冬になるとこたつに入ってみかんを食べるのは日本人のお約束。
みかんを好きな方、多いと思います。
そんなみかんの皮剥き、決して大変な作業ではありませんが、単調すぎて、あまり楽しい作業ではありませんよね?
「もっと簡単な剥き方ないかなぁ?」
と、思ったことはありませんか?
今日は、みかんの皮の簡単な剥き方や面白い剥き方、きれいに剥く裏技をまとめてみました。
また、みかんの皮を剥く便利な道具もチェック!
是非、みかんを片手にご覧になってみてください。
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目次
みかんの皮の簡単な剥き方
ところで皆さんは「みかんの皮を剥いて」と、突然みかんを渡されたらどうやってみかんの皮を剥きますか?
ここでは簡単なみかんの皮の剥き方をご紹介します。
おそらく皆さん、一度はやったことがある剥き方だと思いますよ。
普通の剥き方
この方法は、私が「普通」だと思っているみかんの皮の簡単な剥き方です。
- みかんのヘタのないほうを上に向ける
- ヘタのない部分に親指を入れて、皮を剥く皮は途中で切らないように剥く
- 剥き終わったみかんの皮は、お花?みたいな形になっています。
こんな感じです。
これが、私は一番簡単なみかんの皮の剥き方だと思っていましたが、実は他にも様々な「簡単なみかんの皮の剥き方」があるようなのです。
べりべりと剥く剥き方
子供はよくこの剥き方をしますね。
ヘタのないところから、指を入れてべりべりと剥く剥き方です。
この方法を使うと、みかんの皮が小さく破けたものが多数出てきて、楽ではあるけどあまり美しくはないですね。
私の周辺では、子供がこういった剥き方をしますが、もしかしたら地方によっては、「この剥き方が標準で簡単な方法」として定着しているかもしれませんね。
簡単に剥く方法「有田剥き」
みかんの名産地和歌山県では、こんなみかんの剥き方が主流です。
この方法は「有田剥き」または「和歌山剥き」と言われています。
この方法は、テレビやネットでも紹介されて話題になった事も。
- ヘタのないほうを上に向ける。
- ヘタのない所に親指を入れて、皮のくっついたみかんの果肉ごと半分に割ります。
- 半分に割ったみかんをさらに皮ごと二つに割ります。
- 割ったら、皮のヘタのほうから実を剥がす。
- この時、みかんの白い筋が皮の方に残るように剥くのがポイントです。
この方法で剥くと、普通の剥き方よりも早くきれいにみかんの皮を剥くことが出来ますよ。
動画も載せますね。
意外と奥が深い?みかんの皮の剥き方
少し前、「みかんの皮を面白く剥く方法」が話題になったことがあり、こんな本まで出版されたことがあります。
文字通り、みかんの剥き方の本ですが、みかんの剥き方が1冊の本になってしまったのが信じられない気分でした。
冬になると必ず食べる「みかん」だからでしょうか?
手軽に試すことが出来ることも手伝って、本に書かれてある剥き方はかなり難しいにもかかわらず、本は良く売れたようで、また、評判の良い一冊です。
最近はこういった面白いみかんの剥き方がネット動画でも配信されています。
フラワーみかんの剥き方
見たとたん「わー!」と声に出してしまったみかんの剥き方です。
普段何気なく剥いているみかんの皮、剥き方ひとつ変えるだけでこんな風になるんだな、と感動しました。
- みかんのヘタ側3分の1程を残して、それ以外の皮を剥きます。
- みかんは「皮の帽子」をかぶったような様子になります。
- 皮がむけている方の房を、1つ1つ丁寧に剥がします。
- 皮の部分と中央を抑えながら、形をきれいに整えます。
簡単ではありませんが、この方法で剥くと、時間はかかりますが見栄えがとてもきれい。
このままお客様にお出ししても平気?(笑)に見えるみかんです。
芋虫みかんの剥き方
こちらの方法は、お子様が好きそうなみかんの剥き方です。
- みかんの側面部分の皮が帯状に残るように、みかんの皮を剥きます。
- みかんの実が皮のベルトをしているような状態になったら、帯状のみかんの皮の一か所を切ります。
- みかんの果肉を、皮から外さないように一つ一つを切り離します。
この方法も遊び心があって、食べやすい剥き方ですね。
動画も載せておきます。
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みかんの白いすじを簡単に取る裏技
さて、みかんの皮を剥く裏技も、調べてみるといろいろあるので驚きました。
その中でも気になったものが「白い筋を簡単に取る裏技」です。
みかんの皮を剥いていると、あのみかんの実についている白い筋が気になりませんか?
気になってしまうとついつい丁寧にむしっていて、食べるのが遅くなってしまう事も・・・
そこで、あの白い筋を簡単に取る裏技をご紹介します。
裏技その1:茹でてから剥く
- みかんを皮ごと、沸騰したお湯に1分つける
- お湯から出して、軽く水洗いをして水分をふき取り、そのまま剥く
この方法でみかんの皮を剥くと、あの白い筋が簡単に取ることが出来ます。
「みかんのあの筋、私嫌いなのよねー」
という方、是非一度お試しになってみてはいかがでしょうか?
動画も載せておきます。
裏技その2:軽く揉む
みかんを軽く揉んでから剥くと、皮を剥いた時、白い筋が実から剥がれやすくなります。
この方法は、意外とやったことがある方も多い裏技かもしれませんね。
私はいつも剥く前に揉んでいます。
裏技その3:「有田剥き」で剥く
上の方でご紹介した「有田剥き」または「和歌山剥き」で剥くと、みかんの白い筋が実につきにくくきれいに剥くことが出来ます。
これは、みかんの実を皮から外すとき、ヘタのある方から外すからです。
みかんの筋は、ヘタのある方からヘタのない方に向かって剥くときれいに取れるからです。
こうしてみてみると、「有田剥き」や「和歌山剥き」は早い上に筋もきれいに取れるすごい剥き方なのですね。
みかんの皮を剥く便利な道具
さて、世間では、「みかんの皮を簡単に剥く」便利な道具もたくさん出回っています。
みかんの皮を剥くこと自体は決して難しい作業ではありませんが、こういった道具を使うと、より簡単にみかんの皮がむけるかもしれませんね。
ムッキーちゃん
この「ムッキーちゃん」は、夏みかんや八朔といった皮が厚いみかんの皮を簡単に剥く便利な道具。
道具の中に入っている刃を皮に当てて切れ目を入れ、その切れ目から皮を剥くと簡単に熱い皮が剥けるという仕組みになっています。
また、刃の他にも、みかんの子房の皮を簡単に剥く道具も入っていてとても便利。
使っている方のレビューの評判もかなり良い道具です。
みかんパックカッター
鳥の形をしている刃がとてもかわいいカッター。
けれどかわいいだけではありません、この刃の部分をみかんの皮にさして、みかんの皮に切れ目を作りそこからみかんを剥いてゆきます。
作りがシンプルで使いやすいのがポイント、そして、シンプルゆえにみかんの皮を剥く以外にもいろいろ使い勝手がありそう。
台所に1本、置いておきたい道具です。
貝印みかんカッター
料理グッズで有名な貝印。
その貝印メーカーで作っているみかんカッターです。
貝印の道具という事で、使いやすく、レビューの中には「ムッキーちゃんよりも使いやすい」と高評価。
また、使わないときは刃を収納できるなど、細かいところにも配慮されている良品です。
まとめ
みかんの皮を簡単に剥く方法をご紹介しましたが、いかがでしたか?
「有田剥き」は早く向けるうえに白い筋もきれいに取れやすい優れものな剥き方。次のみかんの季節は、ぜひ挑戦してみたい剥き方ですね。
また、みかんの剥き方ひとつとっても、楽しい剥き方や面白い剥き方があるのにも驚きました。
普通にみかんの皮を剥くのに飽きたら、こんな楽しい剥き方に挑戦してみるのも面白いですよね。
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