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スポンジが泡立たない原因や泡立てる方法!交換の目安についても

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美味しい食事の後の食器洗い、ササッと片づけてしまいたいですよね?

ところがお皿にベットリついた油汚れは、なかなかキレイに落ちてくれなくて「このスポンジちっとも泡立たない!替え時かな?」と、スポンジをごみ箱へ。

でもちょっと待って、捨てちゃうなんて勿体ない!

そのスポンジ、ちょっとした工夫で泡立ちが蘇るかもしれませんよ。

そこで今回の記事では、スポンジが泡立たない原因や泡立てる方法、交換の目安について紹介します。

手に持ったスポンジをポイッとごみ箱に放り込む前に、是非読んでみてくださいね。

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スポンジが泡立たない原因

スポンジの泡立ち

食器を洗う時のモコモコの泡、実は洗浄力の目安になるのをご存じですか?

スポンジがモコモコ泡立っている時は洗浄力が十分にある証、食器の汚れもスイスイ落としてくれますが、スポンジが泡立たない時は洗浄力が落ちて、食器の汚れは思うように落ちてくれません。

食器洗いにスポンジの泡立ちは重要なんですね。

ではスポンジが泡立たない原因、皆さんは何を疑いますか?

スポンジの劣化、それとも洗剤?

続いては「スポンジが泡立たない3つの原因」について、詳しく説明していきたいと思います。

油が原因の場合

油汚れ

キッチンスポンジが泡立たない原因として、一番に考えられるのは油です。

油のべったりとついたままの状態で食器を洗うことをしていませんか?

油汚れをそのまま洗ってしまうと酸性石鹸というヌルっとした汚れが形成されてしまい、それがスポンジに浸透。

べたつきや、臭み、またスポンジが泡立たない原因になってしまいます。

油汚れがひどい場合は、スポンジで洗う前に先にペーパーで1度簡単に油汚れをふき取ってからにしましょう。

完全に油分を取り除くことは難しいですが、少しでもスポンジに油がつかないようにすることはできます。

また、油をつけにくくする方法として、キッチンに持ってくる際に食器同士を重ねないこと。

キッチンにも油がついてしまいますし、食器にもべたつきが残るので気を付けましょう。

もし、油がスポンジについて泡立たないことになれば、スポンジをきれいにすることをお勧めします。

お湯の中に中性洗剤を混ぜてもみ洗いをすればスポンジについた油を溶かして少しでもきれいな状態に戻ります。

水になると油が固まってしまうので水になる前に挙げるようにしましょう。

洗剤が原因の場合

洗剤

次にキッチンスポンジが泡立たない原因として、考えられるのは洗剤です。

洗剤が原因である場合、1番に考えられるのは洗剤の量

洗剤を使用するときに泡立てることができないからと言って、むやみやたらにたくさんつけてはいませんか?

スポンジにたくさんつけたからと言って泡立てることができるのかというと間違いです。

洗剤には「適量」があるので、洗剤の説明に書かれている適量を守って使用してみましょう。

そうすればうまく泡立てることができますよ。

また、説明には水に対して適量が記載されていますが、スポンジに直接つけても問題はありません。

スポンジが原因の場合

最後にキッチンスポンジが泡立たない原因として挙げるのは、スポンジそのものに原因がある場合です。

スポンジはどうしても直接泡立てに使うので「清潔なもの」として思ってしまいがちですよね。

しかしスポンジは正しい手入れをしないとあっという間に雑菌が繁殖し、雑菌が繁殖したスポンジは泡立ちにくくなってしまいます。

また使い続けたスポンジは、その素材が傷み泡立ちにくくなることもあります。

スポンジを泡立てる方法やコツ

泡立つスポンジ

キッチンスポンジは泡立てがしやすいように作ってあるものがほとんどですが、ただやみくもに洗剤を付けたり、洗ったりすればいいものではありません。

「洗剤が少ないのかな?」

「何が原因?私が下手なのかなぁ…」

みなさん一度は思ったことがあるのではないでしょうか?

そこで続いては、3つの「泡立てるコツ」を紹介します。

油汚れはOFFする

先ほどの原因のところでも述べましたが、油汚れはスポンジが泡立たない原因の1つです。

油汚れは、食べ終わった後すぐに食器を軽く水で洗い流し、キッチンに置くようにしましょう。

そのあとで洗う前にキッチンペーパーや、新聞紙などで拭いてから洗うとより泡立てやすく、汚れも落ちやすくなります。

また、油分から感じる臭みなどをとる方法としては、重曹と食器洗剤を入れたお湯の中につけるとより取れやすくなるのでオススメ。

画像名

ですが重曹は手荒れの原因にもなりますので、重曹を使う時には手袋を着用するようにしましょう。

重曹の使い方については、以下の記事をご覧ください。

洗剤の量を調整する

適量

泡立ちが少ないからといって、スポンジが重くなるほどの洗剤を付けていませんか?

洗剤には適量があり、それ以上でも以下でも泡立ちにくくなってしまいます。

うまく泡立てるには洗剤の説明を読み、正しい量を使用することが必要です。

目安として「水1リットルに対して0.75ミリリットル」などの記載がありますが、これは洗剤に水を入れて薄めるといった方法ではありません。

洗剤容器からスポンジに付ける際は、力を入れすぎずに軽く出すくらいを心掛けてください。

軽く押すだけでも洗剤は1ミリリットルほど出るので、押しすぎは洗剤の無駄使いにつながります。

また、「水に対して」というのも洗い流すことに対してのものなので特に気にする必要はありません。

洗剤を適量つけて、しっかり洗い流せば水に関しては問題がないのです。

スポンジを交換する

スポンジ

泡立たない原因はスポンジそのものの場合、交換が必要です。

「洗剤を適量にして油分の手入れをしているのに泡立たない」場合はスポンジを変えてみましょう。

スポンジにもたくさん種類があり、泡立ちやすいもの、泡立ちにくいものもあります。

こちらは、後程紹介させていただきますね。

スポンジ交換の目安

ならキッチンスポンジを交換する目安ってどれくらいなの、と思われますよね。

こちらではスポンジを交換する目安、どんな風になると交換した方がいいかなどを紹介していきます。

月に1回を目処に交換

カレンダー

キッチンスポンジをどれくらいを目安で交換するの?

スポンジはだいたい1か月を目安に交換しましょう。

食器を洗うキッチンスポンジは菌が繁殖しやすくきれいに手入れをしてもやはり適度に交換をしなくてはいけません。

細菌を気にしている方の場合2週間に1回または1週間ごとに交換する方もいるようですが、手入れをきちんとしていればだいたいの目安は1か月で大丈夫でしょう。

汚れが目立つ

スポンジを使っていると、汚れが目立ってくる・・・なんてことはありませんか?

例えばミートソースやカレーなど色の濃いものを洗った後、その色がスポンジについたまま取れないことが。

「洗剤につけても取れないし、なんだか匂いもする」

そうなってくるとスポンジを交換するしかありません。

匂いがひどくなってからでは菌が増殖している可能性もありますので、重曹や、洗剤で洗ってもスポンジの汚れが取れない場合は、それを目安として交換するようにしましょう。

スポンジがへたってきた

スポンジを確認

「スポンジがへたってきた」というのも、交換の目安になります。

買ったばかりの時はしっかり形を保っていて、変形などもしませんよね。

ですが長期間使っていると、形が崩れてきたり、スポンジがへたって泡立てるのも難しくなります。

「くったりしてきたな」「泡立ちにくくなってきたな」と感じた時が交換の目安となります。

泡立ちが少なくなってきた

上で述べたように、スポンジが汚れたり、へったてくると、泡立ちが悪くなってきます。

泡立たなくなってきたな、と感じた時も交換の目安。

ですが、ここで気を付けてほしいことは「泡立ちにくくなった」ということだけで交換しなくては!と思うのではなく、【スポンジを泡立てる方法やコツ】で紹介した方法を試してからにしてください。

もしかしたら、洗剤が適量じゃないかも?

油汚れのせいで泡立たないだけかも?

などほかの事が原因となっている場合もあります。

なので交換の目安としてはスポンジはきれいなのに泡立たないというところを目安にして交換するようにしましょう。

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泡立ちの良いオススメの洗剤やスポンジ

スポンジや洗剤

次は泡立ちのいいおすすめの洗剤やスポンジを紹介していきたいと思います。

オススメの洗剤

花王 キュキュット ハンドマイルド

こちらの洗剤は泡立ちもよく、手荒れにも配慮したものとなっています。

もちろん優れた洗浄力を持ちながらも油汚れにも強い泡立ちがあります。

ライオン チャーミーV クイック

こちらの洗剤は、洗浄力がピカ1の商品です。

泡立ちは1の花王のものには負けてしましますが、それ以上に洗浄力が強く、汚れ落ち、すすぎ、食器の乾燥と、それらが早く楽にキッチンを片付けるのに適しています。

P&G ジョイ

手肌のあれを抑えながらも油はしっかりと落としたいという方、簡単に油汚れを落としたいという方にお勧めです。

少量でもしっかりとした泡立ち、油汚れをおとす機能、また、香りの種類が豊富なのが嬉しいですね。

泡立ちの良いスポンジの素材は?

スポンジのおすすめを紹介する前に、泡立ちやすい素材を軽く紹介しますね。

【泡立ちやすいスポンジ素材】

ウレタンフォーム
ウレタンフォームは気泡がつまり柔軟性のある素材で、目の粗さは大小ありますが泡立ちをよくさせるのに大切な素材です。

セルロース
セルロースは普段は硬いですが水に濡らすと表面が柔らかくなだらかになるのが特徴で、泡立ちはウレタンフォーム程ではないですが凡庸性の素材になります。

不織布
不織布は、汚れを水だけで落とすことが出来る素材になりますが、表面にでこぼこがあるので衛生面や食器を洗う際には傷つけないように気をつけなければいけない素材です。

オススメのスポンジ

スコッチブライト キッチンスポンジ ハイブリッドネット

油汚れがとれやすく、柔らかいこともあり、泡立ちやすいスポンジです。

またこびりついた油を絡めとって拭き取るので、頑固な油汚れにも適しています。

セルロースキッチンスポンジ

乾燥が早く、清潔に使えるのが最大の魅力。

このスポンジは、熱に強く、へたりにくいので、交換回数を少なくしても大丈夫です。

また、吸水性もいいので、泡立ちやすさはもちろん、食器を傷つけずに優しく洗うことができます。

台所用スポンジ3個入り抗菌タイプS

泡立ちやすく、水切れがよいスポンジです。

大きな網目と細かい網目、そして研磨剤付きの不織布の三層構造。

泡立ちや、水切りもですが、三種類のスポンジの素材を使用しているので使いやすいです。

また手に馴染むサイズなので、洗い物にはぴったりです。

まとめ

スポンジが泡立たない原因や泡立てるコツや方法を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

ここでスポンジが泡立たないときに試す方法をおさらいしましょう。

  • スポンジを使う際には、油汚れをなるべく少なくしてから洗う
  • 洗剤は適量をつける、薄めない
  • スポンジの交換の目安を見極め適度な交換をする

この3点を頭において、楽にすっきりと洗い物を、楽しみましょう!

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