お正月に数の子を食べる家庭は多いと思いますが、数の子を自分で塩抜きしてそれから味付けをして…と数の子が出来上がるまでには結構な時間がかかりますよね。
そのため、市販の数の子を買っているという方も多いのでは?
その一方で一から自分で作った方が美味しいので、毎年頑張って作っているという方もいらっしゃると思います。
私は一度塩抜きをして面倒だなと感じたので、それ以来チャレンジしたことがありません…。
今回の記事は、私のように数の子の塩抜きのやり方を面倒だなと感じている方には必見の記事ですよ。
基本的な数の子の塩抜きのやり方、塩抜きを短時間で簡単にする裏ワザなどをご紹介します。
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数の子の塩抜きのやり方
では、まず基本的な数の子の塩抜きのやり方についてです。
塩抜きをしたことがない方は驚くかもしれませんが、数の子の塩抜きにはとても手間暇そして時間がかかるんですよ。
1.ボールやタッパーなどに水1リットルに対し小さじ1杯の食塩を入れた食塩水を作り、数の子を300g〜400g入れる
2.約1時間後、1.に漬けておいた数の子の表面の薄皮を取り除く
3.もう一度1.と同じ濃度の食塩水を作り直し、薄皮を取り除いた数の子を入れる
4.約8時間おきに2〜3回水を取り替える(この時も1.と同じ濃度の食塩水を作ってください)
5.味をみて程よく塩が抜けていれば完成
数の子の塩分を抜き過ぎてしまうと苦味が出てきてしまうので、必ず味見してくださいね。
また、最後に薄皮を取り除いてもいいのですが、最初に取り除いた方が楽なので先に済ましておきましょう。
このように数の子を美味しく食べるには一晩かけてじっくりと塩抜きをすることが大事になります。
面倒に感じますが、その分美味しい数の子が出来上がるので頑張りましょう。
塩抜きを短時間で簡単にする裏ワザ
先ほどは基本的な数の子の塩抜きのやり方をご紹介しましたが、いかがでしたか?
正直、「面倒くさい…。」と感じませんでしたか?
実際、私もここまで本格的に塩抜きをしたことはありませんが時間がかかったのは覚えています。
もっと短時間で簡単に塩抜きができたらいいのにと思いませんか?
そんな方、必見!
続いては、数の子の塩抜きを短時間で簡単にする裏ワザをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
これで今年からは少し楽になるかもしれませんよ。
裏ワザ1:ぬるま湯で塩抜き
約40度のぬるま湯で塩抜きを行う。
冷水で塩抜きをやるやり方の方が多いと思いますが、ぬるま湯で塩抜きを行うことで、短時間で塩分が抜けて行きます。
2〜3時間程ぬるま湯につけておけば完成です。
とても短時間になりましたよね。
40度以上の温度だと数の子の卵が煮えてしまう可能性があるので、注意してください。
それに、ぬるま湯につけておいたおかげか、数の子の薄皮もスルンと取り除きやすくなりますよ。
裏ワザ2:カットしてから塩抜き
適度な大きさにカットしてから塩抜きをします。
出来上がりの見た目が気にならない方にはこの方法もオススメです。
カットすることによってより早く塩分が抜けていくそうなので、ぜひやってみてください。
一口大にカットしておくと食べやすいですし、見栄えもいいのでオススメです。
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裏ワザ3:塩水で塩抜き
先ほど数の子の塩抜きのやり方をご紹介した時には、真水で数の子の塩抜きをやるやり方をご紹介しましたよね。
ですが、実は塩水で数の子の塩抜きをやるやり方もあります。
「数の子の塩分を抜くのに塩水につけるなんて…」と思うかもしれませんが、塩水につけることで浸透圧の関係により内部の塩が短時間で出るそうです。
真水で数の子の塩抜きを行なっていたという方は、真水と比べると短時間で塩抜きができるので、ぜひやってみてくださいね。
裏ワザ4:流水にさらす
数の子の塩抜きをする前に数の子をボールなどに入れて、1時間ほど流水にさらします。
この時、数の子が水圧で崩れないように水の量は少量にしておきましょう。
目安としては、鉛筆ほどの太さの水が好ましいです。
1時間ほど流水にさらすだけなので放っておけばいいですし、短時間で済むのでとても簡単な裏ワザだと思いますよ。
私も今年のお正月にはやってみようと思います。
まとめ
手間暇がかかる数の子の塩抜きのやり方や塩抜きのやり方を短時間で簡単にする裏ワザなどをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
少しでも塩抜きのやり方が短時間で簡単になれば嬉しいですよね。
裏ワザを4つご紹介したので、その裏ワザ全てを合わせるとかなり数の子の塩抜きのやり方が簡単になるだけでなく、短時間で済むと思うので、ぜひ実践してみてください!
私も今年のお正月には、裏ワザを使って一から数の子を自分で作ってみようという気になりました。
数の子の塩抜きが面倒だから、市販のものを買っていたという方も今年は自分でやってみましょう。
いつもよりも手間暇かけずに作ったのに「美味しい!」と言ってもらえる美味しい数の子が出来上がること間違いなしです。
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