野菜は季節や気候、天気に左右されて高くなったり安くなったり…そのため安い時にまとめ買いをする方も多いのではないでしょうか?
また、おすそ分けなどでたくさんもらってありがたいけど食べきれない…という経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私は買ったりもらったものの保存方法もいまいちわからず、使い切れずに腐らせてしまうこともありました。
そこでこの記事では、野菜の保存方法と冷凍、冷蔵、常温別の賞味期限について調べてみました!
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葉っぱを食べる野菜の保存方法
葉物の野菜は劣化するのも早くたくさん貰うと、どうしても最後の方に食べるものはしなしなっとしてしまいます。
そのためたくさんある場合は保存が必須になってきます。
ほうれん草・小松菜等
ほうれん草や小松菜はとても栄養価の高い野菜ですが、一方でとても劣化の早いのが欠点…。
下手をすれば次の日にはしなしなになってしまいますよね。
冷凍保存
まずざく切りにして水洗いをして、水切りをします。
フリーザーバッグに入れた後に生のまま冷凍しますが、茹でてから冷凍する場合は硬めに茹でてしっかり水を絞ってくださいね。
使うときは解凍せずそのままお鍋に入れるなどしてください。
賞味期限は冷凍なので持つのですが、3〜4日で使い切ることをお勧めします。
冷蔵保存
まずは、野菜を洗い濡れた新聞紙に包んだものをビニール袋に入れて冷蔵庫に茎を下に向けて立てた状態で保存します。
こうすることで賞味期限が3〜4日になります。
常温保存
たっぷりの水で洗い水切りをしたら痛んでいる葉っぱは取り除きビニール袋に入れて乾燥を防ぐことで賞味期限が1週間程度になります。
白菜
ひと玉買ってその日に使い切るというのはなかなか難しい白菜ですが、できれば最後までおいしくたべたいですよね。
冷凍保存
使いやすい大きさにカットした上で硬めに茹で水を切ってフリーザーバッグに入れて保存してください。
沸騰したお湯に直接凍ったまま入れて使ってください。
賞味期限は3〜4日がベストです。
冷蔵保存
まずは白菜を新聞紙に包んでビニール袋に入れて冷蔵庫へ入れます。
この時可能であれば立てることをお勧めします。
横にして入れると下にしたところから腐っていきますので注意してくださいね。
だいたい1週間くらいで使い切るようにしてください。
使うときは外側の葉っぱから一枚ずつ使っていくことでより賞味期限が延びます!
常温保存
寒い時期の野菜なので、冬場は新聞紙に包んで冷暗所に置いておけば2週間でももちます。
そのためひと玉買って保存しながら使っていく方がお得です。
キャベツ・レタス
キャベツやレタスはむいて、むいていくとかなりの量になって、ひと玉使い切るのってなかなか難しいですよね。
冷凍保存
レタスやキャベツは玉売りかカットした状態で売れているかと思いますが、カットしたものの方が劣化が早いため冷凍がお勧めかと思います。
まずは使いやすい大きさに切ってから水につけます。
水を切ってからフリーザーバッグに入れて冷凍してください。
賞味期限は3〜4日くらいです。
冷蔵保存
レタスやキャベツは芯が残っていることで成長を続け、劣化が進んでいきます。
なので、芯をまずくりぬいてその穴にキッチンペーパーを濡らして入れてください。
そのままラップで巻いて芯の方を下にして冷蔵庫に入れて保存すれば2週間程度もちます。
常温保存
常温での保存でも、冷蔵の時同様に芯をくり抜き濡れたキッチンペーパーを詰め込みます。
常温保存は秋、冬の涼しい季節のみがいいと思います。
賞味期限は1〜2週間といったところです。
半分などにカットせず外葉から向いて使っていくと賞味期限もより延びますよ!
根っこを食べる野菜の保存方法
比較的、保存に向いている野菜ですので方法次第ではかなり長い期間置いておくことができるため、安い時にまとめて買っておいたりするとお得ですね^^
大根・人参
人参といえば詰め放題をよく見かけるうえに、我が家は毎日のように使うのでたくさんストックしておきたいところです。
大根も新鮮さというところではカットしたものではなく一本買いたいところですが、なかなか使いきれないですよね…
冷凍保存
大根や人参は基本食感や味が悪くなるので冷凍保存には向きません。
大根おろしにしたりすると可能ですがやはり味は落ちるようです。
賞味期限は約1ヶ月なので小分けにしてちょこちょこ使っていってもいいかもしれませんね。
冷蔵保存
新聞紙に包んでビニール袋に入れて乾燥を防ぐことで1〜2週間程度もちます。
大根や人参は乾燥することで、すが立ったように穴が空いてきてしまいますで、冷蔵の場合は特に密閉に心がけてみてくださいね!
常温保存
できれば暑い夏の間は冷蔵保存がお勧めになるのですが涼しい季節は新聞に包んで立てた状態で保存しておけば賞味期限は2〜4週間になります。
ちなみに大根、人参がスーパーに並ぶ際は葉っぱが付いた状態で売られているものがありますが、葉がついたままだとそちらへ栄養が行ってしまうため買ってすぐに切り落としてください。
ジャガイモ・さつまいも
芋類は保存に適している野菜ともいえますので、大量に買っておくという方も多いと思います。
できれば長く美味しい状態で食べたいですよね。
冷凍保存
基本芋類は冷凍保存にはむいていませんが、マッシュした状態でなら可能です。
同じ芋類でいうと、里芋は皮をむいて茹でたらフリーザーバッグなどに入れて保存ができます^^
1〜2ヶ月と賞味期限は長めですので助かりますね!
冷蔵保存
買ったものを新聞紙で包んでからビニール袋に入れておけば賞味期限は1〜2ヶ月と長持ちします!
常温保存
常温保存の場合はなるべく土付きのものがお勧めです。
紙袋に入れたり新聞紙に包むなどして冷暗所で風通しのいい場所に保存してください。
賞味期限は夏なら1週間程度、5度以下なら1〜2ヶ月は持つので助かりますよね〜。
ごぼう
ゴボウの劣化は見た目にはわかりづらく日持ちしそうなイメージで、私は実際買ったものの放置していたら食べる頃にはすが立ったような状態になって煮ても焼いても美味しくない…残念な結果になってしまいました。
冷凍保存
水洗いをしてから皮を削ってたべやすい大きさに切ります。
きんぴらなどにする場合は細く切ってしまっておいてもいいかもしれませんね!
切ったものを軽く茹でて水分を切ってからフリーザーバッグに入れて冷凍してください。
1ヶ月程度もつので切るのがめんどくさい私のような人にはまとめて切って保存しておくと便利かもしれません。
冷蔵保存
まずは土を洗い流してから軽く湿らせた新聞紙に包んでビニール袋に入れます。
賞味期限は2〜3日といったところになりますが、春から夏にかけて出回る新ごぼうに関しては劣化も早いため早めに使い切るようにしてください。
常温保存
常温保存する場合は土付きのごぼうを選びましょう。
新聞紙で包んで冷暗所で立てた状態で保存します。
夏場は出来れば冷蔵庫の野菜室に保存するのをお勧めしますが、冬場であれば1〜2週間はもちます。
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実を食べる野菜の保存方法
実を食べる野菜は夏のものが多いため保存環境としては厳しいものがありますので、放っておくと1日でダメになっちゃった…なんて経験の方も多いと思います。
本当は新鮮な物を食べる方がいいのだと思いますが時期になるとボコボコ実る上に、極端に値段も安くなって買うしかないと思わせちゃうんですよね^^
カボチャ
カボチャは大きくて1日で使い切るとなるとかぼちゃパーティを開かなければならないほどですが、切ってしまうと中からカビなど生えてきてしまう可能性も高いんですよね。
冷凍保存
まずは2〜3cm角に切ってから少し固めに茹でたのちタッパーなどに入れるなどしてそのまま冷凍庫に入れてください。
柔らかすぎると型崩れしてしまいますので気をつけてくださいね。
賞味期限は1〜2ヶ月程度です。
冷蔵保存
たべやすい大きさに切った上でラップをして冷蔵庫で保存すれば賞味期限は5日程度になります。
この時タネは綺麗に取り除き綿などが残らないように気をつけてください。
カビの原因になります。
常温保存
カットせず丸ごとのままなら長期保存が可能です。
冬場なら1〜2ヶ月程度持ちますが、カットした場合は冷蔵庫での保存が望ましいと思います。
ナス
新鮮であればみずみずしく美味しいナスですが水分が多い分劣化も早くなってしまう野菜です。
冷凍保存
5mm程度の薄切りにしてフリーザーバッグに入れた後、冷凍庫にいれます。
使う際は解凍せずそのまま鍋に入れて調理に使ってください。
1〜2ヶ月はもちますが冷凍の場合は新鮮さを保つのは難しいかもしれませんね。
冷蔵保存
ひとつずつラップに包んで、切ってしまった使いかけなどは劣化が進みますので、使い切るかもし保存する場合は冷凍にすることをお勧めします。
丸のままなら1週間程度もちます。
常温保存
新聞紙に包みビニール袋に入れて保存しますが、夏場の暑い時期は早めに使ってください。
冬場であれば賞味期限は2〜3日程度です。
トマト
トマトは夏に育てれば家庭菜園だったとしてもかなりの量が収穫できる野菜です。
食べようと思ってもだんだん飽きてくるほど…保存して無駄なく使い切りたいですよね!
冷凍保存
冷凍保存の場合はヘタを取って湯むきをしてからラップで包むか、煮込んでやらかくペースト状のようにしてから冷凍庫へ入れてください。
2ヶ月程度もちますのでたくさん作ってポトフに入れたり、ミートソースを作る際に利用してもいいですね!
冷蔵保存
キッチンペーパーで一つずつ包み、ビニール袋に入れてヘタを下向きにして冷蔵庫に入れて保存しておくと3〜4日もちます。
常温保存
トマトは収穫してからも熟していき、これを追熟というのですが、そのため置いておくとどんどん赤くなっていきます。
そのためすぐ使わないのであればまだ緑色の多いトマトを買うとしばらくは腐ったりすることなく常温の室内に置いておくことができます。
真っ赤になったら冷蔵か冷凍することをお勧めします。
まとめ
野菜の保存方法と冷凍、冷蔵、常温別の賞味期限について調べてきましたがいかがだったでしょうか?
野菜は育った環境に近づけてあげることと乾燥を防ぐことでより長持ちするということがわかると思います。
めんどくさいとは思いますがしっかりと保存しておくとお料理の時意外と楽だったりします!
この機会にぜひ、野菜の保存方法お試しください。
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