生活・豆知識

切手を間違えて貼った時に簡単に綺麗に剥がす方法

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切手を貼る

手紙を書いた時、ついうっかり切手を貼り間違えたこと、ありませんか?

例えば違う料金の切手を貼ってしまったり、所定の位置とは違う場所に貼ってしまう事もあるかもしれませんね。

もしかしたら小さなお子様がいるお家の場合は、お子様が濡れた指で切手をさわりそのまま全く関係のない紙の上に置いてしまう・・・なんてトラブルもあるかもしれませんね。

切手を貼るのを間違えた時、無理矢理剥がすと切手が傷んでしまいます。

切手を簡単に綺麗に剥がす方法を知っていると慌てなくて済みますよね。

今回は切手を貼るのを間違えたときに綺麗に剥がす方法をご紹介します。

困った時には試してみてはいかがでしょうか?

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簡単に剥がす方法

切手を水につける

切手の裏には、乾燥した糊がついています。

それに水を付けることによって糊の役割となり、封筒に貼ることが出来るのです。

ですから、何の処置もせずに無理矢理引っ張って剥がすのは逆効果!

切手を貼るのを間違えた時、それを剥がすポイントは

  • 糊をふやかせる
  • 糊を乾燥させる

この2つでこれを上手に行えば、たとえ貼るのを間違えた切手でも綺麗に剥がすことが出来ますよ。

なお、ここでご紹介する方法を行う前に、貼るのを間違えた切手を封筒ごと切り取っておくと扱いやすくなります。

それからもう一つ、ここでご紹介した方法は、切手の裏を水で濡らして付けた場合に効果のある方法です。

市販の糊で切手を張り付けた場合にはこの方法では剥がすことが出来ませんのでご了承ください。

それでは、切手を簡単に綺麗に剥がす方法をご紹介します。

ぬるま湯につけて剥がす方法

お湯

ぬるま湯につけて剥がす方法は郵便局員さんや切手のコレクターさんが使う方法で、一般の方でも「簡単に切手が剥がれた!」という声が多い方法になります。

  1. 水かぬるま湯(35℃くらい)にしばらくつける
  2. 切手の糊がふやけて自然にはがれる
  3. その後、切手の水分をタオル等でふき取って乾燥させる

あっけないほど簡単ですね。

「切手は紙でしょう?水につけたら破けたりしないの?」

と心配になりますが、それは大丈夫!

切手は水に強い紙を使ってつくってありますから、水につけるだけで破けるという事はありません。(水の中で余計な力をかけなければ、ですが・・・)

水やぬるま湯につける時間はその時々によって異なりますが、早ければ20分程で剥がれることもありますし、遅いと半日ほどかかることも・・

剥がれた後はタオル等に挟んで良く水分を吸い取った後、よく乾燥させればまた使うことが出来ます。

ですが乾燥させるときに、切手の裏の糊が再びくっついてしまう事もありますので、乾燥させる前に切手についた水分をある程度吸い取っておくのがおすすめです。

また水につけることによって切手の裏の糊の成分が落ちてしまう事もありますので、剥がした後再び使うときは、糊を使ってつけましょう。

この方法は、無理矢理紙から切手をひぱって剥がすことをせず、水につけておけば自然に剥がれ、簡単に綺麗に剥がすことが出来ますのでおすすめです。

電子レンジを使って剥がす方法

電子レンジ

これが一番、短い時間で剥がす方法かな、と思っています。

切手の糊を早く乾かして綺麗に剥がしたいのであれば、

  1. 30秒ほど水につける
  2. 30秒レンジで加熱する

という方法を試してみましょう!

ポイントは切手にしっかりと水をしみこませることで、切手が水を吸って糊もふやけ簡単にはがしやすい状態になります。

さらにレンジで加熱する事で糊を乾燥させれば、綺麗に剥がすことが出来ますよ。

この方法はどこのお家にもある電子レンジを使う事で、短い時間で簡単に剥がせるというメリットがありますね。

アイロンを使った剥がす方法

アイロン

「切手を貼るのを間違えた時は、アイロンかドライヤーをかければ簡単に綺麗に剥がすことが出来るよ」

と、まだ今よりも郵便物やお手紙が主流だったころ、母が言っていました。

方法は簡単で、

  1. 水で濡らした布に切手をおく
  2. 当て布をしてアイロンをかける

というもので、布が渇くころには切手も簡単に剥がすことができるようになっています。

子供のころ、私がいたずらして、切手を自分のお絵かきノートにたくさん貼ってしまったとき、呆れながら私のお絵かきノートにアイロンをかけてそれらを剥がしていました。

綺麗に剥がれていたかどうかはあまり良く覚えていませんが(笑)、とにかく剥がしていたという事は覚えています。

ドライヤーをかけて剥がす方法

ドライヤー

これも、よく言われている切手を綺麗に剥がす方法です。

  1. 切手を水につける
  2. ドライヤーで乾燥させる

この方法は、上でご紹介した「アイロン」と同じく、ドライヤーの熱で切手の糊を乾かすことで、綺麗に剥がすことができます。

冷蔵庫で冷やして剥がす方法

冷蔵庫

この方法は私は試したことがないのですが、冷蔵庫に入れて剥がすという方法も、簡単で綺麗に剥がす方法の一つとして知られています。

  1. 冷蔵庫に切手を入れる
  2. 20分程冷やす
  3. 取り出して指でゆっくりと剥がす

まだ剥がれないようでしたら、さらに冷蔵庫で冷やします。

他の方法と比べたら少し時間がかかりそうですが、切手を水で濡らしたくないときに使える方法ですね。

なお冷蔵庫に入れるときは冷蔵庫内の食べ物で郵便物や切手が汚れないようにしましょう。

蒸気にあてて剥がす方法

蒸気

やかんや鍋にお湯を沸かしてその蒸気を切手に当てて剥がす方法です。

この方法は他の方法と比べてかなり時間がかかりますので、時間がない時にはあまりお勧めできません。

けれど、他の方法と違い、封筒から切手を切り取らずに行うことが出来るので

「切手を剥がしたいけど封筒は切りたくない」

という場合にはお勧めな方法です。

切手専用の剥がし液を使う方法

もしも、お家に切手専用の剥がし液ががあればそれを使って剥がすことが出来ます。

普通の文房具屋さんでも、置いているところと置いていないところがありますが、大きな文房具売り場や事務機器を置いている事務用品店ではよく見かけます。

使い方は、切手を貼ってしまった場所の裏側に剥がし液をつけてしばらく置くだけで簡単に綺麗に剥がすことが出来ます。(ただし、封筒の方は使えませんが・・・)

切手はがし液は何種類かあるようですが、ここでご紹介した「切手はがし」が一番評判が良く使いやすいようですよ。

どの方法を使うかはケースバイケース

考える

切手を貼るのを間違えた場合の剥がし方はいろいろありますが、おすすめは「水につけて剥がす」か「切手専用の剥がし液を使う」方法です。

そのほかの「電子レンジ」「水蒸気」「アイロン」といった方法でも剥がせると思いますが、切手がしっかりとくっついている場合はうまく剥がれないこともあります。

一方、「水につける」方法は、切手のコレクターさんが、コレクションするための切手を封筒から剥がすのに使っている方法で、ダメージも少なく綺麗に剥がす方法のように感じました。

ただし、

「紙を水につけっぱなしにするのは抵抗がある」

という方であれば、電子レンジ・アイロン・水蒸気といった方法がおすすめですし、

「剥がした封筒をまた使いたい」

と考えているのであれば水蒸気で剥がす方法がおすすめ。

その時の状況に応じて使い分けることが出来ると良いですね。

それでも剥がすことが出来ないとき

ショック

間違えて貼ってしまった切手が、上でご紹介した方法で剥がすことが出来ないのであれば・・少しだけ、視点を変えてみましょう。

「剥がれないからもう使えない・・・」という訳ではありません。

切り取って貼りなおす

間違えて貼ってしまった切手を封筒ごと切り取りそれを郵便物に貼りなおすという方法でも使うことが出来ます。

切手は切手本体が識別できないくらいぐしゃぐしゃになったり、消印スタンプが押されていると使うことが出来ませんが、綺麗な状態で消印スタンプが押されていなければ使うことが出来ます。

ただし、切り取って貼りなおすときは、普通の糊でははがれやすい場合がありますので、隅々までしっかりと糊を付けて貼ってください

郵便物配送料として

小包

あまり知られていないようなのですが、封筒ごと切り取った未使用の切手であれば、例えばゆうパックを送るときや速達を送るときの料金として使用することもできますよ。

ゆうパック等を送る予定があるのであれば、きりとった切手をとっておいてその時に使う、というのもありかもしれませんね。

郵便局に持ってゆく

郵便局

ほとんどの場合、上でご紹介した方法で剥がすことが出来ますが、どうしても貼るのを間違えた切手を剥がすことが出来ないのであれば、その封筒ごと郵便局に持ってゆきましょう

他にも、上の方法で切手を剥がしたときに、切手が汚れてしまったり破けてしまった場合も、郵便局に持ってゆくと新しい切手に変えてくれます。

ただし・・・この方法を使うと、手数料が切手1枚につき5円かかってしまうので、あくまでも「最後の手段」として心にとどめておいてください。

このサービスは「郵便局」でのみ行ってくれます。

郵便局以外で切手を取り扱っているお店・・・例えばコンビニ等では行っていないサービスですので、ボロボロになった切手をコンビニに持って行っても新しいものに取り換えてくれることはありません。念のため(笑)。

まとめ

切手を貼るのを間違えたときの綺麗な剥がし方についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

いろいろ方法をご紹介しましたが、その状況に合う方法で剥がすことが出来ると良いですね。

これらの剥がす方法は、切手だけではなく収入印紙などの、水を付けて貼る印紙にも応用することが出来ますよ。

最近は、手紙を出したり切手を貼る機会も昔と比べてずいぶん少なくなりましたが、久しぶりに切手を扱ったときに「間違えちゃった!」という事も起こりそうですね。

そんな時にお役に立つことが出来れば幸いです。

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