近頃、果物を健康や美容のために毎日食べると言う方も多くなってきていますが思ったよりたくさん食べられず残ってしまうこともあると思います。
また季節によって、夏ならスイカ秋なら柿と、おすそ分けや安売りで大量にお家にある事もあるのですが、果物の保存には困ってしまいますよね。
「我が家は子どもが食べるから」と買ってしまと、思いのほか消費せず買いすぎたなぁという経験もよくあります。
そこで果物の保存方法と冷凍、冷蔵、常温別の賞味期限について調べました!
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目次
イチゴの保存方法と賞味期限
イチゴは基本的に傷むのが早い果物ですので買う際にも新鮮なものを選ぶようにするのはもちろん、やはり保存もしっかりするべきですね。
常温保存
イチゴは涼しい季節が旬の果物であるものの、常温保存はあまり向いておらず、もって半日程度となっています。
ヘタを取ってしまうと切り取った部分から水分が抜けてしまいますのでヘタを残したまま洗わずタッパーなどに重ならないようにヘタを下に向けて並べておきましょう。
冷蔵保存
冷蔵保存の場合も常温保存と同じようにタッパーへ移し、乾燥を避けるためにしっかりとフタを閉めて保存しましょう。
冷蔵庫に入れることで1週間ほどは保存が可能です。
冷凍保存
冷凍保存の場合は一度きれいに洗ってからヘタを切り取っておきます。
フリーザーバッグに重ならないよう平らに並べて1時間程度冷凍してから一度取り出し、くっつかないようバラします。
あとは食べる時まで冷凍庫に入れておくと1ヶ月ほど持ちますが、食べる際には解凍せずそのまま食べるかシャーベットやスムージーにしても美味しいですよ!
柿の保存方法と賞味期限
柿は日持ちしやすい果物ではありますが、秋になるともらったり買ったりして家にたくさんあると言う方も多いのではないでしょうか?
でも私自身、柿の保存ってあまり考えたことがないかもしれませんが、気づけば熟し過ぎていたり、なんか黒くなっていたりしていることもあったりなかったり…。
常温保存
柿は旬が秋で涼しい季節ということもありますが、基本常温保存に向いている果物になります。
直射日光を避けられる場所であれば約1週間はそのままにしておいても大丈夫です。
冷蔵保存
柿は基本的に常温保存に向いているため多少味が落ちてしまいますが、熟してしまったり長期保存したい場合に冷蔵保存をお勧めします。
柿をビニール袋などに入れて乾燥しないようにして保存することで2週間程度持ちます。
冷凍保存
柿をそのまま冷凍というのは多少無理があるので形を変えます。
まずは柿をすりおろしレモン汁ハチミツや砂糖等で甘みを加えて火にかけジャム状にして、フリーザーバッグに平らにして入れ凍らせます。
使うときは煮物などの味付けなどにバキッと使う分だけ折って調味料としてお使いください。
スイカの保存方法と賞味期限
スイカは水分が多い分、すぐお腹いっぱいになってしまう…という私の意見に賛同していただける方はいらっしゃいますでしょうか…
だから思いのほか消費しない割に半玉とかよく頂くんですよね。
その上、傷みも早い果物になります。
常温保存
切る前であればある程度の期間保存が可能になります。
ただ、切ってみなければ中身がどうなっているかわからないため、2週間を目処に食べるようにしてくださいね。
切ってしまってからは常温保存はお勧めできません。
冷蔵保存
すぐ食べるのであれば5cm角の一口サイズに切り分け、タッパーなどに入れておけば冷蔵庫から出してすぐ冷えたスイカが食べられますが、1〜2日のうちには消費してほしいと思います。
半玉、1/4球と言った大きな塊で保存する場合は切った断面にラップがピッタリとくっつくようにして、乾燥しないようにしてから冷蔵庫に入れることで3〜4日持ちます。
冷凍保存
冷凍する場合は5cm角に切り、一つずつラップでくるんでフリーザーバッグに入れます。
約2〜3ヶ月と長持ちしますがそのまま食べるには難ありとなりますので、凍ったまま削ってかき氷などにして食べると夏にお勧めのスイーツになります。
桃の保存方法と賞味期限
桃はデリケートな果物で傷みやすく保存にも一段と気を使うところだと思います。
保存方法を間違うとすぐに傷んでしまうので気をつけていきたいところですよね。
常温保存
買った時に桃はだいたい1つずつ傷防止のネットが付いてくるのでそのままの状態で新聞に包みます。
この時、果実に傷がついてしまうとそこから傷んでしまいますので優しく優しく包んでくださいね!
気温が高いと腐りやすくなってしまうので冷暗所で保存し、賞味期限は約3日になります。
冷蔵保存
1つ1つをラップで包み冷蔵庫に入れ保存します。
切ってしまったものはタッパーなどに入れてレモン汁をかけることで酸化や変色を防ぎ保存期間も伸びますが、できれば2〜3日の間には食べるようにしてください。
冷凍保存
食べやすい大きさに切って、変色を防ぐために一度レモン水にくぐらせ、水分をキッチンペーパーで拭き取ります。
フリーザーバッグに一列に並べて冷凍庫へ入れることで約1ヶ月保存ができます。
解凍するとべちゃっとしてしまうため冷凍のままシャーベットやスムージーにして食べると美味しく食べることができますよ。
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ぶどうの保存方法と賞味期限
ぶどうは巨峰など大きな房の種類のものは一房食べ切らず残ってしまいがちです。
子どもなら4〜5粒でも十分おやつになるのでなかなか消費しない印象が私的にはあります。
常温保存
ぶどうは夏から秋にかけての果物になりますが気温が高いと傷みやすくなってしまうため、夏の間は常温保存に向きません。
涼しいようであれば新聞紙にくるみ2〜3日程度であれば保存可能です
冷蔵保存
房で保存するのであればラップや新聞紙で包み冷蔵します。
ただ、大きいので保存しにくいと言うことであれば房から切り離してタッパーなどに入れて保存しますが、この時枝を残して切り離すようにしてください。
枝から切り離してしまうとそこから傷んでいってしまいますので気をつけてくださいね!
この方法であれば1週間は保存が可能になります。
冷凍保存
冷蔵保存同様、枝を残した状態でふさから切り離し水洗いしてからキッチンペーパーで水気を拭き取りますが、水分が残っていると傷みの元になりますので綺麗に拭き取っておいてください。
切り取ったものをフリーザーバッグに重ならないように入れ冷凍庫で保存することで2〜3週間もちます。
バナナの保存方法と賞味期限
バナナは1本でも腹持ちも良いのでなかなか房で買うと消費しないのが現状ですよね。
そうこうしていくうちに黒くなっていくバナナに焦りを感じた方も多いのではないでしょうか?
常温保存
バナナは気温が15度程度であれば常温保存が可能です。
不思議なことにバナナは南国のフルーツと言うイメージですが、気温が高いとどんどん劣化してしまうんですねぇ。
バナナは床に触れている面から劣化していきますので市販されているバナナフックやS字フックに吊るしておくことで長持ちします。
バナナフック、ただのおしゃれアイテムじゃないんですね^^
夏場であれば3〜4日、冬場であれば10日程度保存可能です。
冷蔵保存
バナナは収穫してからも熟す、追熟をする果物なのですが冷蔵庫に入れると追熟しなくなってしまいます。
そのため緑色が残っているような若いバナナは冷蔵に向かないため、熟してから冷蔵保存することをお勧めします。
また、冷蔵庫に入れることでバナナが低温障害をおこし皮が黒くなってしまうのですが、中身が白ければ問題はありません。
保存期間は熟しているものを冷蔵した場合2〜3日です。
冷凍保存
冷凍する場合はまず皮を剥いてから1本ずつラップをして冷凍します。
食べる際は冷凍バナナとしてそのまま食べるか、シャーベットなどして食べるとおいしくいただけます。
我が家は子どもの頃祖母はバナナに割り箸を刺してから凍らせバナナアイスと言って提供してくれていましたが、手も冷たくならず便利ですよ。
1〜2ヶ月程度は保存できますので大きな房が安売りの時に買って冷凍しておけば好きな時に食べることができますね!
レモンの保存方法と賞味期限
レモンは食べる訳ではなく料理などで利用するため大量消費はなかなか難しいですよね。
しかも毎日使うと言うことも中々ないですよね。
常温保存
まずレモンの種類についてですが、国産と外国産のものに別れるのはご存知だったでしょうか?
私は知らなかったのですが、外国産のレモンは防腐剤や艶出しのためのワックスなどがたくさん塗りつけてあるのだとかで保存に関しては外国産の方が長持ちします。
ただ味や香りでいうと国産のものの方がよいとされています。
常温保存はしやすい果物になりますが、ジッパーバッグに入れ冷暗所に保存して国産のものは1週間、外国産のものは1ヶ月とかなりの差が出ます。
冷蔵保存
まるごとのレモンは常温保存の方がお勧めですが、使いかけの切ってしまったものは冷蔵庫で保存します。
切り口が空気に触れないようにラップをかけて冷蔵庫に入れることで2〜4日保存可能ですが、早めに使い切るようにしてくださいね。
冷凍保存
冷凍する場合は輪切りにしてフリーザーバッグに平らにして並べしっかりと空気を抜き冷凍庫にいれます。
使う際は自然解凍して使うようにしてくださいね!
また、果肉は必要ないようであればレモン果汁を絞ってから製氷機などで凍らせておけば、料理などにポンと放り込むだけとお手軽に使うこともできます。
まとめ
果物の保存方法と冷凍、冷蔵、常温別の賞味期限について見てきましたがいかがだったでしょうか?
果物の場合水分が多いものも多く保存が難しいものも多いですが、見てみると意外と長く保存する方法もあるものなんですね!
また、そのまま食べるのも美味しいですがスイーツにしたり料理に使ってみるというのも新しい味に出会えるかもしれないですね!
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