

小学生の夏休みの定番の宿題と言えば「読書感想文」です!
でもこの読書感想文ちょっと苦手。。という小学生も多いのではないでしょうか?
私もこの読書感想文、小学生の頃すごーく苦手だったので気持ちがわかります。
コツを掴むと書き出しもスラスラいくのですが、そのコツを掴むのが難しいんですよね。。
「どんな題名にすればいいの?」「書き出しはどうしたらいいの?」と子供に聞かれても親でも迷ってしまいうまく答えられないという人も多いのでは?
そんな人でも読書感想文の書き方や書き出しのコツ、構成の仕組みを理解すると子供にもアドバイスしやすくなると思います^^
今回の記事では題名の決め方や、書き方・書き出しのコツなどを紹介したいと思います。



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目次 [表示]
読書感想文とは?
「読書感想文」とはその名の通り本を読んだ”感想”を書くものです。
書いている内にだんだんと本の感想ではなく本のあらすじを紹介しているだけで原稿用紙が埋まっていたという小学生も多いのではないでしょうか?
その本を読んでただ面白かった!楽しかった!と書くのではなく
1,どんな風に面白かったのか
2.どんな所が印象に残ったのか
3.その理由は?
このように、自分が感じたこと思ったことを書くのが「読書感想文」です。
読書感想文の書き方のコツ
まずはとりあえず本を読むこと!
でも本を読んだからといっていきなり感想を書けと言われてもなかなか難しいと思います。
そこで書き方のコツを紹介していきたいと思います。
本の選び方

読書感想文を書く時一番最初に悩むのはどんな本を選ぶかですよね。
《読書感想文を書く時の本の選び方》
・自分の興味がある本にする
・分厚すぎる本は避ける
当たり前の事に思われるかもしれませんが、まず重要なのは自分が読んで「面白い!」と思える本を選ぶことが大切です。
興味がないジャンルの本を読んでも感想なんて書きにくいし、そもそも読んでしまえるかも微妙です。
なので自分の興味がある本ならなんでもOK!
絶対に文章がある本を選ばないといけないと思いがちですが低学年の内は図鑑でもいいと思いますよ。
私は小学生の低学年の時は動物が大好きで「動物図鑑」で読書感想文を書いて入賞した事があります^^
それから分厚い本も注意が必要です。
読み終わった達成感は大きいかもしれませんが、読み終わって「宿題完了」ではありませんので、自分の本を読む速さや読書感想文を書く時間を考えて本を選ぶようにしましょう。
本の読み方
普通に読んでもいいですが、感じたこと思ったこと印象に残ったことを忘れないためにも以下の準備をしましょう。
付箋を用意しよう

本を読んでいる途中で心に残った事やすごいと思った事なんでもいいので心が動いた所にしるしをつけておくと後から見返すときに、「この場面はどこだったかな?」と探さなくても一目でわかりますね。
しるしをつけるには付箋がオススメ。
付箋だと図書館などで借りた本にも跡がつかないのでどんどん使えます。
メモを用意しよう

まずは読む前にその本に対して持った印象・感じたことをメモしておきましょう。
そして読んだ後にもすぐに原稿用紙に書くのではなく、一旦メモに自分の気持ちを書くといいですね。
・読む前と読んだ後でどう気持ちが変わったのか
・一番心に残ったこと、心に残った理由
・登場人物で好きだなと思った人、その理由
・すごいと思ったこと学んだこと疑問に思ったこと等
こんな事を書いておくと読書感想文を書く時に書きやすいです。
さぁ!ここまでできたら次は読書感想文を書いてみましょう。
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読書感想文を書いてみよう!
読書感想文の構成
読書感想文の構成は4つになります。
《読書感想文の構成》
1.書き出し
2.本のあらすじ
3.感想
4.まとめ
まず書き出しではどうしてその本を読もうと思ったのかを書きましょう。
理由はなんでも大丈夫です!
例えば、「友達(お母さん)に勧められたから」「表紙が好きだったから」「本の題名が面白かったから」などその本に惹かれた理由を書くといいですね^^
次に本のあらすじを簡潔に。
あらすじをだらだらと書いてしまうと読書感想文ではなくなってしますので、あらすじは簡潔に書くようにしましょう。
そして次は感想の書き方です。
・私はこの本の○○○という所が一番好きです。なぜなら○○○だからです。
・私はこの本を読んでいて○○○という所を不思議に思いました。
・私だったら○○○します。
など付箋を貼った所やメモに書いたことを参考に、自分の気持ちを書いていきましょう。
最後に読書感想文のまとめになります。
例えば
・本を読む前は○○○と思っていたが、本を読んだ後は○○○と思った。
・今まで○○○と思っていたけど、この本を読んで○○○ということを学んだ。
・私も○○○な人になりたいです。
など、まとめを書くコツとして読む前に思ったこと、読んだ後に思ったことを比較してみてもいいですし、その本を読んで学んだこと・読む前になかった気持ちの変化などを書くといいですね。
題名の決め方

「○○を読んで」という題名でも間違いではないのですがこれでは少し味気ないですよね。
例えば
・○○と私
・○○が教えてくれた
・○○はすごい
などにすると一工夫になるのではないでしょうか。
他にも感想を題名にもってくるのもいいですね。
例えばブレーメンの音楽隊を読んで「皆で力を合わせていて素晴らしい」という感想をもったら「力を合わせる事の素晴らしさ」といった風に感想を題名にするのもGood!
題名が決まらない時は付箋をつけた所を読み返したり、自分が伝えたいことから考えてみましょう。
思わず読みたくなるような素敵な題名を考えましょう!
最後に。。

さ~苦手な読書感想文が終わった!とまだまだ安心はできません。
読書感想文を書き終わったら一度自分で読んでみて
・言い回しがおかしくなっている所はないか
・漢字の間違いはないか
・「、」や「。」の使い方はあっているのか
これらをチェックしましょう!
親など自分以外の人に読んでもらうと間違えに気づきやすいかもしれません。
まとめ
読書感想文の書き方や書き出しのコツ、読書感想文の構成を紹介しましたがいかがでしたか?
読書感想文は小学生には特に苦手な子も多く「難しい!」と思いがちですがまず本を読む前にメモを用意したり、構成の方法を知ると意外と簡単に書けるのではないでしょうか^^
小学生の低学年は自分で構成を考えるのは難しいと思いますので、小学生の低学年には親が構成や書き方をアドバイスしてサポートしてあげるのがいいと思います。
苦手な人もそうでない人も書き方のコツを読んで早めに読書感想文を終わらせましょう。



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シンプルで分かりやすい説明で参考になりました。ありがとうございました。