夏と言えば花火大会。
夜空に咲く色とりどりの花火は私たちの心を癒してくれますよね。
さて、今年も隅田川花火大会、東京湾大華火祭と並ぶ東京三大花火大会の1つである神宮外苑花火大会が8月20日に行われます。
今年はなんと日曜日に行われるため、例年にも増す混雑が予想され、有料会場チケットも完売しつつあります。
でも、諦めないでください。
打ち上げ会場近くには、有料会場以外にも花火が見える穴場スポットが数多くあるんですよ。
今回は、神宮外苑花火大会の見える穴場スポット、花火の見えるホテルやレストランをご紹介します。
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目次
神宮外苑花火大会の歴史
今年で37年目
神宮外苑花火大会は、1980年(昭和55年)8月1日に明治神宮鎮座60周年記念のイベントとして開催されました。
第1回神宮外苑花火大会では、3000発の花火が球場のバックスクリーン横から打ち上げられ、東京の空を彩りました。
また、この花火大会で行われた、全長110メートルの壮大な仕掛け花火であるナイアガラの滝は、集まった観客を虜にしました。
東日本大震災・熊本地震復興支援
2011年東日本大震災が起こった年は、日本各地で花火大会が自粛された年でした。
しかしながら、神宮外苑花火大会は「日本を元気にする花火」というスローガンを掲げて、開催を決定。
この年の花火大会は、被災地を応援するという主催者の意向で、福島第一原発事故で東京に避難している福島県の子供たち40人を招待したり、東北各県のグルメ屋台を出店したりしました。
また、有料会場の入場料収益の一部を義援金として寄付。
義援金の寄付は現在も続けられており、昨年は熊本地震が起こったことから、東北だけでなく熊本地震の被災地にも義援金を寄付しています。
神宮外苑花火大会の見どころ
神宮外苑花火大会の1番の見どころは、音楽と花火のコラボレーションではないでしょうか。
盛り上がる曲に合わせてテンポよく打ちあがる花火を見ていると、時間が経つのを忘れてしまいます。
また、花火の前後に行われる豪華アーティストによる野外ライブにも目が離せません。
そんな神宮外苑花火大会のプログラムは以下のようになっています。
【大会プログラム】
17:00〜
■神宮球場と軟式球場の両会場で、アーティストによるライブが開演
19:30〜
■神宮外苑花火大会スタート
20:30〜
■最後にスターマインが打ち上がりフィナーレ
※フィナーレ後、両会場でアフターライブが開演
花火の見どころと言えば、やはりフィナーレでしょう。
次々と上がるスターマインで、東京の空は彩られ、まるで昼間のように明るく夜空を照らします。
そして、フィナーレの後、興奮冷めやらぬうちに行われるアフターライブでは、事前告知なしのスペシャルゲストが出演することも。
最後まで目が離せない花火大会となっています。
神宮外苑花火大会の日程
それでは、今年の神宮外苑花火大会の日程を確認してみましょう。
2017年8月20日(日)
【打ち上げ時間】
19:30~20:30
※雨天決行。荒天時には、8月21日(月)に順延
打ち上げ数は、12000発となっており、昨年は約100万人の観客が訪れたという人気の花火大会となっています。
神宮外苑花火大会の有料会場情報
神宮外苑花火大会では、4つの有料会場を設けています。
それぞれの会場では、屋台が設けられたり、野外ライブが行われたりしており、神宮苑花火大会をより盛り上げます。
これらの会場では、座ってゆっくり花火を堪能することができますよ。
自由席のみの会場もありますので、早めに行って良い席を確保することをお勧めします。
神宮球場(メイン会場)
【開場時間】
16:00開場
【席種・料金】
アリーナSS席 7,500円
アリーナS席 6,500円
アリーナA席 5,500円
スタンドS席 6,500円
スタンドA席 5,500円
スタンドB席 4,500円
【最寄り駅】
JR総武線「信濃町駅」及び、東京メトロ「外苑前駅」
神宮外苑花火大会のメイン会場である神宮球場では、花火の打ち上げ前に豪華アーティストによるライブパフォーマンスが楽しめます。
今年はなんと!デビュー25周年の大黒真季が出演します!
熱い夏をさらに盛り上げてくれること間違いなしですね。
また、神宮外苑花火大会が行われた後にもアフターライブが行われる予定なので、花火が終わっても楽しめますよ。
※残念ながら8月9日時点で、チケット販売は終了となっております。
秩父宮ラグビー場
【開場時間】
16:00開場
【席種・料金】
スタンド席 3,000円
【最寄り駅】
東京メトロ「青山1丁目駅」、「外苑前駅」
最寄り駅から最も近い場所にある会場である秩父宮ラグビー場では、神宮球場で行われるライブ映像を大型モニターで見ながら花火が打ちあがるのを待つことができます。
この会場ではライブが行われないので、チケットがお手頃かつ観覧席数が2万席も用意されているので、のんびり花火鑑賞をしたい方におすすめです。
神宮軟式球場
【開場時間】
15:00開場
【席種・料金】
自由席 3,000円 ※当日4,000円
【最寄り駅】
JR総武線「信濃町駅」及び、東京メトロ「青山1丁目駅」
全席自由席の神宮軟式球場では、神宮球場と同じように花火大会前に野外ライブが行われます。
今年大ブレイク中の岡崎体育も出演する予定で、ライブ内容が気になるところです。
また、この会場のみ当日券が販売されるのでチケットを買いそびれた方は当日、早めに会場に行けばまだ間に合うかもしれませんよ。
ライブと花火をリーズナブルに満喫したい方は、是非この会場へ。
東京体育館敷地内
【開場時間】
17:00開場
【席種・料金】
指定席 4,500円
【最寄り駅】
JR総武線「千駄ヶ谷駅」及び、都営地下鉄大江戸線「国立競技場駅」
野外ライブはないのですが、全席指定でゆっくりと花火を観覧することができます。
落ち着いて花火を見たい方や子ども連れの家族におすすめの会場です。
※残念ながら8月9日時点で、チケット販売は終了となっております。
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神宮外苑花火大会が見えるホテル
花火を見て、感動した後に待っているのが花火客の帰宅ラッシュ。
駅やバス停が混雑するのはもちろんのこと、駅までの道のりも花火客でごった返しています。
さらに今年は日曜日に開催されるので、例年よりもさらに混雑することが予想されます。
人混みの中、汗をかきながら帰るのは大変ですし、子ども連れの家族は子どもとはぐれないようにするのに必死になるのではないでしょうか?
そこで、思い切って神宮外苑花火大会周辺のホテルに泊まるのはいかがでしょう?
人混みを気にすることなく、涼しいホテルの部屋で見る神宮外苑花火大会は、贅沢な時間を味わうことができること間違いなし。
ここでは、神宮外苑花火大会が見えるホテルをご紹介します。
ホテルニューオータニ
メイン会場である神宮球場から赤坂御苑を挟んですぐ傍の場所にあるホテルニューオータニでは、神宮外苑花火大会がばっちり見えます。
毎年、花火大会に合わせた宿泊プランも組まれており、予約が殺到するとのこと。
私もお金を貯めていつかホテルニューオータニで花火を見てみたいものです。
【関連ホームページ】
ホテルニューオータニ公式サイト
都市センターホテル
打ち上げ会場の神宮球場から離れているものの、東京の夜景と花火を一度に満喫することができる「都市センターホテル」。
花火大会を部屋で楽しめる「神宮外苑花火プラン」は毎年大人気です。
このホテルのメリットはなんといっても宿泊の安さ。
昨年は、最安値5000円台という部屋もあったようです。
この金額ならば、節約主婦の私も手が出せそう。
毎年予約がすぐに埋まってしまうので、ご注意を!
【関連ホームページ】
都市センターホテル公式サイト
神宮外苑花火大会が見えるレストラン
今年は大切な人と神宮外苑花火大会が見えるレストランでゆっくり食事をしながら、花火を鑑賞してはいかがでしょうか?
ここでは、神宮外苑花火大会が見えるレストランをご紹介します。
森のビアガーデン
夏季限定でオープしている森のビアガーデンは、メイン会場である神宮球場の近くにありなおかつ屋外にあるレストランなので、食事をしながら花火と音楽の両方を楽しむことができます。
神宮外苑花火大会当日は、4時間半食べ・飲み放題の特別プランが用意されており、以下のような料金設定になっています。
【神宮外苑花火大会特別プラン】
《花火が見える席》
10,000円
《花火が見えにくい席》
8,000円
《中学生から19歳》
5,000円
《小学生》
3,500円
《幼児》
2,500円
冷たいビールを飲みながら見る花火は、最高でしょうね。
なお、神宮外苑花火大会の日の予約はキャンセル待ち続出とのことなので、早めに予約することをおすすめします。
【関連ホームページ】
森のビアガーデン公式サイト
小粋~KOIKI~
新宿NSビル29階にある「小粋~KOIKI~」は、和風ダイニングのレストラン。
このレストランの特徴は、世界各地から集められた味噌、チーズ、ワインを楽しめること。
特にワインは常時60種類揃えているので、ワイン好きな人にはたまらないお店ではないでしょうか。
地上120メートルの29階にあるので、涼しいレストランで食事をしながら、神宮外苑花火大会を観賞できますよ。
予約する際は夜景が見える席を指定するとベストです。
【関連ページ】
「小粋~KOIKI~」
ビアテラス鶺鴒
結婚式場で有名な明治記念館内にあるレストラン「ビアテラス鶺鴒(せきれい)」は、毎年夏季限定でビアテラスを開催。
このビアテラスは周りに高い建物がないため、神宮外苑花火大会をばっちりみることができます。
おしゃれな雰囲気のレストランなので、静かにゆっくりと花火を見たい紳士・淑女の方におすすめの場所です。
【関連ホームページ】
明治記念館公式サイト
シビックスカイレストラン椿山荘
文京シビックセンター25階にあるシビックスカイレストラン椿山荘は知る人ぞ知る穴場スポット。
東京ドームからも近いことから、ドームを含めた夜景とセットで花火を眺めることができます。
昨年は神宮外苑花火大会に合わせて特別プランが提供されました。
【関連ホームページ】
シビックスカイレストラン椿山荘
神宮外苑花火大会が見える穴場スポット
有料会場はチケットが売り切れてしまい、ホテルやレストランに行く余裕はない・・・そんな人もいるのではないでしょうか?
でもご安心ください。
神宮外苑花火大会周辺には花火が見える穴場スポットがいくつかあります。
早めに行けばいい場所を確保することができますよ!
明治公園
神宮外苑花火大会のメイン会場である神宮球場のすぐそばにある明治公園は、大迫力の花火を間近でみられる穴場スポットとして毎年大人気。
花火が良く見えるとはいえ、場所によっては満足に見られないところもあるので、場所取りが大事です。
おすすめの穴場スポットは、国立競技場近くで、周辺にある高い建物を避けて花火を見ることができますよ。
大人気の場所なので、早めの場所取りをおすすめします。
日本青年会館ホテル周辺
先ほど紹介した明治公園のすぐ隣にある日本青年会館ホテル。
神宮球場からも近く、こちらも迫力のある花火を鑑賞できるとのことで、人気の穴場スポットです。
但しこの場所は、周りにビルが多いため場所によっては花火が満足に見られないことも。
花火が見える場所をしっかりと確認することをおすすめします。
伊藤忠商事本社ビル周辺
有料会場の一つである秩父ラグビー場のすぐ隣の場所にある伊藤忠商事本社ビル周辺は、知る人ぞ知る穴場スポット。
近くにコンビニや飲食店があるので、軽食を入手しやすいのも嬉しいですよね。
但し、座って見られるような場所がないので、花火が打ちあがっている時間は混雑します。
小さい子ども連れのご家族は子どもとはぐれないよう注意してくださいね。
まとめ
神宮外苑花火大会の見える穴場スポット、花火の見えるホテルやレストランをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
毎年100万人以上が訪れるという神宮外苑花火大会。
100万人となると私が住んでいる市町村の人口より多くなるので驚きです。
それだけこの花火大会が多くの人に愛されていることが分かります。
残念ながら今年の夏は関東まで足を運ぶことはできませんが、いつか神宮球場でライブを楽しみながら花火を見てみたいものです。
どうか開催日の8月20日がいい天気でありますように!
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