すると喜ばれますよ。
またお菓子類を持ってゆくときには、残ったお菓子が持ち帰りしやすいように、小分けできるビニール袋があると気が利きますよね。
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やめた方が良い持ち寄り食べ物
さて、次に「あまりおすすめできない持ち寄り食べ物」をご紹介します。
持ち寄り食べ物を選ぶときの参考にしてみてください。
冷たいもの
お花見の日が暖かい日なら喜ばれるかもしれませんが、季節は四月の上旬、気候もいつ寒くなるかわかりません。
デザートの所で紹介したゼリーやプリンくらいでしたらそうでもないのですが、寒い中で「アイス」や「シャーベット」ともなると、余計に寒くなってしまいますし、時間がたつと溶けてしまう事も。
「春季限定のアイスをお花見をしながら食べるの!」
気持ちはわかりますが、お花見に冷たい食べ物を持ってゆくのはあまりおすすめできません。
常温で美味しく食べられるものにしましょう。
取り分けしにくいもの
たとえば・・・持ってゆく人はいないと思いますが・・・ワンホールのケーキやカットしていない大きなピザなどは、お花見の会場で取り分けするのが難しいですので、お花見の持ち寄りにはやめた方が良いですね。
ちらし寿司も、たとえば大皿や大きなタッパーで作って持って行ってしまうと、取り分けるのにも手間がかかり食べにくいので、一人分ずつ小分けして持っていきましょう。
1人分が大きいもの
たとえば大きなおにぎりとか、カットされていない大きなサンドイッチやホットドッグは、とても食べにくいのでおすすめではありません。
他にも持ち寄りの食べ物がある中、1人分が多い食べ物があると他の食べ物が食べきれなくなってしまう事も。
特に手作りの時は、おにぎりは一口大の小さいものを、サンドイッチやホットドックはは食べやすくカットしたり、小さめのバターロールで作るなど、食べやすいようにしましょう。
生もの、時間がたつと傷んでしまうもの
お刺身のように、生で食べたら美味しい食べ物ってありますが、生ものは常温で長時間置いておくと傷んでしまう事もありますので、お花見の持ち寄りにはやめておいた方が良いです。
たとえばちらし寿司や海苔巻きに、奮発していくらや生のサーモン、マグロを使っちゃおう!と気合を入れても、食べるころには傷んでしまってもったいないことになっている可能性も・・・
生ものや傷みやすいものは避けましょう。
食べ物を持ち寄りにするときの注意
分担を決めておきましょう
グループ同士で持ち寄りにすると、例えばみんなが「おにぎり」を持って来てしまったり、同じ店の同じものを買って来てしまったり、といった「持ち寄りの被り」になってしまうことも。
持ち寄り食べ物の被りを防ぐためにも、事前に「あなたはご飯もの」「おかず類は◯×さん」といったように分担を決めておくと良いですよ。
予算も決めておきましょう
こういった食べ物の持ち寄りをすると、値段もばらばらになって、不公平な事態になることもあります。
持ち寄りの分担と一緒に予算の金額も決めておきましょう。
手作り?or市販品?
持ち寄りする食べ物を手作りにするか、市販にするかは意外とトラブルの原因になります。
手作りが得意な人もいれば、そうでない人もいます。
グループの人がみんな買って来た持ち寄り食べ物の中、一人だけ手作りですと浮きますし、みんなが手作りの持ち寄りの中、一人だけ買って来た食べ物を持って来ても、場の空気が変になることも。
持ち寄る食べ物を手作りするのか市販品にするのかをさりげなく確認をしておくと良いかもしれませんね。
また、手作りの食べ物を持ち寄る場合、季節はまだ春ですが食中毒にかかってしまうこともあります。
以下の記事を参考に食中毒対策もしっかりとしていきましょうね。
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会場付近で買うのは避ける
これは、知り合いから聞いた話なのですが。
友人数人でお花見を計画して持ち寄り分担も決めた所、食べ物の分担になった人全員が、会場付近のコンビニで鉢合わせしてしまったそうです。
みんな、そのコンビニで持ち寄りの食べ物を買おうと思っていたらしいのですが、それぞれが気まずい思いをしたのだとか。
また、会場の近くのコンビニや店は、同じようにお花見に来た人が買い物に使っているため、食べ物が売り切れてしまう事も。
会場付近で食べ物を買うのは控えて、少し離れた所や最寄り駅で買うようにしてはどうでしょうか?
まとめ
お花見の時の持ち寄り食べ物についてまとめてみました。
楽しいお花見に美味しい持ち寄り食べ物は欠かせません。
ぜひ、みんなが楽しめるようなステキな持ち寄り食べ物を考えてみましょう。
せっかくのお花見が、持ち寄りの食べ物で台無しになってしまったら悲しいですよね。
楽しいお花見になりますように・・・
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