お正月には欠かせない料理の1つに数の子。
プチプチの食感がたまらない数の子ですが、つい張り切って作りすぎ、余ってしまうことも多々あります…。
そんな時はあなたはどうしていますか?
今回は意外と知らない数の子の保存方法、賞味期限、塩抜き後や味付け後の違いなど数の子について色々なことをご紹介していきます。
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数の子とは
では、まず数の子とは?と言うことで、数の子の基本情報について見ていきます。
数の子とは、ニシンの卵を塩漬けしたもので、子孫繁栄を願ってお正月に食べられるようになりました。
昔はニシンのことを「かどいわし」と呼んでいて、かどいわしの子なので「かどの子」となり、「数の子」となったそうです。
なるほど、納得ですね。
また、数の子はとても大量の卵が密集しているのですが、1匹分でその数なんと約65,000粒も詰まっているのだとか!
数えた人もすごいですが、数の多さに驚きですね。
数の子は値段が高いということもあり、「黄色いダイヤ」という別名もあります。
数の子に別名があったなんて全く知りませんでしたが、数の子は美味しいですし、お値段も高いのでダイヤと呼んでも違和感なしですね。
数の子の保存方法
次に数の子の保存方法について見ていきましょう。
保存方法は知っていると得をするので、ぜひ覚えておいてくださいね。
数の子の保存方法としては、冷蔵保存が最も適しています。
多くの方が冷蔵保存しているとは思いますが、余った場合は冷凍したりもしますよね。
冷凍保存も悪くはないのですが、どうしても味が落ちてしまいますし、卵が破裂してしまったりすることもあるので、あまりオススメしません。
実際、私も大量の数の子を食べきることができず、冷凍していたら卵がバラバラになってしまっていて、せっかくの食感も台無しでした…。
また、常温保存は傷むのが早くなってしまったりするので、適していません。
数の子の保存方法としては、冷蔵保存が1番オススメの保存方法になります。
賞味期限の違い
数の子は塩抜きをしないと食べられませんが、塩抜き前と塩抜き後では、賞味期限がかなり違うことを知っていましたか?
塩抜き前と塩抜き後、それと味付け後ではどれほど賞味期限が違うか見ていきましょう。
塩抜き前の賞味期限
塩抜き前の賞味期限は、約2〜3ヶ月です。
数の子に塩がある状態だと菌が繁殖できないので、長持ちするんです。
塩抜き前の数の子がこんなにも長持ちするとは驚きですね。
塩抜き後の賞味期限
先ほども言いましたが、数の子は塩抜きをしないと食べられないほどしょっぱいので、面倒ですが必ず塩抜きが必要です。
塩抜き後の数の子は冷蔵保存の場合、1週間を目安に食べるのがいいでしょう。
塩抜き前の数の子と比べてみると賞味期限の長さが全然違うので、注意してくださいね。
それ以降は風味が落ちてしまったりするので、食べるのにはあまりオススメしません。
また「塩抜きが面倒だから」と一度に沢山の数の子を塩抜きをするのも考えものです。
もし食べきれずに残ってしまったら、風味が落ちたり、傷んで食べられなくなったり…
塩抜き前の数の子は冷蔵で2~3ヶ月は保存が出来ますから、一度に沢山の数の子を塩抜きして余らせてしまうより、面倒臭いかもしれませんが食べきれるだけの量をその都度塩抜きするのが良いですね。
味付け後の賞味期限
味付け後の数の子は、塩抜き後の数の子になりますし、味も付いているのでなるべく早く食べることをオススメしますが、冷蔵庫で1週間ほどは持ちます。
私の家では、数の子が好きな人が多いのでなくなることがほとんどですが、味付け後2〜3日の内に食べるのが1番美味しいかなと個人的には感じています。
賞味期限を過ぎた数の子は、風味が落ちてしまうことの方が多いので、賞味期限内に食べるのがいいですね。
消費期限を過ぎた数の子は食べることができませんし、数の子の見た目が黒くなっていたり、悪臭が漂っている場合もありますので、注意してください。
味付け後の数の子は冷凍保存可能ですが、味が落ちてしまうことが多いので、あまりオススメしません。
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数の子を美味しく食べるには
最後に、数の子を美味しく食べるにはどうすればいいのかについてまとめました。
数の子を塩抜きして、塩抜き後の数の子に味をつけて食べるのが1番。
各家庭によって味付けは違うと思いますが、以下は数の子の調理の一例です。
【数の子の調理方法】
1.だし汁(2カップ)、しょうゆ(大さじ3)、酒(大さじ3)、塩(小さじ3分の1)を混ぜて沸騰させる
2.1.で作った味付けつゆを冷まして、数の子を浸す
3.一晩そのままにする
このようにすると、とても美味しい数の子ができるのでやってみてくださいね。
最近では、めんつゆに漬けるだけという方法もあるそうなので、手間を省きたい時にはオススメですよ。
松前漬けも美味しいですよね。
数の子の塩抜き方法については、こちらの記事が参考になりますよ。
【関連記事】
まとめ
数の子の保存方法や賞味期限、塩抜き後や味付け後の違いなどについてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
塩抜き前の数の子は意外と日持ちしますが、塩抜き後はなるべく早く食べた方がいいので、美味しい数の子が出来たら親戚の方や近所の方に配ったりしてみんなで素敵なお正月を過ごしましょう!
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