梅雨時や雨続くと洗濯物が乾かなくて、生乾きな洗濯物がどんどんたまってしまい、気が付くとお部屋で洗濯物がまるで運動会の旗のようになっている・・・そんなことありませんか?
部屋干しすると洗濯物が邪魔だし、何となく部屋もジメジメするから早く乾かしたい!そう思うのはみんな同じかと思います。
部屋干し洗濯物を早く良く乾かす良い方法はないかしら?
そこで、この記事では部屋干しした洗濯物を早く良く乾かす方法や、部屋干しにおすすめの場所やコツをご紹介します。
また、洗濯物を良く乾かすことが出来るおすすめの場所やコツも併せてご紹介します。
エアコンや除湿機を上手に活用すると、驚くほど良く乾かすことが出来るのですよ。
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目次
部屋干しで効果的に乾かす方法
乾かす条件
まず、どうしたら、部屋干しでも洗濯物を良く乾かすことが出来るのでしょう?
部屋干しの洗濯物が良く乾く「条件」を挙げてみました。
部屋干しで洗濯物が良く乾かせる条件は3つ。
- 湿度が低い
- 温度が高い
- 風通しが良い
この3つがそろった部屋に部屋干しすると、洗濯物を早く良く乾かせるようです。
「でも、都合よく条件がそろった部屋なんてないわよー!」
確かにそうかもしれませんが、この条件に近い状態や、3つの条件のうちの2つくらいの条件を揃えるのでしたら、できるかもしれませんよ?
部屋干しにおすすめな場所
ところで皆さんは、普段、洗濯物を部屋干ししている場所はどこですか?
「やっぱりリビングかなぁ?」
「寝室か子供部屋に・・・」
「普段火を使ったりして温度が高いから台所で干しているわ」
等々、皆さん様々なところで部屋干ししているようですね。
そんな中でも一番部屋干ししている場所は「リビング」という方が多いようです。
「リビングにエアコンがついているから、一番早く乾きそう」
「リビングが一番広い部屋だから・・・」
等、様々な理由からのようです。
けれど、洗濯物をリビングに干すと、「邪魔」じゃありませんか?
リビングは家族みんなが集まる場所、そこに部屋干し用の物干しを立てて洗濯物を干していると、何となく邪魔ですよね。
「でも、他に干す場所がないし、しょうがないじゃない!」
確かにそうかもしれませんが、実はリビングよりも部屋干しに適した場所があるのです。
それはずばり「お風呂場」や「洗面所」です。
「どうして? お風呂場も洗面所も、普段水を使っている場所だから湿度高そうなのに?」
そう思いますよね?
実は、お風呂場には換気扇が必ずついていたり、窓があったりと、湿気をとりやすい構造になっている場所なのです。
- お風呂場の換気扇をつける
- お風呂場に洗濯物を干す
- 窓も開ける
- あれば扇風機を洗濯物に当たるように置く
このようにすると、お風呂場の湿度もさがり扇風機によって風が当たるので、洗濯物が乾く3つの条件の2つまでを満たすことが出来るのです。
お風呂場の窓でしたら雨の日に開けておいてもそれほど雨が吹き込むという事もありませんし、不自然ではありません。
また、お風呂場に干してしまえばリビングで部屋干しするほど洗濯物が邪魔にはなりませんし、部屋干し独特の臭いニオイも扇風機や換気扇がついているので外に逃げやすくなりますし、部屋干しにうってつけの場所です。
1度、試してみてはいかがでしょうか?^^
部屋干しで洗濯物を良く乾かす方法
どうせ部屋干しするのならば早く乾かして片づけてしまいたい、そう思いませんか?
だって、リビングにせよお風呂場にせよ、ずーっと洗濯物を部屋干ししておいたら邪魔ですからね。
それに生乾きの洗濯物を放置し続けると、あの洗濯物独特の嫌なにおいの原因にもなるのです。
そこで、早く洗濯物を乾かす為の干し方のコツをご紹介します。
洗濯物同士の間隔をあける
これは部屋干し、そうでないにかかわらず言える事なのですが、洗濯物同士の間を最低でも10センチ程空けると、風通しがよくなって早く乾かすことが出来ます。
例えば、
- ハンガーに干すときは大き目な、あるいは太めなハンガーを使う
- ジーンズやズボン、スカート類は裏返したり、立体的に洗濯物の間に空気が通りやすいように干す(ピンチハンガーを使うのがおすすめ)
- フード付きのパーカーやトレーナーはさかさまに干して、フードが背中につかないように干す
- ポケットは裏返す
- 厚手のものと薄手のものは交互に干す
- タオル類は、半分に追って干さず、片方を洗濯ばさみで留める干し方をする
同じ部屋干しでも、ちょっとだけ干し方を工夫するだけで早く乾かすことが出来ますよ。
いかがでしょうか、普段の干し方をちょっと変えるだけなので、簡単にできる方法ですよね?
脱水は2回
洗濯物が多く水を含んでいると、部屋干ししていても乾かすのに時間がかかってしまいます。
1回脱水が終わったら、もう一度脱水して、徹底的に洗濯物の中の水分をなくしてから干してみましょう。
この方法は、脱水を何度行っても大丈夫な洗濯物には効果的な方法ですので、例えばタオルや子供の服、体操着、靴下や飾りのない肌着などには効果的な方法です。
ただし、お洒落着や繊細な服、飾りの多い肌着等は何度も脱水機にかけると傷んでしまう事もありますので、そういった服は要注意です。
アイロンをかける
脱水が終わった洗濯物に一旦アイロンをかけて水分を蒸発させてから干すと、かけない状態よりも早く乾かすことが出来る方法です
実はアイロンは、洗濯物の水分を蒸発させる以外にも、部屋干し洗濯物独特のあの嫌な臭いを消す働きもありますので、臭いが気になりそうな洗濯物は是非アイロンをかけてみましょう。
また、洗濯物の中にはアイロンをかけられないような材質のものもありますので、アイロンをかける前にしっかり服のタグをチェックしておきましょう。
カーテンレールには干さない
実はこれ、意外とやってしまっている方が多いのではないでしょうか?
便利だったり、洗濯物をひっかけやすかったりするのでカーテンレールに洗濯物を干す方も多いと思いますが、これはやめた方が良いです。
カーテンに触れている洗濯物は乾きが悪くなり、乾かすのに時間がかかってしまいます。
それだけではありません、カーテンは私たちが思っている以上に埃で汚れていますので、この方法を使うとカーテンの汚れが洗濯物に付着してしまう事も・・・
ちゃんと、部屋干し用の物干しを使うのがおすすめですよ。
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エアコン・除湿機・扇風機を部屋干しに使う方法
部屋干しした洗濯物を早く乾かすためにエアコン、除湿機、扇風機を使うのも効果的な方法です。
そこで、これらを使って効果的に洗濯物を乾かす方法をご紹介します。
エアコン
洗濯物は、エアコンが付いているリビングで部屋干ししている、という方も多いと思います。
部屋干しした洗濯物をエアコンを使って干すとき、エアコンはどんな設定にしていますか?
エアコンを使って洗濯物を乾かすのにおすすめな設定は、ずばり「除湿」です。
洗濯物が乾くとき、洗濯物の水分は空気に混ざり、そのせいで部屋の湿度は上がります。
その空気に混ざった水分を「除湿機能」でどんどん取り除いてゆけば、部屋干しの洗濯物を早く乾かすことが出来ます。
「ドライとか、暖房とか冷房じゃダメなの?」と疑問に思う方もいるかも知れませんが、ダメではありません!
ただし、「ドライ機能」と「除湿機能」、両方を持っているエアコンの場合、この2つの機能が若干異なる場合があって、
【ドライ】
部屋の湿度を人が快適に過ごせる範囲の低い湿度にする(部屋の湿度の様子を感知している)
【除湿】
部屋の湿度をどんどん下げてゆく(部屋の湿度の様子を関知していない)
という差があるそうです。(機種によって異なりますので、気になる方はエアコンの取扱説明書を確認してみてください)
部屋干し洗濯物を早く乾かす目的ならば、お部屋の湿気をどんどん取り除いてくれる「除湿」の方が効果的のようです。
また「冷房」や「暖房」をつけるのも効果的ですが、その場合は「冷房」や「暖房」の空気が洗濯物に当たるようにすると良く乾くようになります。
部屋干しした洗濯物を早く乾かすには、「部屋の温度」も大切ですが、それ以上に「風通し」がよく「湿度」を下げてあげる方がかなり効果的です。
「それじゃ、”冷房”と”暖房”、洗濯物を早く乾かすにはどっちが良いの?」
風通し良く、湿度を下げてあげれば、”冷房”でも”暖房”でもどちらでも洗濯物は乾きます。
例えば真冬なら暖房を、真夏なら冷房で問題ありません。
ただし、冷房よりも暖房の方が若干電気代が高いので、もしもどちらかを選べる状態であるのなら、おすすめは”冷房”ですね。
除湿機
最近は、部屋干しした洗濯物を乾かす機能がついていたりと、かなり高性能な除湿機が増えているようですね。
部屋干しした洗濯物を、除湿機を使って早く乾かすコツもあります。
部屋のドアは閉めておく
せっかく除湿機で空気を乾燥させても、部屋の外から湿度の高い空気が入ってきてしまっては台無しに・・・
除湿機を使うなら、部屋のドアは閉めて使いましょう。
除湿機の風は洗濯物の下の方にあてる
洗濯物の水分は、干しておくと洗濯物の下へと向かってゆきます。
除湿機を洗濯物の下に向けておくと、洗濯物の下の方にたまった水分を除湿してくれますので、効率よく洗濯物を乾かすことが出来ます。
エアコンと一緒に使うとより効果的
エアコンの除湿機能と除湿機を一緒に使うとさらに効果的に洗濯物を乾かすことが出来ますよ。
扇風機
洗濯物を部屋干ししているとき、扇風機を上手に使うと早く乾かすことが出来ます。
「エアコンも除湿機もうちにはないけど、扇風機ならあるわ!」というご家庭もあるかもしれませんね。
ですが、エアコンや除湿機と比べて本当に早く乾かすことが出来るのでしょうか?
実は、扇風機も使い方次第で除湿機と同じくらい効果的に使うことができます。
そこで、部屋干しをするときに扇風機を上手に使う方法についてもご紹介していきますね。
強さは「弱」でも大丈夫
「強」にすると、部屋干しした洗濯物が落ちてしまう事も。
洗濯物に風が当たるようにすれば「弱」でも大丈夫です。
風は洗濯物の下の方に当てる
除湿機の所でも説明しましたが、洗濯物の水分は洗濯物の下の方に集まりますの、洗濯物の下の方に風を当てると効率よく乾かすことが出来ます。
首振り機能は使いましょう。
洗濯物にまんべんなく風を当てるためにも、首振り機能は使いましょう。
なお、エアコンや除湿機で乾かすとき、扇風機も一緒に使うと、さらに効果が上がって早く乾かすことが出来ますよ。
まとめ
部屋干しした洗濯物、なかなか乾かなかったり邪魔だったりと厄介ですよね。
でも、干す場所や干し方、エアコンや除湿機などを上手に使えば、早く乾かすことが出来ますよ。
それらを活用して、上手に乾かせると良いですね。
また、部屋干しにあまり時間をかけすぎてしまうと、洗濯物の嫌なにおいの原因ともなりますので、早めに乾かすのがおすすめですよ。
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